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この日本語、英語でなんていうの?その奥に深い文化の違いが見えてきませんか。

シナジー効果

2008年02月23日 | 言葉
シナジー効果という言葉があります。
二人以上の人が共同で働いた時、あるいは二つ以上のものが結合した時に、二人分以上の効果が出ることです。

二人以上の人が共同作業する場合、それぞれの持ち味がうまく化学反応を起こして予測以上の効果を生み出すというのは、難しいことではありますが、チームプレイの醍醐味でもあります。
シナジーが生まれれば、一人では到底出来ない結果を得ることができます。
逆に馬が合わない人と組むと、一人でやった方がよほどよかったという散々な結果になることもあります。

シナジー=synergy の語源は、sy+energyです。
sy は、もともとギリシャ語系の接頭語でsyn=共に、一緒に、同時に、から来ています。

synchronize=同時に起こる、同時に働く
symphoney=交響曲
sympathy=同情、共感
などと同じ語源です。

共に働くことで生まれるエネルギー。
そんなエネルギーが生まれる人とコンビを組んで働けるのであれば、幸せなのでしょう。
コメント (1)
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