夜明け前午前5時

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競争の戦略

2006-06-12 02:30:47 | 本:ビジネス

最近、体調崩すことはほとんどなかったのですが、
久しぶりに風邪ひきました。

この時期の風邪は、体が熱かったり逆に悪寒がしたり
もう大変でした。

で、寝続けたおかげで体調は戻ったんだけど、今、とりあえず
全然眠くない、全く。寝すぎた。


眠れないので、久しぶりにBlog更新です。


今回の本は、実はゴールデンウィークから読んではいたんだけど、
大著なので、さっきようやく終わりました。

経営戦略といえばまず挙げられるマイケル・E・ポーターのこの本。
ビジネス系書籍の古典みたいな本です。

目次は、以下のパート分けを筆頭に、ぎっちり分類分けされてます。
この時点で、「敷居高いなー」って印象。
 パートⅠ:競争戦略のための分析技法
 パートⅡ:業界環境のタイプ別競争戦略
 パートⅢ:戦略デシジョンのタイプ


ポーターといえば、「5つの力」モデルでしょう!と気合を入れて
読み始めたんですが、ある意味いきなり肩透かし。
1章の2ページ目でいきなり「5つの力」モデルの図が出てきます。
鮨屋入ってお任せでお願いしたら、いきなり大トロ出されたようなもんです。

ポーターにはもうひとつ「3つの基本戦略」というのもあるんですが、
パートⅠは「5つの力」と「3つの基本戦略」をいろんな角度から
ひたすら分析しまくります。
最近のビジネス書と違って、事例も少ないので、読むのはかなりハード。

正直、1回読んだだけじゃ、全体像は把握できませんでした。
「ものすごく広く、かつそれなりに深く」分析してるので、要素が
多すぎてちょっとついていけない。


パートⅡ、Ⅲはそれなりに「ふむふむ」といった感じで読めました。
Ⅰに比べると具体的な話になるので。


結論としては、これは無理して読まなくてもよかった。
巷にあるMBA系の読み物で、戦略論の章があれば必ず「5つの力」は
概要説明があるので、それで最低限は理解できる。
本著を読まないとエッセンスが分からないってことはない。


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