インプラントでのあれこれ・・・

インプラントに対してちょっと詳しく・・・

インプラント埋入手術の直後、周囲の自分の歯

2018年08月05日 | 日記
インプラント埋入手術の直後、周囲の自分の歯が浮いたように感じられることがあります。


考えられるのは、人工歯根を埋め込んだり、周辺が腫れたりして周りの歯も、神経を刺激されて反応したのでインプラントがなじんでくれば、違和感もなくなることがほとんどなので、気にしないでください。


しかし、他の原因から生じることもあるので、違和感がおさまらないときは歯科医の判断を仰ぐことに努めましょう。


どんなインプラントも虫歯を気にしなくて良いのですが、インプラントの周りが炎症を起こすことがあります。


長期間快適にインプラントを使うためには日頃のケアが重要で、維持していくためには、歯科医の指導に従った毎日のケアと、定期検診やクリーニングは手を抜くことができません。


ケアが完璧であっても、歯茎の腫れや出血、口臭などの症状があればインプラント周囲炎を起こしているかもしれません。


さらに深いところまで感染する可能性もあるため一日でも早く歯科医の診療を受けましょう。


人工歯根(インプラント体)を骨の中に埋め込むのがインプラント治療ですが、それによって金属アレルギーを起こすことはまずありません。


骨に埋入する部分はほとんどチタン製で、その上もセラミックや金などアレルギーを起こすことは極めてまれな素材から作られています。


インプラント治療はほぼ全て保険外治療であり、ほぼ全額自費とみるべきです。


もし金属アレルギーの不安があれば遅くとも手術の前までに、歯科医に確認しておくと一番良いでしょう。


現在、インプラントの人工歯根はチタンが多くなっています。


骨と一体化して安定した歯根となりやすくアレルギーの発症例も少なくなっています。


インプラント治療開始前にはCTや、レントゲン、口腔内検査といった頭部全体の十分な検査を行い、結果を検討した上で治療を始めるのが普通ですから納得した上で治療を始められます。


一通りの治療が終わったあとは、メンテナンスを継続することによって安全で、快適な使用が続くことを期待できます。


インプラント治療を始める前には、これまでの歯科や口腔外科での病歴を見直し、インプラント埋入にあごの骨が耐えられるかどうか知る必要があります。


とりわけ、歯周病や顎関節症がある場合、治療を始める前に既往症を完全に治しておく問題が生じます。


美容整形や外傷などで、あごの骨を削った経験がある方もインプラント治療のリスクが増大します。


今は、このような病歴があるからといって絶対治療できないとは言えません。


まずは歯科医に全て話しておきましょう。