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武漢肺炎がコロナウイルスと発表された会見のポイント

2020-01-09 22:31:18 | 新型コロナウイルス/COVID-19/SARS-CoV-2/武漢肺炎

武漢肺炎がコロナウイルスであると同定、発表会見@新華社配信のポイント。

  • 会見は中国工程院院士  徐建国 氏
  • 陽性感染者15例からウイルス分離された。サンプル(検体)は肺胞洗浄液、咽頭スワブ、血液サンプルから抽出。 
  • 電子顕微鏡所見から、コロナウイルスであることがはっきりした。遺伝子分析、核酸分析(PCR)実施
  • 専門家は、この病原体が新種のコロナウイルスであると確信している。
  • 今回同定のプロセスは、病原体が感染者から見つかったこと、その臨床サンプルから核酸見つかったこと、病原体が分離されること、分離された病原体が、同様の疾患を生じさせること、抗体4倍以上(と記者の質問に答える)

  • 次なる段階は、病因をつきとめ、疫学を明らかにし、臨床的特特徴を調査することになる。

  •  

    コロナウイルスとは、電顕で王様の冠のように見えることから名づけられた(太陽のコロナから名づけられた)。呼吸器症状および消化器症状がある。ヒト以外にも豚・牛・猫・戌・ラクダ・テン・コウモリ・鼠・ハリネズミ・鳥類に感染する。

  •  

    ヒトに感染するコロナウイルスは6種類あり、うち4種類はカゼ症状のみ。重症化するのはSARSとMERS

    これまでハッキリしたことはコロナウイルスの仲間というだけです。

【管理人の疑問】
これから解明がまたれる/時間が証明するのが待たれる のは。

1.ヒトーヒト感染があるやなしや。いまホットスポットになってるのは魚市場(と報じられているけれど、豊洲や築地と異なり、動物類いろいろ売ってる)で、人口密度はそれほど高くない。1月25日からの春節、それに先立つ「春運」とよばれる大輸送作戦、超級帰省ラッシュの押し合いへし合いの中で何が起こるのか。春節が終わり潜伏期を経た2月にはどんな状況になっているのか。

2.死亡例がこれから発生するのか。新興感染症のお決まりのパターン、免疫能の低下した高リスク群、高齢者・慢性肺疾患・糖尿病など基礎疾患のある例がごく少数亡くなって、街は大パニックというシナリオが今回もまた起こるのか。(多分起こりそう?)

3.重症化率はいかほどか。いま4例に1例という計算の発表数字だけれど、不顕性感染も、不顕性じゃないけど軽い咳だけのケースもあろうから、分母が大きくなったろころで本当のところはいかほどの数字?

4.またまた今回も(SARS、MERS、エボラと同じく)最初はコウモリか?

5.今回発表の59例にのっていない例はあるのか? エボラ騒動では、症状のある感染者を家族が家にかくまう/教会の牧師が教会にかくまう/対策チームを飛び道具でもって威嚇する・本当に襲ってしまう/隔離した感染者を家族が奪回に来る⇒隔離施設に放火までしてしまう といった事が起こりましたが、そうした当局に把握されない感染例/死亡例はあるのか?

6.治療薬は、いろいろトライされるだろうけれど、どうなるか。ファビピラビルだZmappだリバビリンだといろいろ試験投与はされるのだろうが。。。

ここらへんを当面は見つめてゆきましょう。

http://news.cctv.com/2020/01/09/ARTIMxiGSClHAjC4B1Gy2VcP200109.shtml?spm=C94212.P4YnMod9m2uD.ENPMkWvfnaiV.102

武汉不明原因的病毒性肺炎疫情病原学鉴定取得初步进展

来源:新华网  |  2020年01月09日 10:04
原标题:专家称系新型冠状病毒 武汉不明原因的病毒性肺炎疫情病原学鉴定取得初步进展

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