「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」は、美人の姿や振舞いを
花に例えて形容した言葉ですが、その「芍薬(しゃくやく)」の花です。
芍薬はすらりと伸びた茎の先に華麗な花を咲かせことから
立って見るのが美しく、牡丹は枝分かれした横向きの枝に花をつける
ことから座って見るのが美しく、百合は風を受けて揺れる様が美しい
ことから歩きながら見るのが美しいという説。
また、芍薬はまるで美しい女性が立ってる姿のようであり、牡丹は
美しい女性が座ってるようで、百合は美しい女性が歩く姿のようだ
という説。私はずっと後者の方だと思っていました。
まるでサテンのような花びらが重なって美しい。
ふと、フラメンコのドレスを思い浮かべました。
芍薬の花は俳句の季語では「夏」でしたが、すでに盛りです。
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