メモ帳

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帰路へ

2007-05-01 22:00:00 | Weblog
砂浜美術館を後にして、いよいよ岡山までの長丁場の帰路へ。
途中、道の駅で仮眠しながら眠気を飛ばし、17時前に須崎東IC近くの道の駅「かわうその里すさき」で最後のみやげ物購入。高速へ。

29日に給油していたガスが岡山までは持ちそうにない。どこかで給油をと思いつつ探していたが見落としたか?見つけられず高速へ。最初のSAである南国SAで給油。134円の表示に「20リットル」給油。

ETC2枚利用法の鉄則で、南国ICで一旦降り、Uターンして、再度乗る。あとは岡山までまっしぐら。途中ニュースでガソリンスタンドの価格が今日から6円ほど値上がりしたという。6円も上がれば、SAで給油する方が安いことになりそう。さっきの給油は満タンにすべきだったかとも思ってが後の祭り。
豊浜SAで最後の休憩をして早島ICを降りたのが19時過ぎだった。

往復700km弱の行程。ガソリンは70リッターほど。燃費10km/リットル程度だった。
なお、翌日いつものスタンドで満タンにしたが、リッター131円だった。やはり20リットル程度でよかったようだ。

Tシャツアート展

2007-05-01 16:00:00 | Weblog
竜串海岸を後にし、土佐清水に戻り、昨日きた道を中村に戻る。どこかで昼食をと案内書をめくっていた連れ合いが、四万十市のはずれにしゃれたホテルを見つけ、そこに行ってみようということになった。正確には黒潮町入野。国道から海岸に入ったところにあるようだ。入野駅手前、運動公園の先というのを目安に探していると、運動公園の先の信号のところに青い小さな案内板を見つけた。右折して、黒潮鉄道の線路を超えると松の防風林。その先を右折するとホテルが見えてきた。

その道筋、さらにホテルの駐車場も「Tシャツアート展」の駐車場に指定されていた。
Tシャツアート展については今朝のTVのローカルニュースで聞いていたが、それがここだったんだ!とはじめて気づく。ただ、いつからかまではニュースでも聞き落としていた。

ホテルの名前は「ネスト・ウェストガーデン土佐」0880-43-0101.
http://www.nest-wgt.com
コンセプトは海辺のレストランホテル
そのレストランの名前が「海にいます」というイタリアン。


着いたのが1時過ぎだったので、待つことなく窓辺の席が取れた。目の前は広い芝生の広場。その先に太平洋の海原、白い砂浜は入野海岸・入野松原とつながっている。
足摺岬といい、竜野海岸といい、崖や岩のごつごつした海岸だったので、砂浜の海岸はやさしく感じられる。

パスタとピッツァとをセットで頼み、食後のコーヒーで、昨日からコーヒーを飲んでなかったことを思い出し、連れ合いはケーキまで頼んで、堪能する。

食後、車を置いたまま海岸に行ってみる。
海岸側からのホテルはこんな感じ。


Tシャツアート展の「砂浜美術館」はホテルの先からやっていた。
http://sunabi.com/
http://sunabi.com/doc/tshirt.html
入場料?300円の寄付。
海岸に洗濯物をほしているように約1000枚のTシャツが展示されているのは圧巻だった。



竜串海岸

2007-05-01 11:00:00 | Weblog
5月1日(火)
朝起きたときは雨。6時過ぎに大浴場に行ったが、露天風呂には雨がバチャバチャと落ちていて、覗いてみた人も皆あきらめて室内の大浴場へ。
部屋からは太平洋が見えるが、波打ち際には大きな波が寄せている。


朝食は8時にしていたので、食事どころへいくと、ほとんどの客は7時朝食、8時出発らしく、ロビーは出発客で一杯だった。

朝食後、9時出発を目標に片付け準備をする。そのころには雨脚がずいぶん弱くなってきたし、幾分空が明るくなってきた。

スカイラインを通らずに土佐清水へ行くとすれば、東回りか西回りかとホテルの人に尋ねれば、西回りでしょうといわれ、その道に入る。

スカイラインから分かれてしばらくは中央線のある道だったが、中央線が無くなる辺りが「臼碆(うすばえ)」。案内書によれば、「最初に黒潮が岸を洗う所」とあった。駐車場から展望台まで5~6分の上り。このときは傘を1本だけ念のために持って行くという状態までに天気は回復してきている。
足摺岬方面の磯。




右下には臼碆灯台が小さく見えている。


岬の近くは温帯樹林帯? 岡山とは木々の種類が違うし、密集度も高い! 南国を感じる。右下の屋根があるあたりが駐車場。


中央線の無い部分はそれほどなく、思ったよりいい道だった。すくなくとも、スカイラインより景色がすばらしい。大型バスはきついだろうが、普通の乗用車だったら、こっちの道がお勧めだ。

土佐清水で「かつおのたたき」を探す。と、道の駅ならず、「海の駅」を発見。道の駅よりしゃれた新しいナウい建物で期待したが、建物に似合わず、中はしけたものだった。コーヒーも飲まずにトイレだけ借りて退散。


さて、今朝の目的地は竜串海岸、グラスボートに乗るか、海中展望塔を見るかという予定だった。天気は回復して、陽がさし始めている。駐車場に車を停め、お土産売り場を通り過ぎて、展望塔に行こうとすると、土産売り場の出口の所に展望塔の案内の人がいて言うに、「海が荒れており、何も見えません。それでよろしければ、通常900円(割引券で800円)のところ、300円で結構です。」と案内していた。じゃあ、グラスボートは?と尋ねれば、「この波ですから完全に運休です」とのこと。塔の入り口までは無料ですから、近くまで行って決めて下さいと言うので、海岸べりを展望塔へ向かって歩き出す。
案内板によると、この海岸は化石漣痕の宝庫だそうだ。


化石漣痕というのは初めて目にしたが、奥津の甌穴(作られ方、規模は違うが)みたいなものだった。


道路から500~600mほど進んだ岬の突端に海中展望塔があった。我々より先に行ってるグループの動きを見ていると、結局全員中に入っているようだ。
入り口でで別の案内員が「真っ暗で何も見えませんよ。それでよろしければ入場料300円をお願いします。」と、何も見えないことを強調していた。

ただ、「何も見えない」を軽く考えて300円を払っていた。この後、考えの甘さを味わうことになる。
何も見えないは、魚が何も見えないだけで、海中は見えるだろうし、海と空気の境の海面は何か見えるという風に思っていた。

塔の中の階段を下る。海面らしきあたりには窓が無く、境目をみることはできなかった。海底?か、塔の底に着くと周囲に直径1mほどの丸窓が30箇所ほどある。
その窓は本当に真っ暗だった。
何も見えなかった!
大きな波がきたのだろうか?海面が下がったのか、一瞬だけ明るくなって白い泡が見えたが、それっきりだった。天気は回復し、陽もさしているのに、白濁した泡の下は真っ暗だった。