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新型インフルエンザ・ウォッチング日記~渡航医学のブログ~

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opinion@zav.att.ne.jp(関西福祉大学 勝田吉彰研究室)

検疫所医師募集中!

2010-11-26 21:24:57 | 渡航医学関連

検疫所医師の募集が出ています。
ある筋からの話。

今、「関西空港」のポストに空き(増強による)があるようです。
「羽田空港」も可能性あるらしいです。

確実なことは、↓問い合わせ先に照会してください。
http://www.mhlw.go.jp/general/saiyo/keneki.iryo.html

研修制度・・・FETPってのは魅力的ですね。
バイト禁止はつらいですが。

以下、コピペ
************************************************
 ・ 採用内容

       職  名    : 検疫医療専門職(医師)

       採用予定数 : 若干名

       採用予定日 : 随時



      ・ 業務内容

       全国主要空港・海港の検疫所における検疫感染症に対する検疫業務、健康相談業務及び
       予防接種業務



      ・ 勤務条件

       勤務地   : 全国主要空港・海港の検疫所(基本的に全国転勤有り)

       勤務条件  : 1週間あたり38時間45分、原則として土・日曜日及び祝日等は休み
                 空港検疫所においては、交代制(シフト)勤務の場合あり

       給 与    : 「一般職の職員の給与に関する法律」に基づき医療職俸給表(一)を
                 適用し、経験等を考慮の上、決定
                 その他、同法の規定による諸手当(初任給調整手当、通勤手当等)の支給

       宿 舎    : 希望により公務員宿舎を貸与

       研修制度  : 種々の検討会(主として厚生労働省主催の感染症に関するもの)の参加、
                 国立感染症研究所等での長期研修(FETP)等

       その他   : 有報酬の兼業及びアルバイト等は、国家公務員法の規定により基本的に禁止



      ・ 応募資格

       (1)日本国の医師免許を取得している者

       (2)卒後臨床研修修了程度の臨床能力を有する者、これに加え、検疫所業務及び感染症に
           理解のある者

       (3)心身共に健康であること



      ・ 選考方法等

       (1)一次審査 : レポート審査、書類審査

       (2)二次審査 : 人物試験(面接)

                  面接日時 : 随時

         面接会場 : 最寄りの検疫所(検疫所地図)又は厚生労働省(厚生労働省地図)






      ・ 応募方法

       最寄りの検疫所又は厚生労働省本省の問い合わせ先(各検疫所はHPを参照)にご連絡ください。
        (厚生労働省本省は、電子メールによる提出可)




         ① 履歴書(写真貼付)   1通

         ② 医師免許証(写)   1通

         ③ 1,000字程度のレポート(課題内容は採用担当者からお伝えします)




     《厚生労働省本省の問い合わせ先》

       〒100-8916 東京都千代田区霞が関1-2-2 中央合同庁舎第五号館

       厚生労働省 医薬食品局食品安全部企画情報課 検疫所業務管理室 人事係




       電話番号  03-3595-2333


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じわじわ迫りくるマラリア(スペイン)

2010-10-11 11:12:20 | 渡航医学関連
今回はインフルエンザではないのですが、驚愕の(というより”来るものが来た”という方が適切か)ニュース。

スペインに土着マラリア!です。

*スペインHuescaにて9月にマラリア診断1例。
*発熱・倦怠感にて通常の治療に反応しないため検体がMadrid Institute of Health, Carlos IIIに送られ、診断確定。卵形マラリア。媒介はAnopheles Atroparvusで地中海沿岸国に豊富。
*本例では海外渡航歴なし。
*当局は、疫学的に興味あるが、脅威というより逸話である("An anecdote rather than a threat," )として、パニック予防に懸命。
*スペインでマラリアが見つかったのは1961年以来。

マラリア。管理人にとって、非常に思い入れ強い疾患です。外務省で初任地、スーダンでは同僚や家族まで感染して対応に追われたこと数知れず。セネガルでも真夏に長袖で夜の空港に行ってた思い出(注:マラリア媒介ハマダラ蚊の吸血時間は夜)。スーダンの精神科病院入院患者の第一位はマラリア脳症後遺症だったり。

本例がドッキリニュースなのは、土着(autochtone)マラリアという点です。たとえば、アフリカ渡航歴があり帰国して数週間以内に発熱した輸入マラリアなら、ずっと昔から渡航医学の大テーマでしたし、熱帯便の多い英仏の空港近くで(飛行機にまぎれこんできた)ハマダラ蚊が被害及ぼすエアポートマラリアなどというものも有名です。
 これらのいずれでもなく、スペインの(空港脇でもない)ど真ん中で、渡航歴のない人に発症するという事態、昨今の異常な温暖化の中では想定されなくもない事態です。

 ずっと以前の日本ではマラリアが珍しくなく(注:マラリアが最後まで残っていたのは滋賀県・・・とマラリア研修で聞いたおぼえがあるのですが、下記HPによれば西表島で無病地宣言は1974年までかかったともあります http://www.forth.go.jp/keneki/nagoya/keneki/travelmed/id/id-d-malaria-japan.htm
、つい先だっての猛暑など考えると、”自分たちのこと”ととらえ備えねばと思わせられる報道でした。

ソースは10月8日付el mundo↓
http://www.elmundo.es/elmundosalud/2010/10/08/biociencia/1286529108.html
Aragón registra un caso de malaria autóctono

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