小学館が学習雑誌「小学三年生」「四年生」も休刊へ 残るは2誌に (産経新聞) - Yahoo!ニュース
小学館(東京都千代田区)は1日、月刊学習雑誌「小学三年生」と「小学四年生」を来年2月発売の3月号で休刊すると発表した。四年生は大正12年、三年生は同13年に創刊。昭和48年には、三年生が4月号で102万部、四年生も同号で82万部の最大部数を記録したが、今年度に入ってからは、3年生が4-5万部、4年生は3-4万部になっていた。
休刊の理由について、小学館広報室は「『学年別』『男女共通』で『総合的な内容を持つ』雑誌という刊行形態の枠内では、成長と変化が著しい小学生世代のニーズに必ずしも合致しないという現状になってきている」と、児童の趣味や価値観の多様化を挙げている。
同社の学習雑誌では、「小学五年生」「小学六年生」の2誌が平成21年度内で休刊。残る「小学一年生」「小学二年生」については、来年度以降も発行する予定という。
昔、『少年画報』という雑誌があった。
『赤胴鈴之助』『まぼろし探偵』などの人気漫画を擁して、
昭和30年代には100万部を突破したこともあった。
それまで「明々社」と名乗っていた出版社は「少年画報社」と改めるほどだった。
しかし、雑誌の週刊化の波には逆らえず、昭和46年に休刊。
「少年画報社」という社名だけが残ってしまった。
小学館も、「小学○年生」を発行していたから、この名前になったという。
その「小学○年生」が大ピンチである。
以前、「小五」「小六」の休刊をブログで採り上げたことがあったが、
とうとう「小三」「小四」も休刊することとなった。
そうすると、残る「小一」「小二」はどうなる? ということになるが、
当分は発行する予定だという。
しかし、いつまで続けることができるだろう。
時代の流れとはいえ、さびしいなあ。