ちくしの日記

懲りない女のドタバタ日記。他、いろいろ感じたことをたらたらと。

燗酒がうまい!/日本酒探究会

2010-11-26 10:56:49 | 美味しいもの

 

なかなかアップする時間がもてなくて、すでに1週間前のことですが

薬院の「むろや」というお店であった日本酒探究会をざっと紹介します。

今回のテーマは私の好きな「燗酒」でした。

対象銘柄は

三千盛(岐阜県・三千盛) 特別本醸造

春陽 墨廼江(宮城県・墨廼江酒造)  特別純米酒

菊姫・鶴乃里(石川県・菊姫合資会社)  純米酒(山廃?)

竹林・ふかまり(岡山県・農産酒造)  純米酒   の四銘柄でした。

燗酒は温度の差で微妙に味が変化します。

そういう意味では利き酒は非常に微妙。

「燗」の表現とその温度帯です。

●とびきり燗 55℃以上 ●熱 燗 50℃近辺  ●上 燗 45℃近辺

●ぬる燗 40℃近辺  ●人肌燗 35℃近辺  ●日向燗 30℃近辺

この日の燗酒、温度計を出してくれたので計ってみながら試飲をしてみました。

どの酒も大体33度~35度辺りが酒のうま味が出ておいしかったように思います。

三千盛は最初ぬる燗(42度だったかな?)で出てきましたら、味が複雑で

インパクトがなくてどうもピンと来なかったんですが、これが温度が少し下がると

意外にもダラダラと飲める気安さが出てきたんですね。不思議でした。

菊姫・鶴の里の山廃仕込に期待しましたが、思ったより風味に山廃らしいクセが

なくさらっとした感じ。クセを出さない技術がすごいのかはよくわからないけど、

私はあの山廃らしいクセが好きなんですよね。

それも燗酒の場合が特にいい。

ただ菊姫のHPを見ると鶴乃里は純米酒、それだとその謎は解けますね。

「むろや」さん間違ってた?

貝の酢物、ホタルイカ、ぶり大根など、どの酒がどの肴とよくマッチするのか。

日本酒は肴の相性はとても大事。

相性がぴったり合って、脳がとろけるような幸福感を得たらそれこそまさに至福の時。

最後に出たのは温泉豆腐でした。

お酒を飲んだ後にはとてもいい。するりとお腹に入っていきました。

試飲を重ねるうちに、結局、どれがどうのこうのというのはどうでも良くなって

それぞれにおいしくいただきました。

はい、利き酒師は名ばかり、ただの酒好き女でございます。

それでも私の今日の1番は「竹林」でしたね。

日本酒らしいうま味と口の中で感じるかすかなとろみ感、それなのに

飲みあとはスッキリ。

ホタルイカとぶり大根が合ってたような。(ちょっと記憶がはっきりしない)

寒くなってますます燗酒がおいしい季節になりました。

皆さんも鍋などつつきながら燗酒を楽しんでみてはいかがですか?

 


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