ハレ時々ベイスターズ

横浜DeNAベイスターズの平良拳太郎投手の復活を願いながらベイスターズを応援しています。

ドラフト会議とクリーニング手術とフェニックス

2021-10-11 23:40:15 | ベイスターズ
今日は野球ファンが一年で一番夢をみる日かもしれない。
ドラフト会議。未来のスターが指名されているかもしれないし、その使命傾向から球団の目指している方向性が何となく伺い知れるのも楽しい。
なによりも結果は数年後にしか分からないから楽しく夢だけをみられる大変お得な日なのだ。
それなのに指名でネガる人もいるから、それは勿体ないなと思う。
よくよくアマチュア野球に詳しいのだろうけれど無条件に楽しめる今を逃すのは勿体ないなと思う。
私個人はアマチュア野球を高校野球を含めてほとんど見ない人だからドラフト1位指名選手でさえもよく分かっていない。
だからベイスターズに入団された選手がベイスターズにとって最高の選手だったと思うようにしている。
勿論去年の牧選手のような即戦力での当たりがでたら嬉しいけれど、基本的にはもう少し長いスパンで見たい。

さてベイスターズのドラフト戦略はこれまで基本1本釣りが多かった。
最近で競合したのは広島に入った小園選手。
その前が柳投手。
両方ともくじを外した。
くじ運は中々悪い。
だからか分からないけれど、ベイスターズは競合選手への突撃は少ないと思う。
それがドラフト評論家はすこぶる悪いらしく、特に小関なにがしさんとやらは例年ベイスターズの指名は酷評をしているらしい。
詳しい人によれば「競合選手への突撃」と「上位高卒」を取っておけば評価が高いようだが正直ばかばかしいなと思う。
何度かその論評を読んだけれどもうベイスターズが嫌いという私怨で書いているとしか思えず、ちょっと読む分には面白かったがだんだんと腹が立ってきた。
なのでああいうのが紙面を飾りお金を貰っているかと思うと気持ち悪いのでスポーツ紙も野球雑誌もほとんど買わない。

彼らの評価よりも多くのファンが喜んでいたならそれでいい。
中にはひねくれたファンもいるけれど大抵のファンは指名された選手に対してウェルカムだ。
他のチームに指名された選手を残念がることはあっても指名された選手には気持ちよく入団して欲しいと願っているだろう。

今年のベイスターズの一巡目指名選手は高校生No1投手とも評される市立和歌山高校の小園選手であった。
そして阪神と指名が被りくじとなった。
1/2の確率。
くじを引くのは三浦番長だ。
ドキドキと見守る。

「ベイスターズだ!」
と思わず手を叩いて喜ぶ。
先にも書いた通り私はアマチュア野球を観ないから彼のことも知らない。
だから喜んだのはくじに当たったというその事実。
いや、凄い嬉しい。
いつだってクジか、ダメだ、、、となっていたから久しぶりの勝利に小躍りする。
競合するということは良い投手に違いないしもう楽しみだ。
SNS上も喜びに沸いていた。
小園選手の顔が浮かないと心配する声もあったが、歴代どれくらいの選手がベイスターズに1位指名されて喜んでいたのか。
みんな気持ちは切り替える。個人的には職場と趣味の好きは切り分けた方が幸せだと思う。
自分の好きなチームのファンに叩かれるの辛いでしょ。
どんな名選手だって不調な時もあるし、それを叩いてしまうのがファン。
好きなチームに行けなくて良い部分もあると思っている。
勿論去年の松本選手みたいにベイスターズファンですと言われればそれはファンとしては嬉しいけれど。

続いて2位指名。徳山投手。
ベイスターズはセリーグ最下位でドラフトを迎えたから2巡目は12球団で最初に指名できる。
つまり1位指名相当を選べるのだ。
ベイスターズが選んだのは早稲田の徳山投手。
SNS上の反応が鈍い。そうなんですか?
一位指名が高卒右腕だし即戦力投手として大卒を選ぶのは割と理解できる。
フォークボールをもっているようだし将来のクローザーもありえるのでは?と個人的には勝手に想像している。
まずは先発なのかしら。

3位粟飯原選手。
読めませんでした。「あいばら」選手。お名前も龍之介だし漢字6文字でインパクトがある。
高校生内野手。身体能力の高いショートみたいですね。
2つ上の森選手の次のショートということか。
スピードもパワーもあるけど粗削りなタイプらしい。
小深田選手が今年ファームで良い感じだったし来年のファームも楽しみだなと思った。

4位三浦銀二投手
三浦投手!!!
知らないですけど名前だけで反応。来年は三浦監督D.MIURAになるのかしらとふざけたことを考えていた。
情報を集めると総合力の高い大学生右腕。
先発も中継ぎもどちらもいけそう。
何となくだけれど中継ぎでいくのでは?と思っているが、それは来年のお楽しみだ。

5位深沢投手
高校生右腕。サイドハンドで制球力と高い投球術が売りの投手とのこと。
何となく誰かを想像しませんか?そう平良投手。
SNS上でも平良投手の名前が挙がっており、深沢投手本人も平良投手の名前を挙げている。
早速投球動画みたけれど、うん確かに似ている。
来年は平良投手もDockでリハビリしつつ投球練習を始めるだろうから良い環境かもしれない。
今回のドラフトで一番楽しみになった選手です。

6位梶原選手。
大学生外野手。ロマン型外野手。神奈川大学だから地元の大学だ。
神奈川のギータというのだから期待大。
6位指名になっていることからも粗削りでまだまだだろうけれど、下位指名は欠点があっても魅力があればとるという方針でいいと思う。
左打ちだけど細川選手と似ている気もする。
どちらでも一軍戦力になってくれたら嬉しい。勿論二人ともなってくれた更に嬉しい。
そして願わくば梶原選手は代打で結果が出せるタイプであってほしいと思う。

本指名はここまで。
育成1位村川選手
四国アイランドリーグ徳島インディゴソックスの23歳の外野手。
とにかく俊足で盗塁も上手らしい。
俊足左打ち外野手を増やしてどうするの?と思ったが、盗塁の成功率も高いらしい。
ベイスターズの選手は盗塁は上手じゃないからもし彼がNPBの投手からも盗めるようならば大きい。

育成2位東出選手
高校生捕手。捕手は必要だなと思ったが育成で指名するとはという気持ちはある。
打てる捕手に覚醒してほしい。強肩らしいのでそこも魅力的。

育成3位大橋選手
BCリーグ茨城の20歳外野手。
やっぱり俊足らしい。とにかく足の使える選手が欲しいようだ。20歳ならばまだ若いので長い目で育成してほしい。

以上9人が今回ベイスターズが指名した選手。
全員が入団してくれることを願っている。

今回おもったことは一年後に優勝を狙うというよりは将来への投資に比重を置いたドラフトじゃないかということ。
そして投手は速球ノーコン派ではなくてバランス良いタイプをとったということ。
ノーコン派の投手を育成できる気がしませんものね。良い判断かなと思いました。
そして野手は中位から下位指名になるからか、身体能力高いタイプをとったように思える。
あとは育成外野の二人が両方とも俊足が売りなのでこれは球団の危機感を表しているとは思う。
ただそこに多くの投資をできないから覚醒の可能性にかけたのだろう。
今の控え選手たちの尻を叩く意図もあったと思う。
というか俊足守備型の左打ちの外野手を育成で二人ってそれで何の危機意識も抱かなかったらヤバイので既存戦力には本当に頑張って欲しい。
二人とも打撃に課題が残るようだがファームでそこそこやれるようになれば他の選手たちもちょっとは危機意識が芽生えるかもしれない。
ちなみにドラフトの解説動画みたいのを見ていたら「ベイスターズは足が速い選手がいませんから」みたいな説明をしていたけれど、それは違うと思う。
足は速くてもそれを使えない選手が多いだけ。
足は速い選手います。

それにしても指名した外野手すべて左なのは面白いなと思いました。

さてドラフト会議にわくファンにひっそりとクリーニング手術のお知らせが届く。
一体何度目ですか?
今回は伊藤光選手と蝦名選手。
もう来年に向けてちょっとでも不安があれば手術しちゃえ!ということでしょうか。
リハビリが滞りなく終わり万全の状態で来シーズンが迎えられること願っています。

最後にフェニックスリーグ。
本日から大会がスタートしました。
観戦行きたかったけれど残念ながら無観客試合。
本日の対戦相手は楽天。ベイスターズの先発は松本投手。
ファームで炎上した試合があってそこそこ傷ついているだろうと心配していたけれど、良い結果になってほっとしている。
6.2回 95球。被安打3、奪三振5、与四死球1、失点2(自責1)とまずまずの内容。
選手生活で一度も燃えない選手なんていないのだ。特にファームでの炎上を1年目から気にする必要は全くない。
のびのび順調に育って欲しい。
この試合の一番のハイライトは9番ライト勝又選手だろう。
噂はされていたが野手転向は本当だったらしい。
結果4打数2安打2打点。空振りなし。選球眼よさそう。
ヒットの動画は見たけれど、当てるのうまそうだなと思ったのとその打ち方の割には良く飛んだなということ。
まだぎこちなさを感じたがそりゃブランクあるから仕方ない。
フェニックスは結果よりも感覚を取り戻すことが優先かなと思いました。
投手としては戦力外だったかもしれませんが野手として何とか再度支配下を勝ち取って欲しいです。

平良投手が戻るまで投手のグッズは買わないと決めていましたが、野手転向ならば勝又選手のグッズを引き続き購入できそうです。

頑張れベイスターズ!今日も明日も明後日もこれからもずっと応援している。
[平良拳太郎投手復帰の道:127日目]