F1 イギリスＧＰ

Ｆ１で母国ＧＰ優勝を飾るのはとても難しいと言われてます。
かのアイルトン・セナですら、ブラジルで優勝するまでの道
のりは長く、ようやくそれを実現した時、脇目も憚らず号泣
したほどです。

さて、その母国ＧＰ優勝を、ルーキーイヤーで成し遂げるの
ではないかと期待されたハミルトン。
さすがにその壁は厚かったようです。
予選こそＰＰを獲得しましたが、給油中にリグが外れない等
の不運も有り、予選二番手のライコネンにトップを譲る事に。
さらにアロンソがピット作業でトップに立ったこともあり、
ハミルトンは三番手。
結局、ハミルトンはフィニッシュまでこのポジションから上
がることは出来ませんでした。
しかし八戦連続表彰台という脅威の記録を達成。相変わらず
凄い新人です。
トップ争いは、最後のピットを引っ張ったライコネンがアロ
ンソの前に出て、そのまま逃げきり。
連勝を飾りました。
一方もったいなかったのがマッサ。予選四番手からスタート
のはずが、フォーメーションラップでエンジンストール？
結局ピットスタートに。
その後、怒涛の追い上げを見せてくれましたが、最終的には
五位に。
普通にスタートしていれば、フェラーリの１、２もありそう
だったけに、ドライバーズはもちろん、コンストラクターズ
争いを考えても実にもったいなかった結果に終わりました。
琢磨はＴカーに乗り換えピットスタートで、最終的には１４
位フィニッシュ。
トヨタのラルフは予選は好調だったのに、本戦ではトラブル
でリタイア。どうもうまくいきませんな(;´Д`)。

全体的には大きな波乱もなく、良くも悪くも落ち着いたレー
スでした。
さて次はニュルブルクリンク。ラルフはいいところを見せら
れるかな？