「栴檀(せんだん)の木は双葉より芳し」と言う諺があります。
一昨日に行った志賀島では、その栴檀の木がやたら目に付きました。
それも大木が多かった。
この枝を張った大きな木も栴檀です。
なぜ志賀島にこんなに栴檀の木があるんでしょう?
ということで、栴檀の事を調べてみましたら、暖かい沿岸地に野生
するとの事。
まさしく志賀島とはそういう土地です。
しかし、古くから植栽も盛んだったというのでご先祖様達が植えた
のかもしれませんが・・・・目的はわからないけど。
ところで、諺の「栴檀は双葉より芳し」ですが、実はその「栴檀」は
この木ではなく、白檀(びゃくだん)のことらしいです。
白檀の野生は日本にはないらしい。
栴檀は、秋になって葉っぱが落ちてしまっても枝に黄色い実が
鈴なりでとても目を引きます。
栴檀の実は俳句では秋の季語です。