数週間前、とっちらかったブックマークを整理してたとき、
この山形浩生のBlogに目が留まりました。
す、すばらしい!!
ご縁があってこれを読んでくれた人は、ここから下読まなくていいので、
ぜひ上のBlogを見てくださいな。
『成長率』っていう、単なる指標にしか見えないこの数字を、
しかも今の御時世からしてみると、なんとなーくネガティブなこの数字を
こんな風に血の通った、実体のあるものとして示してくれる人、
他にいません。
それとも、経済学部出身だったら、これは当たり前のこと??
でも今、とくに社会全体として成長率ってなんか悪役っぽいよ。
資本主義の終末みたいなことを気分で言う人やたら多いし。
で、自分のGWは決まってしまいました。
「経済をちゃんと、自分の腑に落ちるまで、調べてみよう!」
よって、激・引きこもりです、今年は。
映画ですら一本も観に行かなかった。
観たいのがたいしてなかったっつーこともあるけど。
でも…
GW中に終わらせるつもりだったんですが、結局終わりませんでした。
やっぱり、自分にとって新しい考え方・イメージが多すぎて、一気に吸収できない。
すぐには線で繋がっていかないのです。
「目からウロコ」が多くて楽しいんだけど、あんまり多いとね。
ま、この辺は、自分の頭の回転の悪さだからしょうがない。
<補足>
この山形浩生という人、ワタシの経済に関する捉え方について
軸になってる人です。
CUTの書評連載で初めて知った気がする。
確か「アイアンマウンテン報告」についてだったような気が。
ま、これは書評というより、自分の翻訳書宣伝ですけどね。
ファイナンスで一番大事(だと思う)「割引率」のイメージの根っこは、
ここで理解できました。
#ただ、連載が途中で止まってて、肝心のグラフとかが多々未掲載なので
WACCとかCAPMとかの細かい話はこっちでイメージできましたが。
さらに話は脱線しますが、グロービスシリーズは、これを含めて
実務系はおススメ。
細かい話はすっ飛ばして、「で、要はこういうこと」「大事なのはこれ」
といった感じで話を展開するので、非常に肌に合います。
簡単なことを難しく説明する人がやたら多いんですが、
この人はいつもその逆。しかも、うそ・ごまかし無しです。
訳をくだきすぎとか、環境関連は意見が極端すぎるとか、
多少合わないところはありますが、それは些細なこと。