インプラントでのあれこれ・・・

インプラントに対してちょっと詳しく・・・

歯科治療で手術を受けたことがない

2018年03月15日 | 日記
歯科治療で手術を受けたことがない方には、インプラント埋入手術はかなりの痛さを想像してしまうでしょう。


麻酔技術の進歩で、インプラント埋入手術で強い痛みを感じることはないと思ってください。


局所麻酔とは言え、しっかり効いたのを確認してから本格的に手術を始めるためです。


術後、腫れがでるのに伴って多少の痛みはあるかもしれませんが化膿止めとともに、痛み止めも処方されていますので我慢できないくらいの激しい痛みにはならないことがほとんどです。


人工歯根を骨に埋め込むといっても、インプラントは金属アレルギーを心配する必要はないでしょう。


人工歯根の材料として、チタンやセラミック、金といったアレルギーを起こすことは極めてまれな素材を使って作られているためです。


インプラント治療はほぼ全て保険外治療であり、全額自費と考えてください。


経済面でも余計な負担にならないよう、金属アレルギーの患者さんは手術の前に、歯科医に相談するのが不安なく進めていけるでしょう。


初めてインプラントの説明を聞いた人は、差し歯とどう違うのか疑問に思うかもしれません。


差し歯は文字通り、歯に差し込むものです。


つまり、歯や歯根の一部が残っている場合に、その上に金属の土台を埋め込むものです。


そのため、歯そのものを抜いてしまうと、埋め込む所がないので使えません。


さて、そこでインプラントですが、これはチタンでできた人工の歯根を顎の骨の中に埋め込んで、そこに義歯を被せるという手順で施術が行われます。


自前の歯がなくなってしまい、差し歯が利用できない場合でも、気にせず行えるのが最大の特長であるといえます。


簡単にインプラントとクラウンの違いを述べるなら、歯根部が残っているかどうかの違いです。


虫歯などで大きく歯を削り、差し歯では不十分であっても歯根部を支えとして残すことができれば自分の歯根を支えとして、義歯をかぶせられるので、クラウンという義歯をはめられます。


その一方で、歯を抜いてしまった場合まず考えられるのは入れ歯ですが、その他に失った歯根を補うため、人工歯根を埋入する方法であるインプラントを用いた治療になります。


どうにも入れ歯がしっくりこない、もしくは入れ歯の見た目を気にする方にもインプラント治療がすすめられるでしょう。


人工歯根をあごの骨に埋め込む手術をして、その上に上部の義歯になる部分を装着します。


おおむね保険適用外となり、治療費は高額ですが入れ歯よりも見た目の自然さに優り、噛んだ感じも自分の歯に近くなります。


見た目が気になる、あるいは自分の歯と同じような使用感を求められるなら、何といってもインプラントです。