ハレ時々ベイスターズ

横浜DeNAベイスターズの平良拳太郎投手の復活を願いながらベイスターズを応援しています。

球場散歩:ナゴヤ球場

2017-09-01 09:34:42 | 球場案内
かつて中日ドランゴンズが本拠地として使っていた球場は、今、2軍の本拠地として使われています。
隣接している建物は選手の寮でしょうか。
名古屋駅から至近の、けれど長閑な住宅地は、かつてここで1軍戦が行われ、多くの観客を呼び寄せ熱狂の渦に巻き込んだ地とは思えません。

さて、ナゴヤドームでのベイスターズ戦の前にウェスタンリーグの阪神vs中日戦を観戦しに、ナゴヤ球場へ足を運びました。
ナゴヤ球場は、名鉄線山王駅または、JR尾頭橋駅が最寄り駅とのこと。
私はJR尾頭橋駅を選択しました。

しかし、「尾頭橋」といういうのは、面白い名前です。
徹頭徹尾。でも頭と尾の順は逆。
読み方は「おとうばし」。
最初、「おかしら?」と読めませんでした。


駅で駅名を確認して、一つ知識が増えました。

改札は一つです。こじんまりとした駅舎も名古屋駅からすぐとは思えない、のんびりとした雰囲気が漂っています。




路線は東海道線です。間違って中央線に乗らないよう気を付けましょう(私は金山駅で間違えそうになりました。。。)



改札を出て右へ向かいます。親切な標識もあるので、まず間違えることはないでしょう。


そのまま道なりに進むと、公園が見えます。ここにも標識があるので素直に従って歩きます。



踏切が見えるので渡りましょう。


かつての栄華が朽ちかけた壁の絵でみてとれます。
なんともうら寂しい姿ですが、多くの人がこの絵を観て、球場への期待に胸を膨らませたかと思うと感慨深いです。



そのまま歩くと、ドラゴンズのロゴのついた建物が見えてきます。



そして入口が。平日の昼間の試合にもかかわらず、多くのファンが開場を待ちわびていました。


ナゴヤ球場では入口でうちわと日傘の貸し出しがされていました。
日傘をさしての観戦が許可されています。
勿論、後ろの席の人への配慮は忘れずにね、という放送はされます。

私も二日目は借りました。ピンクと黄緑色の傘があるのですが、どちらもかわいい色合いです。


バックスクリーンは2軍ぽいです。

球速表示はありましたが、球数はなかった。

客席は普通レベル。横須賀スタジアム等と変わらない感じです。
ただ、ネットが結構じゃま。最後段に座っても、目につきました。
観客席からの眺めはこんな感じ。



売店もあります。この暑さでソフトドリンクがぶ飲みです。
売店以外にも売り子さんが観客席で飲み物やアイスを売っています。

さて、試合ですが、まず鳴り物を使っての応援は禁止っぽいです。
少なくとも、私が観戦した試合ではなかったです。
そのため、非常に静かで、ボールがグローブをたたく音や、投手の気合を入れた「よいしょー」などの声が良く聞こえてきます。

これは泉練習場と一緒です。
新鮮で、私は好きです。2軍戦は選手の声が間近で聞こえるのも醍醐味の一つ。

実はナゴヤ球場にくるのは少し怖いなぁ、と思っていました。
というのもYoutubeなどにあがっている動画をみると結構ヤジが飛んでいたからです。
古き良き(?)時代の野球観戦という印象を持っていました。
しかし、実際はそんなことはなく、熱心なファンが大声を張り上げて応援しているのと、
もう数十年もナゴヤ球場に通っているのではないか、という年季の入ったおじさま達が小さな声で批評をしている、
という、まぁ、イースタンでも良く見られる光景でした。
ただ、おそらくはヤジが酷い時は酷いのでしょう。
試合開始前のアナウンスで、
2軍戦は選手たちが成長をする大切な場であるから、プレーや判定に対する批判をおやめください、

と流れていました。
こういう放送を聞いたのは初めてです。
おそらく選手が傷つく事を言う輩もいるに違いありません。

これは2軍にかかわらず、1軍でも選手が傷つくような事を言うのは良くないなぁ、と思います。
勿論ファームの方が若い子が多いので特に気を使うべきとは思いますけれど。

次にナゴヤ球場へ行くことがあるかわかりませんが、また行けたらいいなぁ、と思っています。

球場散歩:泉練習場

2017-07-16 16:06:47 | 球場案内
「練習場」というのには立派なグラウンドです。
勿論、横須賀スタジアム、平塚球場、ジャインアツ球場などに比べるとスタジアムというのには見劣りするのは否めませんが、、、
選手との距離感も近く観戦するのは楽しいと感じました。また行きたいか、と問われれば、YESです。

行き方:
仙台駅から地下鉄南北線に乗り、泉中央駅下車。そこからバスになります。
泉中央駅は仙台のベッドタウンという感じでしょうか。南北線が途中で地上に出るのですが、そこから見える長閑な風景から予想する簡素な駅とはまるで違っていました。
試合中の水分補給は球場内の自販機で十分ですが、小腹がすいた時用のお食事などはこの駅で買っていくのもアリです。
グラウンド近くにイオンもありますが、坂道を上らなくてはいけない上それなりの距離があります。また、イオン自体の面積が広いので敷地内の移動も結構大変。
また私が訪れた日は平日でしたが、イオンは朝から混んでいてレジ待ち行列でそれなりの時間を食いました。
待つのが嫌いな私としては、泉中央駅での買い出しをオススメします。

バスは2系統あります。以下公式サイトからの引用です。
『4番乗り場「富谷営業所行き」、「南富谷サニータウン行き」で「大沢2丁目」停留所下車、または5番乗り場「大清水行き」、
「ジャスコ富谷店行き」で「明石南4丁目」で下車。』

ちなみに私は5番乗り場が分からずで、2日とも4番乗り場から「大沢2丁目」を選択しました。


運行系統図を見ると、大沢2丁目駅は2駅目。

これなら歩ける?と一瞬考えましたが、停留所区間が長いだけでした。間違っても暑い時期に歩きたくないです。


大沢2丁目駅へ向かうバスの中から右手の高台に練習場が見えてきます。それを少し超えたところにバス停があります。
バスを降りたら、少し戻る感じで歩き、信号がある横断歩道で大通りを渡り、球場へ向かいます。
球場までは信号のない通りを渡りつつ向かいます。車社会だからか、基本車優先で、歩行者を通してくれたのはヤマト運輸の宅急便のドライバーくらいでした。
気を付けて歩きましょう。

練習場への通りを上がっていく際に、フェンス内の敷地にいくつもボールが落ちていました。


野球やっているんだなぁ~とウキウキします。
すると敷地内にベイスターズのバスが見えてきます。



おお!選手もう来ているのね~と、さらにワクワクして見上げると、あ、選手がいる。
「〇〇さ~~~ん」
って呼びかける勇気は一切ないので、興味ないわよという顔で通りすぎました。もちろんチラ見付です。




選手の控室を通りすぎると左に折れる道があって、そこに入口があります。


観戦席は2種類あり、一つはダグアウトシートで、もう一つは内野自由エリアです。内野自由エリアは手前の即席階段のようなところから入ります。
ダグアウトシートはさらに奥に入って正門のようなところが入場口となっています。



開場までの間は坂の上にあるイオンか、道路越えた隣にある公園でのんびり時間をつぶせます。
私は1日目はイオンで、2日目は公園で時間をつぶしました。平日昼間に公園でぼーっとしている中年の女はさぞや怖い景色だったことでしょう(笑)
イオンからは開場前の練習風景ものぞき見できるので、もっと練習を観たい!という方はイオンがオススメです。


ダグアウトシートも自由席なので早いもの順で席が確保できます。
イーグルスのベンチ横に位置しており、選手たちが沢山通りますので、イーグルスファンはベンチ側へ寄って座っていました。
私もベンチ側で観戦。バッターボックスの角度的にできる限りベンチよりが良かったのです。
ただし、ベンチが死角となってライト線は全く見えません。
ライト守備が見たい方はよりホームベース寄りの席か、内野自由エリアを選択するべきかと思いました。

2日ともダグアウトシートを選択したので、内野自由エリアはわかりませんが、このダグアウトシートは本当に座りやすい椅子で素晴らしかったです。
1,500円はファーム戦としてはお値段が高いですけれど、その価値はあると思います。
ちなみにナイターで行ったコボパークのビジター応援エリアが1,000円だったので、ファームの方が高いという不思議な経験をしました。
チケットは2軍も含めて公式サイトで購入できます。

内野自由エリアは座席がなくレジャーシートなどに座るという感じに見えましたが、後ろの人は見にくそうなので早めに行って前方の場所を押さえた方が良いように感じました。
ベイスターズの選手が控室に戻る際に目の前を通っていましたので、ビジター選手を近くで見たい☆という方は内野自由エリアの方が良いかもしれません。

ダグアウトエリアからはこんな感じでバッターボックスがよく見えます。




ピッチャーの投球もよく見えます。


中の通りは普通に選手も歩いていたりするので、飲み物補充で自販機行った際に少しだけビビりました。





帰りは、バスの時間を確認して大沢2丁目からいずみ中央駅に戻るか、イオンそばの明石台四丁目北から戻るかは時間との相談です。




明石台のバス停は、グラウンドから行くと大通りを渡った向いになります。まっすぐ直線なのですが、横断歩道はそれぞれ左右のかなり先。
時間がある時は良いのですが、時間がないと危険な道路横断をしなくてはならなくなるので、十分余裕をもってグラウンドを出ることをお勧めします。

横浜スタジアム 1

2017-06-29 22:05:30 | 球場案内
せっかく色々な球場に行っているのだから、球場について記録に残しておきたいと思います。

最初は横浜スタジアム。通称ハマスタ。
言わずと知れたベイスターズの本拠地。箱庭と言われる狭さは建ぺい率の規制によって制限されている為、長年拡張出来ずにいました。まぁ、広げる必要ないほどの客数しかいない時代も長かったので、本気で拡張など取り組んではいなかったと思います。
ところが、親会社が変わり、少しずつ人気が出始め、最近では平日ナイターでも満員御礼連発という過去では考えられない人気ぶりで、もはやふらっと野球観戦という球場ではなくなりました。そういう事もあり、DeNAが働きかけ、行政を動かし、ハマスタの拡張が決まったようです。

[アクセス]
JR関内駅またはみなとみらい線日本大通り駅が最寄りです。
関内駅南口を出たら、まず迷う事はあり得ない近さです。
横浜から京浜東北/根岸線、大船行きまたは磯子行きに乗り2駅です。
電車は進行方向先頭が便利。
関内駅からハマスタまでは徒歩すぐなので何か調達したくても、通り道には屋台と崎陽軒の出店以外は何もありません。
ただ横浜公園内でイベントやっていたり屋台が出ていたりするので、そこで何か買うもよし、一応繁華街なので少し遠回りすればコンビニも、ファーストフードでも何でもあります。
横断歩道を渡ると、ハマスタがある横浜公園に入りますが、向かって左方向へ行くと、外野席側へ行けます。内野は右方向が近いかな。今年から変なゲートが出来て、内野側エリアはチケット持っている人でなければ通り抜けもできなくなりました。

さて、日本大通り駅からは関内駅からよりも少し歩きますが、横浜観光感は圧倒的にあります。
さらに日本大通り駅全体がベイスターズ仕様満載で、一見の価値はあります。
みなとみらい線特急は日本大通り駅止まりませんのでご注意下さい。通勤特急は止まります。
出口は複数ありますが、改札は一つです。改札出たら右方向へ向かいます。改札階も地下ですが、改札階にコンビニとコーヒーショップがあります。すぐの階段、出口2を登って外に出ます。階段登った先はハマスタと逆側を向いているので、回れ右をします。すると日本大通り(通りの名前)の先にハマスタが見えます。
あとは真っ直ぐ行くのみです。ハマスタと逆側へ行けば、すぐに象の鼻パークと海です。横浜三塔も目と鼻の先。お散歩しても楽しいエリアです。
セブンイレブンで発券されたい方は、出口1を出ます。出口1はエスカレーターがあるので楽です。また、階段登って外へ出ると目の前にジャックがバーンと見えるのはテンション上がります(最初は)。



外へ出るとすぐ交番です。交差点ですが、宝くじ売り場方向へ渡ります。そのまま真っ直ぐ行くとセブンイレブンです。三井住友銀行の支店も近いのでお金を下ろせます。
日本大通り駅からハマスタ向かうと外野が近いです。外野席であれば、日本大通り駅から行くのも、関内駅から行くのも変わりないと思います。

[座席について]
全席指定です。立ち見は座席が売り切れると発売されます。
内野立ち見と外野立ち見がありますが、どちらもバカ高くて意味不明です。内野立ち見に至っては内野指定Cより高いとかふざけた値段設定です。
立ち見の場合は開場と同時に入場して場所確保をしましょう。
前を取れればなかなか観戦に適していますが、でも値段はふざけてると思います。

内野席、外野席含めて座席は狭いです。

外野席はライト側がホームチームです。対戦相手によってはレフト側にベイスターズ応援席ができます。セリーグだとヤクルト、中日です。まぁ、ベイスターズもビジターでやられているので何とも思いません。
バックスクリーン寄りはバックスクリーンは見えません。バックスクリーンを見たい場合は真ん中からポールよりの席を選びます。バックスクリーン側のメリットはデイゲームで早い時間帯に日陰になる事です。またバッターボックスをほぼ正面で見られるので、ストライク、ボールが比較的分かりやすい席になります。ただし、イニング間のスクリーンを使ったイベントは楽しめません。

内野席について。一塁側をベイサイド、三塁側をスターサイドと呼んでいます。
ベイサイド側にベイスターズファンが多くいますが、スターサイドにもベイスターズ応援席が用意されています。これは、広島戦や阪神戦も変わりありません。
内野席の前方、S席の一部、FA席、FB席はフィールドに近く後方まで傾斜があまりありません。傾斜がない分、後方に座ると見にくいです。前目の席を取れれば、ネットがない分選手を間近に見えますし、楽しいと思います。選手を身近に感じたければ、FAの前目の席がいいと思います。
その前にエキサイティングシートがあります。こちらは、もっと近くで見られるシートです。ヘルメットが用意されていて、椅子もクッション性があり、座りやすいです。1塁側は試合開始前に数人の選手がサインしてくれます。その場所確保が凄くて、立ち見よりもみなさん気合入ってる様子(笑)
野球を俯瞰して見たい方は、指定Bや指定Cがオススメです。お値段もお安いですし。
昔は平日のこの種の席は結構空いていて、夏のナイターで浜風をあびながらゆったり飲むビールは最高でした。最近ではこの辺りの席も満席で、優雅な気分が味わえません。ただ傾斜がきついので、高いところから球場全体を見るには良い席だと思います。ピッチャーの投球をガッツリ見たい方はSS席のバックネット裏を選びましょう。お高いですが席もゆったりしていて、落ち着いて観戦できます。ビジターチームを応援している人も入り混じるエリアです。

[食べ物]
生ビールは700円です。アサヒ、キリン、エビス等に混じって、ベイスターズラガー、ベイスターズエールが売ってます。これが結構美味しいので私はハマスタだと基本ベイスターズオリジナルビールを飲んでます。
さて、外野側は非常に狭いエリアなので、売店も少なくバリエーションが豊富とは言えません。
それでも改善されました。崎陽軒の売店では、焼売チャーハンやカレーなども買えますし、ハマスタ名物みかん氷もあります。もう一つの売店でも丼物を扱っていたり、シュウマイ弁当と唐揚げ弁当以外選択肢のなかった時代もあったので随分マシになりました。ただそれでも少ない。ハマスタは内野と外野が繋がっていないので、球場外で購入して持ち込むと良いと思います。ハマスタは瓶、缶は移し替えが必要ですが、ペットボトルも食べ物も持込み可です。
内野側は色々選択肢があります。ベイからという普通の唐揚げと、星寮カレーという普通のカレーが売ってます。至って普通ですが、普通にいただけます。それ以外も崎陽軒は当然として、バーガー系、沖縄料理など色々あります。まぁ、折角なので球場内は軽食にして中華街へ食べに行ってもいいと思います。

[サインエリア]
知りません(笑)内野にフェンスないので、ビジター側のチームであれば、練習時間中に投手がサインしてくれるかもしれません。チームによるでしょう。
ベイスターズの選手が、コボスタ、ナゴド、神宮でサインしてるのは見た事があります。
ちなみに駐車場の入り口を見られる歩道橋があって、試合後ビジターチームのファンが少しだけ固まってます。選手がバスで出て行くところを見送ってます。声をかけると手を振って応える選手もいました。
駐車場出てすぐの信号を左折する事が多いですが、その歩道沿いで手を振ってるファンもいます。
ベイスターズの選手の車も同じ感じです。


いずれ写真もアップできたらと思います。