櫨(ハゼ)の果実です。
櫨の実からロウソクの蝋(ロウ)ができます。
ウルシ科 ヌルデ属
子供の頃、櫨の木に近づくとまける(かぶれる)よ、と言われてたので、
できるだけ近づかないようにしていた。
でも、カラスやキツツキ等鳥達には高カロリーの餌として好物らしい。
調べたら、果実にはかぶれる危険性はなくて若葉でかぶれるんだそうです。
日本への最初の渡来は安土桃山時代末に博多の貿易商人神屋宗湛、
島井宗室らによって中国から輸入、ろうそくの蝋を採取する目的で栽培さた
のが始まりとか。
江戸時代に西日本の諸藩で木蝋をとる目的で盛んに栽培されたらしい。
確かにあちこちで櫨の木を見かけます。
約250年前、灯明用のろうそくの原料として久留米藩が植樹したという
200本の櫨の木の紅葉が美しい柳坂曽根の櫨並木、今年もきれいかな?
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