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のとろ温泉 天空の湯

2006-08-06 19:00:00 | 岡山近辺
8月6日(日)61回目の広島の慰霊日。高校野球の開会式。
朝から暑い天気。家に居ると一日中クーラーを点けたくなる。こんな休みの日はどこかへ出かけることになる。で、選んだのが「のとろ温泉 天空の湯」。ネットで調べると旧、富村にあるらしい。ただ、ネットで調べても場所を書いた「行き方」がどこにも無い! みんなそんなに詳しいのか? 住所から Google Maps で地図上の場所は分かったものの、どの道を行けばいいのか?
 高速のICから言えば、距離的には湯原ICが一番近い。
 やっと見つけてあるホームページでは久米ICからの道が、
 家内の知人は津山から奥津湖を越えて行ったという。

家内の車のナビに任せてみようということになった。
出かけるのが遅くなり11時少し前、ナビに電話番号0867-57-2006を登録。
一般道優先だと到着予定時刻が2時。これは遅すぎる。
高速道路優先だと12時50分。推薦だと12時45分。ナビの推薦に決定。
ちなみに高速優先だと、早島ICから、推薦だと岡山ICからだった。
さて、どのICで高速を降りるのだろうと思いつつ高速へ。津山の院庄ICかなと思っていたが、ナビが選んだのは久米ICだった。
山陽道から岡山道へ入り、中国道を経由して米子道へ。普段、久米で降りるくらいだったら、中国道の落合ICで降りることが多い。というのが落合ICから落合JCTを通って米子ICまでは三角形の二辺を遠回りしており、落合ICで降りて残りの一辺の一般道を行ってもそれほど変わらない。
今回はナビの言うがまま(落合JCTに来るまで、降りるICを確認していなかった)に久米ICで高速を降りる。181号?をほんの少し中国勝山に行った交差点で右折し、山の中へ。と、・・・ 「通行止め」の警告が。一つ、二つ。あれえと思いつつ、よく読まずにいると、本当に通行止め。先日の大雨でがけ崩れで通行止めになっていた。国道から近いところでまだ助かった。迂回路を聞くと、もう少し勝山寄りに行った旧久米役場の交差点で右折しろとのこと。国道に戻る。久米役場の交差点は、それこそ落合ICから一般道で久米に出てきたところに近い所。やっぱ、落合ICで降りてくりゃよかったと思っても後の祭り。
久米役場前交差点を右折して北上。山の中へ。あとはナビに従うが、ナビがなくても要所には「のとろ温泉」はこっちという案内板が出ているので迷うことも無い。
道は「こんな山の中に立派な道」がと思うところもあれば、「こんな道は通りたくない」と思うような対向車とは離合もできない細い道が続くところもある。徐々に高度を稼ぎ、最後の急な坂で一気に高度を稼いで、標高700m、岡山の温泉で一番標高の高いところにある温泉というのがここの売り。キャッチコピーは「岡山で一番、空に近い温泉」。太陽熱を利用して加温はしているが、かけ流しの湯だそうだ。
大浴場が二つあり、男女で適当に入れ替わっているようだ。大人一人600円。
予定通り12時45分頃に到着したので、とりあえず隣の「のとろ館」で昼食。ひらめ(アマゴ)の塩焼き定食1000円。
一休みして風呂へ。
男は東側。ここの露天風呂はあづまや風の屋根が付いた円形。南側が谷越えの山山の遠景がすばらしい。でも湯に浸かると。遠景がみえるのは正面だけ。まわりの縁が高くて遠景が見えないのはもったいない!
家内の話によると西側の露天は長方形で湯船のどこからでも遠景が楽しめる望遠露天風呂だったとのこと。もう一度来なきゃいけないようだ。
天空の湯の中にも湯上り用の狭い休憩所があり、飲み物、アイスクリームの自動販売機があるが、ソファーも汚れており(どうかして欲しいですね。汚れたソファーより、椅子・テーブルの方がましですよ!!!)、のとろ館の休憩所へ。
ちなみに一回限り(食事用に)天空の湯から出て、最入場できるらしい。

でも、のとろ館には飲み物の自動販売機はない。ビールを飲みたいけど、飲んでしまうと帰りの運転が困るので、コーラを頼む。休憩室に持っていこうとすると店の人に妙な顔をされた。どうも休憩室は飲食禁止のようだ。休憩室では整体のコーナーがあり、整体士の人が客が来るのを待っているのと、他に夫婦づれが一組休んでいるだけで年寄りがコーラを持ち込んでも目をつぶってくれたらしい。遅れてきた家内が同じコーラを頼んだときに店の人に言われたとのこと。
3時前の一番気温のあがる時間であるが、休憩室は扇風機だけ。それでも暑く感じないのはやはり標高700mということだろう。物理的には下界より4~5度涼しいことになる。蒜山盆地が標高500m。あそこは盆地でもあり暑いというイメージがあるが、この200mの差は大きいですね。

帰り道を店の人に相談する。普通であれば久米に出るのが良いでしょう。奥津への道は近いけど細いという。とりあえずナビに一般道優先でルートを入れる。
奥津への分かれ道で、奥津方面に曲がった軽四があったので、それに着いて行こうと左折する。細いと聞いていたが結構広い道がつづく。あまり追い上げると道を譲られそうなので車間をあけていたのだが、下りで詰まりすぎて、道を譲られてしまった。
途中、一部細い急な下りがあった(そこらも新道?を整備中だった)が、久米よりも道がよかったような気がする。旧富村の中心部を通って、奥津ダムの奥津湖北端(案内書を見ると鏡野町小座)で国道179号へ。津山(院庄)から奥津温泉に行くときにダム超えの新道を行って、旧道に戻る(平地に戻る)所と言えば分かりやすいかな。
道の駅みたいなダム関連の休憩所で一休み。
奥津湖
ここは道の駅ではありませんという張り紙がしていた。

ナビが古いのか津山に出る国道179号は新旧2本あるのに、遠回りの旧道に誘導をし続ける。右に曲がれ、右に曲がれという指示を無視し続けて、院庄IC横を通る。
さらに国道53号への新道もしらないようで道の無いところを走っていた。中央町の物産館で野菜等の買出し。ここで運転を家内と交代してもらい、一眠りして、6時前に自宅に戻る。