UNEPとWHOの共同発表。ちょっと古い記事ですが、あらためてアップされています。
内容はまったく古くありません。
環境破壊が、鳥インフルエンザ蔓延リスクを高めると。
- これまで、鳥インフルエンザ対策で2億羽以上が殺処分されてきた。鳥の死骸から感染した192名の半分は亡くなった。
- 野鳥の居場所が失われることにより、野鳥が家禽と接触する機会が増えてきた。環境破壊で湿地帯が失われれば、野鳥はそれに適応し、渡り鳥は他に居場所を求めることになるが、その先は養鶏がおこなわれている農場に向かう。
- たとえ鳥が籠に入れられていても、排泄物を通じて感染は広まる。
- 殺処分や検疫措置は短期的な効果しかなく、それよりも、渡り鳥ルート下の農場を廃止し、湿地帯を回復してゆくことが必要である。
ここでも「環境」がキーワードになります。
ソースは06年5月1日付VOA↓
http://www1.voanews.com/english/news/science-technology/a-13-2006-05-01-voa8.html?
Environmental Stresses Increase Risk of Avian Flu Outbreak