新型インフルエンザ・ウォッチング日記~渡航医学のブログ~

照会・お便りetcはこちらへどうぞ
opinion@zav.att.ne.jp(関西福祉大学 勝田吉彰研究室)

ビルマの三重苦

2010-03-02 12:12:00 | インフルエンザ:海外の動き/海外発生

「新種のインフルエンザがビルマで急速拡大」なる見出しをみると、なぜかチクングンヤの話から始まる・・・という一瞬?な記事でしたが、読み進めると、「ビルマでチクングンヤも拡大、H1N1も拡大、H5N1も発生・・・」と三重苦報道なのでした。

  • ビルマでチクングンヤが流行拡大している。デング熱に似ているが異なる。蚊によって媒介され、初発症状はインフルエンザに類似。関節痛が特徴。早期治療を。予防には手洗いと蚊にさされないこと(←元ネタはflu、fluと、チクングンヤもインフルの一種みたいな妙な書き方。記者が混同している?)。
  • 主都ヤンゴンでは、ここのところH1N1も盛り返し、60名確認。
  • ヤンゴン周辺でH5N1発生、鶏2500羽殺処分されている。

ソースは3月24日付democratic voice↓
http://english.dvb.no/news.php?id=3349
New flu strain spreading fast in Burma

 

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ワクチン国内メーカー育成を... | トップ | 3月02日(火)のつぶやき »
最新の画像もっと見る

インフルエンザ:海外の動き/海外発生」カテゴリの最新記事