インプラントでのあれこれ・・・

インプラントに対してちょっと詳しく・・・

少数の歯の欠損に対する治療としては、インプラン

2017年11月20日 | 日記
少数の歯の欠損に対する治療としては、インプラントとブリッジが代表的です。


そもそもインプラント治療とは何かというと、あごの骨に開けた穴に人工歯根(インプラント体)を埋入し、それが落ち着いたところで上に義歯をつけます。


ブリッジ治療では、義歯をつけるために欠損歯の両隣を柱状に削り、ブリッジをかぶせるのです。


治療後、一見した感じでは、インプラントとブリッジを比較して、インプラントの方が高い評価を得るでしょう。


ブリッジ治療では、両隣の歯は橋の支柱のように削ることになるという覚悟もしなければなりません。


インプラントとクラウンがどう違うかというと、歯根が自分のものであるかどうかです。


虫歯などで大きく歯を削り、差し歯では不十分であっても根のケア次第で冠のような形の義歯をつくり、クラウンと呼ばれる義歯をはめ込んでいけます。


これに対し、抜歯した後は、入れ歯以外ですと、あごの骨に穴を開け、人工歯根を埋め込むインプラント治療を選ぶこともできます。


インプラントの手術してからしばらくの間、周囲の歯に違和感が出てくることがあるでしょう。


麻酔をかけて人工歯根を埋め込み、その周辺組織が腫れて熱を持ったため周辺の歯の神経も刺激されたことが原因でインプラントがなじんでくるのと同時に、落ち着いてくることがほとんどなので、気にしないでください。


しかし、原因が他にあることも考えられるので、異変を感じた場合は放っておかずに歯科医にみせることを心がけてください。


忘れてはいけないインプラントのメリットとして仮歯を入れた後、義歯だとわかることはまずないと考えてください。


あごの骨とくっつき、歯茎から生えた人工歯なので、見た目も義歯に見えない自然さでこれは義歯だと自分から言わない限り、これは義歯だと思われることもまずないと思って良いでしょう。


義歯だと思われたくない方にはこの治療が一番ふさわしいでしょう。


人工歯根をあごの骨に埋め込む手術をして、骨になじませるのがインプラント治療です。


術後の患者さんは、ほとんどが違和感を生じるのが当たり前の反応です。


腫れがおさまると違和感は薄れるため違和感を感じてもくれぐれも触らないよう我慢あるのみです。


ただし、術後十日以上経ってもしっくりこないと感じる場合や、痛み、腫れ、出血、発熱など他の症状も続く場合、早急に適切な対応をしなくてはなりません。


急患でも診療を受けることが必要です。