庄司卓完全攻略ブログ

作家庄司卓のブログです。
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『機動戦士ガンダム 水星の魔女』PROLOGUE

2022年10月02日 03時43分28秒 | Weblog
しかし「全長18メートルの機械の義体が人間と連動する」のをエヴァンゲリオンとかアラヤシキというのはともかく、2017年にオンエアされた『IDO-0』が全然出てこないとは(;´Д`)。
あれこそ「18メートルの巨大ロボに、人間の意識をインストールしたもの」なのですが。

もっとも私としては「宇宙開発用のサイボーグ。巨大なものもある」というので、とっさに思い出したのが『ダイターン3』のメガノイド、メガボーグでした。あれも本来は火星開発用に作られたもののはずなんですよね。そして本編では明らかにはされませんでしたが、主人公の破嵐万丈、主役メカのダイターン3は、それぞれメガノイド、メガボーグではないかという説があります。

『水星の魔女』では義体化技術を「ガンド」、そしてそれを使った巨大義体を「ガンドアーム=ガンダム」と呼称するようです。それだとガンド=メガノイド、ガンダム=メガボーグになりますな。

巨大ガンドアーム=ガンダムはなぜか肉体へのフィードバックが悪影響を与えている様子。
これは要するに「本来の肉体以上の機能を持つ義体を得た為に、脳神経がそれに対応しようとして想定外の成長と変化を始めた」
という事でいいのかな? するとニュータイプやそれに相当する概念も出てきそうです。

そして起動に失敗続きながら、本編の主人公ソレッタことエリィを乗せた途端、ハッスルする(笑)するガンダムルブリス。

子供を乗せて動き出すとは、まさかロゴダウの巨神……?

いや、違う……。

幼女が乗った途端やる気を出すとか、お前、実は『アイドルマスターゼノグラシア』のテンペスターズさんだろう!!

幼いエリィの指示で瞬く間に襲撃者のモビルスーツを撃退するルブリス。さすがテンペスターズさん、幼女が乗ると容赦が無い(違。
しかしエリィの父も娘と妻を逃がす為に敵と差し違えて死亡。

エリィちゃん、さっそく殺しと父の死を経験してしまいます。『リコリス・リコイル』さんの千束さんも、どん引きしそうな過酷な運命を背負ってしまいました。

さて、ここから本編という事で、気になるのはサブタイトルの『水星の魔女』。最初は「宇宙世紀ガンダムで、手つかずだった水星の話か」と思ったのですが、宇宙世紀では無いアナザーの様子。
すると「水星=水の星」で「AQUA PLANET」か「WATER PLANET」とルビを付けるかと思ったら、タイトルには「WHICH FROM MERCURY」とありますな。

しかし水星と言えば太陽系の惑星では海王星、天王星と並ぶ影の薄い惑星。ウェルズ以来、色々とネタにされる火星や、太陽にされたりブラックホールにぶち込まれたりと散々な木星に比べて、SFでもこれといってエピソードが作られてないですな。
準惑星に格下げされた冥王星ですら、ペリー・ローダンや宇宙戦艦ヤマトやトップを狙え! で散々「冥王星会戦」が行われているというのに。

『キャプテン・フューチャー』では「常に同じ面を太陽に向けている為、昼と夜の中間地点だけは人が住める」という設定で、これは当時の観測結果にもとづいた設定だったのですが、今ではこれも否定されております。

なにげに黄道十二宮の「蟹座扱いが悪い」問題並に、「太陽系の惑星で水星の扱いが悪い」問題もありそうです。
でもまぁ『セーラームーン』のセーラーマーキュリーが一人でその分を埋めてしまってるような気もします(^^;。

学園もの、そして百合百合な展開だそうですが、前クールの『リコリス・リコイル』が大谷翔平並の無双を見せてくれたので、果たしてどこまで百合分を補給させて貰えるかどうか。

しかしサンライズだけに、終盤になると『舞-HiME』みたく、予告でエリィ=ソレッタが「……なんか、遠くに来ちゃったなぁ」なんて嘆かないと良いのですが(^^;。



1 コメント

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Unknown (x)
2022-10-03 01:28:13
フィードバックに耐えるように人体の方も改造されて機械化、機体によって脳回路の調整。最終的に生身で宇宙に飛び出したりハッチをこじ開けたりして。なんだかよくわからないけど宇宙と一体化したような感覚になり、往路はこうじゃなかったよな?ってなり、最後は地球の水に映る姿に人間じゃなくなってることに気付いて外宇宙に出て行くエンド?
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