あまくさ人のひとりごち

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牛深小森海岸の夕陽

KKC48

第1906回 こういう年こそ高らかに響け第九

2011-12-26 19:49:29 | くまもと

310人が高らかに「歓喜の歌」 県民第九の会-ホッとニュース │ くまにちコム

 東日本大震災復興応援・ベートーベン「第九」演奏会が25日夜、熊本市の県立劇場であり、合唱愛好者約310人が「歓喜の歌」を高らかに歌い上げた。県民第九の会(神田一伸実行委員長)、県文化協会主催。
 指揮はフィンランドなど北欧で活躍する新田ユリさん。ソリストは米澤傑[すぐる]鹿児島大教授(テノール)、二期会の山下牧子さん(アルト)、熊本市出身の本松三和さん(ソプラノ)、泗水中教諭の松岡聡さん(バリトン)の4人。県内外の高校生から87歳まででつくる合唱団と熊本交響楽団約80人が出演した。
 シベリウスの「フィンランディア」に続き「交響曲第9番」を披露。クライマックスの第4楽章ではシラーの詩「歓喜に寄す」の一節をドイツ語で歌い、高揚感に包まれた。
 演奏会は1982年、同劇場の落成記念で始まり29回目。県内の愛好者による実行委で参加者を募り、開いている。益金の一部は大震災の被災地に義援金として送られる。(内海正樹)


ワタクシが高校生のころまでは、よく県立劇場に「第九」を聴きに行ってたなあ。
もちろん、親に連れられて。


よく第三楽章で眠くなって、
第四楽章の出だしの「ジャーン!」で目を覚ます、というのがお決まりのパターンだった。


県立劇場の「第九」を聴きに行かなくなって、ハテどれくらいたつのだろう。


日本人にとって、「第九」は年の暮れに聴く曲になっている。
これは、大正時代からの伝統だという。


でも、「歓喜の歌」がこれほど身にしみる年も、あんまりないんじゃないのかな。
震災と原発で打ちひしがれ、身も心もすさみ果てた年の暮れに流れる「第九」。


こういう年こそ、高らかに響いてほしいぞ、第九。 



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