ペラミビル 日米の話題。
日本では、11月に厚労省に承認申請予定と塩野義の社長直々に発表。
「季節性の約1100人を対象とした臨床試験の結果では、15分の点滴1回でタミフル5日分と同等の効果を示した。糖尿病患者など重症化リスクの高い患者でも、反復投与をすることで回復期間が短縮されたというデータもあるという。 (原文ママ)」とのこと。
ソースは9月30日付朝日新聞↓
http://www.asahi.com/special/09015/OSK200909290116.html
国産インフル薬、11月申請 塩野義、来秋発売目指す
米国では、臨床試験が国内数箇所でおこなわれますが、Idaho Falls はそのうちのひとつ。
関係者は「有意強力かつ、半減期が長い。(半減期が長いとは)従来薬より長時間、体の中、血液中にとどまるということである(We think it's significantly more potent and has a significant longer half life meaning it stays in the body, blood stream longer than those currently being given)」
と、日米ともども自信満々でその日を待っています。
ソースは9月29日KIDK.com↓
http://www.kidk.com/news/local/62738047.html
New hope for severe flu patients
日米報道、同じ薬を報道しているわけですが、見出しのつけ方は米側の方が良いですね。ペラミビルは点滴1回投与ですから、カプセル服用が苦手な人や吸入のやり方が理解できない人でも確実に投与することが出来ます。管理人の非常勤先の受け持ち患者さんにも全員投与可能です(20人受け持ち中、リレンザを確実に吸える人半分、タミフル飲みこみ困難と思われる人1人)。 また、意識状態の低下した人にも最も投与しやすい薬です。 重症患者にも新たな希望(New hope for severe flu patients)!