逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

9・11から10年 「何が真実か」根本的疑問

2011年09月11日 | 9・11事件と情報操作

『本当にテロだったのだろうか』

日本人的には普通の常識である、『テロは犯罪であり、国内法で罰せられるのが当然だ。』は、実は常識でも無いし事実でもない。
このブログでも何度か取り上げた伊藤博文暗殺犯の安重根は、日本国内ではテロリストだが日本のお隣の韓国では義士と呼ばれて、最大級の超弩級の国民英雄として祭り上げられているのです。
日本人の『テロ=悪』との認識は日本限定では正しいが、困ったことに基本的には間違いらしいのです。
その理由とは、実はどれがテロかの分類が難しいし、悪の定義が曖昧で不正確である為らしい。
何とも困ったことですが個人個人それぞれの『主観』、自分の政治的な立ち位置や宗教観で善悪が大きく180度正反対に変化する。
例えばイスラム教を冒涜したとしてキリスト教徒の女性の死刑判決が出たパキスタンでは、この判決を非難した地元のパンジャブ州知事が警護の警察官に今年1月射殺され、3月には同じ理由で唯一のキリスト教閣僚が暗殺されるテロ事件が連続発生している。
この日本人からみれば最悪の無茶苦茶な犯人の極悪テロリストは罵られるどころか、集まった群集から裁判所入り口で英雄扱いで薔薇の花びらを振りかけられて祝福される有様である。
対して『民主主義の基本原則の宗教的寛容を語った』為に殺された州知事や閣僚側の葬儀には、イスラム聖職者の誰もが拒否して出席するものが無いという何とも情け無い有様である。
この話は民間だけに止まらず、アメリカ政府が明確にテロ組織と認定していたアルバニア系武装組織のコソボ解放軍は、あのミレニアムの1999年のクリントンの下半身疑惑時の議会での弾劾審査の最中の、不思議な意味不明のユーゴ人道介入の軍事行動時にNATOの友軍とされ、停戦後にはコソボ警察に衣替えしているのですよ。
国際法も正義も糞も無く突然善悪が引っくり返る有様であり、無茶苦茶です。
コソボの現首相は麻薬やセルビア人を殺して臓器売買を行っていた犯罪者なのですね。
そして、これが日本の病巣だと思うのだが9・11事件を未だに日本のメディアは赤旗に至るまで例外なく横並びに同時多発テロと不正確な呼称でよんでいる。
今では多くの世界のメディアでは日本とは大きく違い政治的なバイアスがかかっている同時多発テロではなくて、『9・11事件』か、もっと簡略に『9・11』となっているのですよ。
安易に、世界中で『自爆テロ』などと呼んでいる国は我が日本国の特殊例であり、一国だけの例外なのです。
日本以外では普通は『自爆攻撃』か、あるいはもっと露骨に判りやすく『カミカゼアタック』と呼ばれているのです。
基本的にメディアは『テロ』の様な政治的な意味(価値観)を持つ言葉の使用は慎重に行うべきであるのですね。
何故ならテロであるとするなら矢張り悪で義挙と言えば善に変わるのですから、『テロ』では政治的な立ち位置で評価が180度変化してしまう危険な政治用語なのですね。
今の日本人の多くの人々のように、政治的な立場や見解を明確にしないままでは、安易に使うべきではありません。
テロの言葉とは、政治声明に近い大事な話なのですね。
それにしても9・11ですが、本当にテロ事件だったのでしょうか。今のように政府が大事な証拠を隠していては判断のしようが無いですね。

『政府が悪いことをする筈が無いとの、不思議な思い込み』

今回の福島第一原発事故の対応でも同じ間違いを犯しているのですが、日本の主要マスコミでは、政府(東電)が明確な嘘や間違いを発表する筈が無いと信じているらしい。
同じ発想で、これ等のマスコミは『9.11事件が、アメリカ政府の公式発表の通りなはずがない。』『辻褄が合わないにも程がある。』との、今の政治を眺めていれば誰もが感じる当然の一般常識が許せないし理解出来ないのですから、何とも情け無い水準です。
科学的な懐疑心が欠如しているのです。
ブッシュ政権の公式報告書を疑うことは『陰謀論である』などと、不思議極まる判断をする人まで出て来るのですが、子供が大人同士の『性』の話しに割り込んでくる様なお粗末な話なのです。
未だにブッシュ政権の9・11公式報告書の根本的な嘘が理解出来ないらしい。
一言でいえば『周りの責任ある大人(アメリカ)が悪いことをする筈が無い』と信じている、純真無垢(無知で未経験)な『お子ちゃま』と同じ水準であるのですよ。
何も知らない素直で穢れを知らない子供のままの好人物が、大人の汚い政治や軍事の会話に割り込んでくるから、何とも場違いな『陰謀論である』などの不思議な大混乱(勘違い)をするのですね。
頑是無い幼児でもあるまし、子供でも一定以上の年齢なら嘘もつくし謀もする。
大人の政治家が、何の謀も無いと思う方がどうかしている。
この今では誰も完璧には信じる事が出来ないインチキ臭いアメリカ政府の9・11公式報告書であるが、何事にも例外がある。
日本国の科学者で唯一『全部正しい』『間違いは無い』という人物が現れたから、これは全国から注目されて当たり前である。
この人物は『ニセ科学と間違った科学は違う』との理解不能の不思議な教義を持つ新興カルト宗教の教祖でもあり、ネット空間では信者も大勢いるから面白い。
『テロ犠牲者』を口実にしてブッシュ政権の9・11報告書に疑問を投げかける人々を一纏めに『陰謀論者』と口汚く攻撃する。
摩訶不思議な菊池誠教祖ですが、この人物は有名国立大学の物理学教授と言う肩書きを利用して、学歴信仰のある日本的な純真な人々を騙すのですから、間違いなく悪党ですよ。
何とも腹立たしい。
物理学教授で科学者の端くれのはずが自分の立場をかなぐり捨てて、突然宗教者に変身して仕舞う。
『多くの同時多発テロ犠牲者に対する冒涜である。』と、ブッシュ大統領とまったく同じ理由(発言)でアメリカ政府公式報告書の間違いや疑問を感じる人々を『陰謀論者』と口汚く罵っていたのですよ。
本当に恥知らずです、
まあ、ブッシュ政権では、多分日本の『陰謀論者』の言葉ではなくて『反米である」とか『彼等は愛国者ではない』だろうが、意味するところは全く同じです。
菊池誠に、『それでは、アメリカが悪い事をする筈が無いと信じている、アメリカ命の対米従属の見本のような政治姿勢であり、不見識である』と、本人に直接コメントで批判をしたのですが、
私の批判に対しては菊池誠は白々しくも、『私はアメリカ命でも対米従属でもない、何故なら、イラク開戦時には反対のデモにも参加した』と弁解しているのですよ。
政治を知らないにもほどがある。
菊池誠は真底の阿呆か、それとも薄汚い悪党ですね。
ブッシュ政権の対イラク戦争開戦時では、アメリカ陸軍総参謀長のシンセキ陸軍大将も、イラク戦争では50万人以上の大軍で長期間の駐留が必要であり『勝てないので止めた方がよい。』として反対して解任されいるのですよ。
ブッシュ政権のチェンジを掲げて当選したオバマ政権では、この更迭されたシンセキ大将は退役軍人相として抜擢入閣しています。
イラク戦争は、70年前の日米開戦とほとんど同じで、誰であれほんの少しの正しい中東や軍事の知識があれば簡単に戦争の真実(結果)は判るのですね。
この菊池誠の何ともお粗末で虚しい弁解に対して、『それなら、本人(菊池誠)がアメリカ陸軍参謀総長程度にはアメリカ命の対米従属で無いことが証明される。』程度であると、コメントしたら自分の不利を敏感に察知して後はだんまりで何も答えない。
その後は、周りの菊池信者のお馬鹿な取り巻き連中を利用して、必死になって逃げ回る。
政治判断、知性、道徳観には根本的な問題があるが、『このままでは危ない。負ける』との動物的な直感だけは優れているのです。
この菊池誠という人物は、口先だけの中身が無い、どうしよもない子供騙しな卑劣なペテン師ですよ。
ところが今でも、この菊池誠程度の低級な嘘八百の陰謀論退治やにせ科学批判に大勢が騙されているのですから、真底がっかりする。
この菊池誠の恥ずかしい話は何年も前の話であり今頃はみなさん全員が気が付いていると思っていたのですが、何とも情け無い腹立たしい話である。

『今では全員が、みんな仲良く陰謀論者』

アメリカの10年前の9月11日に起きた事件に対して、アメリカ政府公式報告書が完璧に正しく全ての疑問に答えていると思っているのは、10年前には大多数だったのですが今では様変わりして、とうとう世界中で誰も居なくなった。
これだけの大きな変化は、今までの歴史でも例が無い稀有な話である。
10年前に、大多数の市民が勘違いしてしまった。
人は誰でもが例外なく、『自分の考えが正しい。』との前提に立って、すべての物事を考えているのですが、ここで大概は大きな間違いを犯す。
自分の考えと正反対の『意見』『主張』を最初から良く検討することなく、『間違っている。』として排除、否定してしまう傾向が強い。
たとえ公平に反対意見を検討してみようとしても、人間とは悲しいかな、元もとの自分の立ち位置に影響されて『間違いである』と判断するのです。
しかし、これは大間違いですよ。
危機管理の最重要問題は、自分にとって良い情報ではなくて、悪い情報(可能性)なのです。
良い情報は無視しても構わないが、逆は絶対に駄目なのです。
ですから、自分にとって都合の悪い『何かの事実』を主張しているなら、『間違いである』の正反対の『正しい。』との前提で、検討するべきなのですよ。

『アメリカ政府公式報告書が正しいとして、9・11事件を見ると』

如何なる予断も排した科学的な客観的な検証作業が大事なのですね。
ところが9・11事件では、これがまったく行われることはなく日本のマスコミもWikipediaも恥ずかしげもなく未だに同時多発テロなる政治用語を使い続けているのです。
先ず、アメリカ政府の公式報告書が正しいとの立場で考えると、これはもうトンデモナイ無茶苦茶な世界にしかならないのですね。
実はこの間違いは、逆の『報告書の間違い』に気が付いている正しい考え方の人も陥っているのですが、今までの自分の視点を逆転させて、『ブッシュの報告書は正しい。』として再検証して見れば、今まで発見出来なかった実に面白いことに気が付く。
科学的な検証作業とは、このように賛成反対双方向から行うのが原則なのです。
9・11被害者の内で1割近い2百数十人の多数の消防士が含まれているのですが、彼等はビルしか建築物が無いニューヨーク市の消防士なのですから、全員が例外なくビル火災の専門家中の専門家なのですよ。
我々素人とは大違いの、ビル火災の専門家中の専門家が『WTCは絶対に崩壊しない。』と考えたからビル内に突入して消火活動に当たったのです。
これ等の死亡した消防士の中で一人でも、『ビル倒壊』の少しの危険でも現実の可能性として考えたら、絶対に突入しない。
自分の命は『一つしかない』のですよ。
ビルの火災鎮火と、ビルの倒壊後の救助作業とは意味がまったく違うのですよ。
倒壊の可能性があれば、ビル外から呼びかけることはあっても、カミカゼ特攻や自爆攻撃でもあるまいし、絶対に誰も倒壊するビル内に突入する阿呆な消防士は一人もいないのです。
事実は、数百人の消防士が『絶対に大丈夫である』『WTCは倒壊しない』と判断した。
だから消防士はビル内に突入出来たのです。
また仮にも一部に倒壊予想があったとしたら、消防士にビル内突入を命じたニューヨーク市消防司令室の超重大な管理責任(業務上過失致死罪)は免れようが無いのですね。
ところが未だに誰一人も責任問題にもなっていない。
また本当にビル火災で倒壊したなら、当然当該ビルの設計者や建設した業者の責任は免れない。
木造建築ではないのですよ。
どんな状態でも、あのように火災だけで近代ビルが短時間で逃げる時間もなく突然倒壊しては駄目なのです。
あれでは、アメリカでは日本の耐震偽装のアネハもビックリの超手抜き工事が横行していたことになるのですよ。
高層ビルに航空機が激突して、ビルが倒壊しては駄目なのです。
9・11が高層ビルと航空機だけで普通に起きたのなら、9・11事故を二度と起こさない為には、高層ビルも航空機もどちらも禁止して二度と作っては駄目だとの、とんでもない結論になる。
ところが正反対である。
今では400メートルどころかそれ以上の高層建築が幾らでも作られ続けているし航空機も矢張り空を飛んでいるのですから、これからも彼方此方で9・11事件以上の大事故が起きて仕舞う。
ところが肝心のアメリカでも禁止する動きがまったく無い。
9・11の事故報告が正しいと全員が信じていると仮定してみて、本当であるなら当然起きると予想される動きが何も無いのです。
ですからアメリカ自身、誰一人も信じていないのですね。
とすれば今では世界中で誰一人の例外もなくて、政府公式報告を疑っているのですから、それなら『みんな仲良く陰謀論者』なのです。

陰謀論にも穏健派から過激派まで色々あり強さの順番に並べると、
①アメリカがアルカイダを甘く見すぎて大失敗した。(政府の失敗隠蔽説)
②アルカイダのテロが起きることを知っていたが放置した。(故意の見逃し説)
③一部機関がアルカイダのテロを成功する様に援助。(テロ支援説)
④アルカイダとはアメリカ情報機関の作戦名。(政府の自作自演説)

ところが、一番この論で困るところは誰もが信じたくない最過激派陰謀論の方が、一番あの政府報告書に正しく対応しているのですよ。
他の論では、残念ながら解決できない『不思議』が幾つも残ってしまうのです。
ですからアメリカ政府自身が早くあの政府報告を根本的に修正してくれないと、みんなに迷惑なのです。
アメリカが政府公式報告書の記述を修正してくれないで、そのままなら自作自演説の最過激派の陰謀論が否定できないので、困ったことに『自作自演説」が一番正しいとの不思議な話に成るのですよ。

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9 コメント

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False Flag Operationこと911 (透明)
2011-09-11 17:28:22
911について「政府の自作自演」というと陰謀論であるのかそうでないのかと考えてしまう日本人が多いかもしれません。
しかしこの思考回路ではだめですね。宗純様のこのエントリーのタイトルのように「何が真実か」を根本的に考えないと真実はわからないのです。
具体的には灯油と変わらない航空燃料ケロシンが燃えて鉄がフニャフニャに溶けてしまうのか考えても良いですし、どんな原因があればビルディング解体爆破をもっと派手にしたように大爆発しながらビルが崩壊できるのか考えてみるのも良いとおもいます。
9/11トリック-「テロ」は起きなかった
マック・レイカー
http://homepage.mac.com/ehara_gen/jealous_gay/muck_raker.html
英語ですがこの事件で重要な役割をしている。
ニューヨーク・ニュージャージー港湾公社
http://www.fundinguniverse.com/company-histories/The-Port-Authority-of-New-York-and-New-Jersey-Company-History.html
シルバースタイン不動産会社
http://www.fundinguniverse.com/company-histories/Silverstein-Properties-Inc-Company-History.html
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遅すぎる歴史の歯車の速度 (宗純)
2011-09-12 14:03:23
透明さん、コメント有難うございます。

あの御粗末な謀略事件の9・11から早10年。
それにしても歴史の歯車が遅すぎるのですよ。
私の当初の予想では、こんなに御粗末な手抜きの謀略事件なら10年以内には真相が発覚して関係者は当然逮捕されそれなりの処罰も有り得るとの判断だったのですが、なんともはや。
未だに信じているふりを、マスコミは続けているのですから情け無いですね。
でも、みんなは知っているのですよ。
知っていても、叩かれるのが怖いので信じているふりを続けているのですね。
9・11ですが、アメリカらしく大金を賭けて大掛かりなだけで、出来上がり具合は関東軍の張作霖曝殺の方がまだしも真実味がある。
9・11直後の感想は『アメリカも、とうとうここまで落ちぶれ果てて、インチキ丸出しの阿呆臭すぎる謀略事件までやるようになった。』だったのですよ。
この『逝きし世の面影』ですが、政治ブログとしては異例の宗教のカテゴリーやアポロ11号やらを取り上げているのですが、全ての目的はただ一つで、
『アメリカとは何ぞや』なのです。
アポロ11号など、我々の友人間ではお笑い対象でありやらせ映像の川口浩探検隊のパクリ程度。
何しろアポロ隊員であるアラン・ビーンに因るとアポロの月からは星は見えないのですから、それならアポロの月はニセモノです。
ですからアメリカが解像度50センチの月探査線を打ち上げて映像を公開したら今までのアメリカ教信者達も改心するかと期待した。
私としてはアメリカとしてもアポロの隠蔽工作には疲れ果てて、時間がかかっても徐々にでも真実を公開するだろうと信じていたのですね。
ところがまだまだ、情報公開には程遠い。
しかしこれも遅いか早いかの違いだけで、当時の公開された映像があるのですから、それと今回の探査機の映像とが全く一致していない事実に誰かが気が付くでしょう。
月面には地球からでも見える隕石の落下跡の数十キロのクレーターと同じ形状の、宇宙から飛来した微小なチリにより数十メートルや数メートルのクレーターが無数にある。
解像度がもっと上がれば、多分数十センチや数センチの微小クレーターも観察されるでしょう。
ところがアポロで公開したビデオも静止画も、同じで一つもクレーターは写っていないのですから基本的にニセモノです。
あるいはわざと全てのクレーターを除いてから公開したのですよ。
そもそも月直陸が航空機の不時着以上に危険でソ連のルナシリーズでは半数の機体が失われているのです。
空気が無い月面への降下とは、マッハ4程度での周回速度で行うので大気が無い分困難度は最高レベルであり、危険度はぶっつけ本番の有人で試せるほど高くは無いのですよ。
原理的に周回速度を落せば、自動的に落下速度は逆に増すのです。ソ連のルナの半分が失敗したのは当然であったのです。
日本の御巣鷹のように生き証人が4人も居ても無視して無茶苦茶な荒唐無稽な結論を押し付けるのですから、9・11やアポロなどは当たり前であり何の不思議も無いのですよ。
大統領が衆人環視の中で暗殺されても、証拠は関係者全員が死に絶えるだろう2039年、76年後で無いと無理なのです。
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10年ずーと呟いていた事 (カーク)
2011-09-15 06:46:32
正確には、アフガン攻撃が始まってからだと思いますが、「テロを理由に戦争を始めてはいけない。」と私は呟いてきました。しかし、9.11がテロであるかないか捜査もろくにせず、テロと決め付けられたのは事実である事は間違いの無い事ですよね。私も乗せられて、テロだとついこの間まで思ってました。しかし、9.11がテロであるかないかは、捜査しなければ判らない。10年たった今、こう言う事にします。「国内犯罪を理由に戦争を始めてはいけない。9.11はテロであるかないか以前に犯罪である」と。ところで、犯罪の証拠は現場に残っているといわれます。飛行機の衝突場面や、崩れ落ちる場面は良く観ましたが、崩れ落ちた現場はあまり観ませんでした。なんか写っていたのではと、思ったりしますね。
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10年後のタリバンの声明 (宗純)
2011-09-15 14:33:35
カークさん、コメント有難うございます。

10年間で世の中は大きく変りました。
10年前に今のようなアメリカの悪口を書いていたのは極小数しかなかったが、今ではアメリカが何らかのインチキをして戦争に持ち込んだらしいと全員が思っているのです。
10年前ならマスコミの報道や政府の発表を疑うのは極一部の例外であり胡散臭い連中の戯言であると見られていたが、わが日本国でも半年前からは政府やマスコミが平気で真っ赤な嘘を垂れ流す事実に多くの人が気が付いているのですよ。
9・11から10年でアフガンのタリバンが、
『911同時多発テロ事件とアフガン人は無関係で、我々は公正な調査を求めて来たが、アメリカと同盟国は返答の代わりに巡航ミサイルや劣化ウラン弾を含んだ武器を送りつけて来た。』と言っているが、10年前ならこの言葉は嘲笑の対象にしかならないが、
10年後の今なら正反対で、一番正しくまともの意見であることが理解できる。
10年の歳月で正誤や善悪が、180度変化してしまったのですね。
特に日本の変化は凄まじい。半年前なら私のブログの様な政府やマスコミの嘘(情報操作)を告発する記事の読者は限られた一部知識層だったのですが、数倍以上に増えているのです。
政府や大手メディアのような権威ある存在は嘘を付かないは神話で、実は権威を守る必要から大嘘を付く必要が生まれるのですね。
原発神話の崩壊で、陰謀論の概念が180度引っくり返ったのです。
胡散臭い陰謀論者かとんでも扱いだった小出氏などは今や誰もが主張の正しさを認めているのです。
ところが何事にも例外がある、
例の内田樹が昨日の朝日新聞「わたしの紙面批評」に『情報格差の拡大』と題して「陰謀史観」を披露しているのですが、大笑いですよ。
例によって枕のつかみは良く出来ていて、『なるほど』となるのですが後が良くない。

>話を単純化して、
「最も知的負荷の少ない世界解釈法である『陰謀史観』に飛びつく」ことになる。
それは、「自分は世の中すべての悪の根源を知っている」という全能感になり、この感覚になじんでしまうと、それ以外の解釈可能性を認めなくなる。
そして「マスメディアからの情報を世論操作のための『うそ』だと退ける。
彼らの不幸は自分が『情報難民』だということを知らないという点にある。」
と述べているが、これが半年前なら私も大賛成です。
ピッタリのネット世界だけに蔓延る、何とも可哀想なネットウヨの不思議な精神構造を説明しているのでね。
ただ、例によってこの御仁は悪賢い。
ネットウヨとは一言も書いていないのですよ。
それなら今のネット世界の大勢である『政府や原発学者やマスコミが嘘を付いている』とする反原発の主張の批判に、この内田樹の主張はピッタリなのですよ。
香山リカが名指しで『反原発は引きこもり』と主張して袋叩きにあった先例を良く知っているのですよ。
それで香山リカよりも悪賢い内田樹はこのような悪質な印象操作を行っているのですね。
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卑怯な手段で稼いだ金 (凶人)
2011-09-16 07:34:48
卑怯な手段で稼いだ金は汚れた金である。それをやるのは詐欺師である。
根本的なところが駄目な人が高学歴で高い地位でろくでもないバイアスを掛けてくれるので人類に不幸が絶えませんね。
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まともな出口戦略無しに (凶人)
2011-09-16 09:34:50
いわゆるろくでもないマスコミ芸者のやることってさも自分だけが分かっている気分になって偉そうに「ばーか、ばーか」と弱者に向かってほざいているだけのような。
そういう連中が居たとしてどういう出口戦略を描いているかという点が抜けていますね。さらに重要なことを知っているなら何故きちんと社会に向かって言わないのかという話にも繋がっておりとてつもなく悪質なものを感じます。
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完全な印象操作 (マトリックス)
2011-09-16 13:42:40
オリバー・ストーン監督の映画『コマンダンテ』はアメリカでは上映禁止にされ(完全に政治的圧力ですね)ていたようですが、日本でも日常的な報道からしてマスコミの質がおそらく世界最悪だと思われる事に気付き始める人が少しずつ増えているようです(残念ながら微増のようですが)。
根本的な問題としてなぜ、マスコミの異常が問題にならないのか考えたのですが、教科書が洗脳教本としての役割を緻密に果たしている為なのではないかと思いました。自分はアメリカの9.11の時は高校生でしたが当時の教科書・資料集の中にはチリのアジェンデ政権の記述がありませんでした(世界史の教科書の巻末の年表の中に目立たなく社会主義政権がクーデターで崩壊した事は載っていましたがアジェンデの名はなく、この載せ方では現代史での重要な出来事が載ってないのではと指摘しても「いや載ってますよ」と言い逃れられる最高の隠蔽方法ではないかと後に読み返した時に思いました)。
第二次世界大戦の連合国のシステムを引き継いだ組織を『国際連合』と、国連という正義の生徒会のようなイメージの名称にしたのも天才的悪知恵の印象操作だと思います(中国ではそのまま正確な『連合国』と名付けられているのを知り、独立国と属国の違いかと感じました)。
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コメント有難うございます (宗純)
2011-09-16 17:36:11
この9・11事件ほど、たったの10年で評価が正反対に変化した例も珍しいですね。
10年前には日本人の9割以上は全面的にアメリカが正しいと思っていたのですよ。
2年後の2003年のイラク侵攻時の小泉純一郎首相のお馬鹿な先走り賛成でもまだ過半数ぐらいは賛成者がいたのですね。
ところが今では大きく世の中が変って仕舞ったのですから恐ろしいですね。
今の日本では100%アメリカが正しいと思っているのは一人もいないでしょう。
アメリカがインチキしたことは誰でもが知っている。
違いは、どれだけのインチキをしたかの程度の大きさだけなのですよ。
今では全員が五十歩百歩で同じなのです。
それなら、みんな仲良く『陰謀論者』なのですね。

狂人さん、はじめまして。
当ブログでは名前やタイトルの無いコメントはスパムコメントとして不掲載とするローカルルールがあるのですが、『通りすがり』など個人を特定していないものは無記名と看做して不掲載としています。
葛飾北斎が画狂人卍を自分の号にしていたことはあるのですが、今の世の中でこの狂人のHNは適当であるとは思われません、次回のコメント投稿時には別のHNで御願いいたします。
返信する
作る会のお馬鹿教科書 (宗純)
2011-09-17 11:25:45
マトリックスさん、コメント有難うございます。

日本で唯一の地獄の地上戦を行った沖縄県でも本島から離れた石垣など先島諸島の教科書を、『作る会』を選定しようと地元の教育長が策動して、一度は選んだようですよ。
これは、福島第一の悲惨な現状を無視して北九州の玄海原発を『安全である』と稼動させようとした危険極まりない腹立たしい馬鹿話と同じ水準です。
同じ沖縄県でも、地上戦が行われたのは沖縄本島周辺だけだった。
この石垣や与那国では悲しいかな日本本土と同じで所詮他人事だったのですよ。
ところが教育委員会関係者全員が参加した全体協議会で不採択になる。
これに対して石垣と与那国の2人の教育長が未練がましく文部科学省に個人的なチクリを行い、何と文科省が、沖縄県教育委員会に再度の訂正を申し入れて大騒ぎに発展する。
この教育長とは、教育委員会の事務方のトップ(文部官僚)なのですが、本来は何の決定権も権限も持っていない。
権限があるのは教育委員会であり教育委員長なのですが、こちらの方は明確に作る会の教科書を否定しているのですから、この問題は決着済みなのです。
この教科書や教育問題では日本国では何時も何時も大問題になるのですが、これは日本独自の問題らしいですよ。
右翼の街宣車が教員組合の集会に大勢で押しかけて嫌がらせするなど外国では実に珍しい現象なのです。
この教育問題ですが、第二次世界大戦当時にアメリカ軍の対日戦での研究にそもそも由来しているらしいのですよ。
絶望的な敗戦でも降服しなかった日本兵の原因は小さな子供の時からの教育(洗脳)であるとの結論だったのですが、この研究成果をお馬鹿な右翼が誤解したのですね。
社会全体だった恐ろしい事実を失念して、教科書や教育を変えたら、世の中が何とかなると思ったのですよ、阿呆臭い話にもならない馬鹿馬鹿しい誤解であり、巻き込まれた子供達や教師こそいい迷惑。
私が子供の頃の教科書には世界一長い川はアメリカのミシシッピー川であると書いてあったのですが、誰が見ても世界一には見えない。
『これは間違いである』と聞いたらですね。我が父親いわく『これは正しい。アメリカが天下を取ったから世界一になった、これが中国の天下なら今頃は揚子江が世界一だとなっている』と語るが、なるほどと納得する話です。
教科書ですが、それでけでは世の中は動かないのです。それよりもマスコミ全体の動きの方が重要でしょう。
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