インプラントでのあれこれ・・・

インプラントに対してちょっと詳しく・・・

歯科治療の中でも、インプラント治療が難しい

2019年02月06日 | 日記
歯科治療の中でも、インプラント治療が難しいとされるのは、失敗したとき、やり直しはほとんどあり得ないという点です。


他の入れ歯やブリッジ、クラウンといった義歯と違う点として、人工歯根は完全にあごの骨と結合しなければならないのでインプラントと骨の間に自前の組織が形成されず、インプラントがしっかり固定されないというアクシデントがあれば同じ穴に再びインプラントを埋入することができず、再手術して、骨を大きく削り直すことになります。


インプラントの埋入も、骨を削るので周辺の神経を損傷する危険性もあります。


人工歯根をあごの骨に埋め込む手術をして、骨になじませるのがインプラント治療です。


術後の患者さんは、ほとんどが違和感を生じるのが当たり前の反応です。


数日で腫れも引き、違和感も薄れてくるので腫れているところや縫ったところを舌などで刺激しないよう歯みがきも気をつけてください。


十日以上経ったときに違和感が変わらない、あるいはさらにおかしく感じる場合や、痛み、腫れ、出血、発熱など他の症状も続く場合、早急に適切な対応をしなくてはなりません。


大至急歯科医にかかってください。


他の生活習慣と比べても、喫煙がインプラント治療に及ぼす影響はかなり大きいというべきでしょう。


インプラント治療は数ヶ月かけるつもりで始めなければなりませんが、人工歯根を埋入した後の、周辺組織の速やかな回復が治療の成否を分けます。


組織の形成には、タバコのニコチン、一酸化炭素などが例外なく阻害する働きをします。


インプラント治療の成功を願うなら、少なく見積もっても、手術から治療完了まではつらくても禁煙するのが正解です。


現状では、インプラント治療ができる歯科医院でも、全ての人に治療しているわけではなくレントゲンやCT検査の結果、その先へ進めないこともあります。


ただ、「骨の厚みが足りない」や「あごの骨のサイズが足りず、インプラントを入れられない」であればまだあきらめなくて良いかもしれません。


最新設備を駆使して、腕のある歯科医が治療すれば従来はできないといわれていた症例でも治療ができるようになっています。


現在可能な最先端の治療が受けられるかどうか、調べ、 相談してください。


よく耳にするようになったインプラントは、どんな治療かというと、歯のなくなった部分の顎骨に穴を開け、金属製の人工歯根を埋め込み、そして専用のパーツを用いて義歯を固定するという手術です。


その他の手段、例えば入れ歯と比較すると、自分の歯のように自然に食べ物を噛むことができ、見た目も義歯とは分かりません。


この最新の治療法には、歯科医をはじめ、歯科技工士などのスタッフの高レベルの医療技術が必須といえるでしょう。


患者さん一人一人の口腔内の状況に合わせた高度な施術ですが、保険はきかず自由診療なので、治療費は高額になっています。