インプラントでのあれこれ・・・

インプラントに対してちょっと詳しく・・・

人工歯根を骨に埋め込むといっても、インプ

2017年01月28日 | 日記
人工歯根を骨に埋め込むといっても、インプラントは金属アレルギーが問題になることはほとんどありません。


外科手術で入れられるボルトと同じ素材で、チタン、セラミック、金などアレルギーを起こすことは極めてまれな素材でできているからです。


健康保険が適用されるインプラント治療はごくまれで、ほぼ全額自費とみるべきです。


ですから、不安を取り除くためにも、金属アレルギーを持つ患者さんは治療に取りかかる前に、歯科医に相談しておくのが不安なく進めていけるでしょう。


歯科で手術の経験がない方は、インプラント埋入手術にあたってどれだけ痛いだろうと心配になると思います。


インプラント埋入手術では、術中、耐えられないほどの痛みを感じることはまずありません。


切り開くあごを中心に、麻酔を十分効かせて本格的に手術を始めるためです。


麻酔が切れた後で、腫れてきたりだんだん痛くなってくることもありますが、化膿止めとともに、痛み止めも処方されていますので耐えがたいような激しい痛みが続くことはまずないでしょう。


治療を断念する方もいるくらい、インプラント治療は治療費を確保してから始めなければなりません。


健康保険が使えることもまれにありますが、厳しい条件を満たさなければならず、自費診療として始めるしかないのが高額の負担を強いる原因です。


インプラントの材質などを選び、極力安くしても十数万円、困難な治療が含まれると数倍の費用がかかるケースもあることを承知しておく必要があります。


他の生活習慣と比べても、喫煙がインプラント治療に及ぼす影響は見過ごしてはならないレベルです。


インプラント治療の完了までには数ヶ月みるべきですが、人工歯根を埋入した後の、周辺組織の速やかな回復が治療成功の絶対条件となります。


周辺組織を回復させるために、ニコチンも一酸化炭素も悪影響を及ぼすことはいうまでもありません。


快適に使えるインプラントを手に入れたいなら、最低でも手術から治療終了までの間、つらくても禁煙するのが正解です。


歯を抜いたところにも人工歯を装着できて便利なインプラント。


ですが、便利な反面、他の治療法と同様、注意すべき点があります。


それは、誰にでも適用できる治療法ではないということです。


インプラント治療をご検討の方は知っておいて下さい。


インプラント手術では、まず顎の骨に穴を開けて人工歯根を埋め込む必要があります。


なんらかの持病、例えば糖尿病や腎臓病、心臓病、高血圧などをお持ちの場合に加え、歯周病などで既に顎の骨が浸食されている方なども、顎の骨を増やす治療が先に必要だったり、そもそもインプラントが不可能だったりすることがあります。


この場合はインプラントを諦め、代替手段を探すことになります。