パワハラ、飲酒運転など職員10人懲戒 熊本市-熊本のニュース│ くまにちコム
熊本市は26日、職員によるパワーハラスメントや飲酒運転などがあったとして4件10人(うち3人は管理監督責任)の懲戒処分を発表した。2011年度の懲戒処分は10件20人となり、処分者数は前年度(6件9人)の2倍超となった。
市人事課によると、部下に長期間パワハラ行為をしたとして農水商工局の男性係長(49)と男性技術参事(47)を停職6カ月とした。2人は11月までの2年半、男性職員を頻繁に説教したり、昼食をおごらせるなどのパワハラ行為を繰り返した。被害男性は精神的苦痛から病気療養中。家族から「職場でいじめられている」という相談で発覚した。
市消防局は、飲酒運転で摘発された男性消防副士長(24)を停職6カ月とした。副士長は15日未明まで同市で飲酒した後、コインパーキングの車内で仮眠。同日午前4時半ごろ、車を運転し帰宅中、検問で酒気帯び運転により摘発された。
市交通局も飲酒運転して自損事故を起こしたとして市電の男性主任運転士(52)を停職6カ月、報告を受けながら警察への届け出を指導しなかった営業所の男性副所長2人=いずれも55歳=を停職7日とした。運転士は12月7日未明、職場の忘年会で飲酒した後、運転代行業者に車を引き渡すために同局駐車場前の県道上を運転し、操作を誤って同局の門扉に衝突した。
また、同市は公用車運転中に起こした自損事故の報告を怠ったとして企画財政局の男性主任主事(46)を減給3カ月(10分の1)に。主事は11月30日、公用車を運転中、左前方を電柱に接触した。
会見で市総務局の堀洋一局次長は「市民の信頼を裏切り申し訳ない。再発防止に努める」と謝罪した。(横山千尋)
来年、政令指定都市になる熊本市。
それがこのていたらくとは、情けない。
特に情けないのが、上記のパワハラ。
「指導の一環」として、部下にメシをおごらせるなんて、前代未聞である。
それで何の教育効果があるのか。
二人の上司に、教育論を聞いてみたい。
なにぶん内容が内容であるだけに、
案の定、全国ニュースに出てしまった。
そして、熊本市には大甘処分に対して、抗議のメールや電話が殺到したという。
そりゃそうだろうな。
これが一般企業なら、確実にクビだ。