庄司卓完全攻略ブログ

作家庄司卓のブログです。
スケジュールは毎月一日に掲載。アクセスカウンターは2010年1月1日より集計。

F1 フランスGP

2007年07月04日 23時17分58秒 | F1
そんなわけでヨーロッパに戻って参りましたF1サーカス。
ここからしばらくは高速サーキットが続くので、フェラーリ
有利という下馬評でしたが、まずはその通りの結果になりま
したね。

予選ではマッサがポール。続いてハミルトン。ライコネン。
アロンソは予選でのトラブルで10番手スタート。
オープニングの第一コーナーでライコネンがハミルトンをパス。
早速フェラーリの1、2体制に。
10番手のスタートのアロンソはソフトタイヤ使用で、最初か
ら上位を狙いますが、ハイドフェルドに苦戦。結局ハイドフェ
ルドをパスできなかったのが最後まで響きました。

抜きにくい今シーズンのマシンでは、戦力が均衡している上位
チームの争いは膠着状態になりやすく、結局、ミスか、ピット
戦略で勝負が決まる傾向がより強くなっていますが、今回もそ
れを象徴したようなレースでした。
マッサの後に二度目のピットストップを終えたライコネンがそ
のまま逃げきり開幕戦以来の優勝。
このところ去年までのライコネンのイメージが戻っていただけ
に(笑)、トップに立った時はどうなるかと思いましたが、逃
げきってくれました。
二位はマッサでフェラーリ1、2。
三位はハミルトンでしたが、3ストップで第三スティントまで
ソフト温存した戦略がいまひとつ解せません。ソフトの方が合
っていたというだけにもっと早い段階で装着して追い上げる手
もあったと思うのですが。天気予報では雨も予想されていたの
で、それを計算に入れていたのかな?
アロンソはハイドフェルド、フィジケラの後で七位フィニッシュ。
ホンダのバトンはようやく今季初ポイント。
前回アメリカGPの黄旗追い越しペナルティでグリッド降格処
分を受けていた琢磨は16位でなんとか完走でした。

さて次回はハミルトン凱旋のイギリスGP。母国GPの優勝は
なかなか難しいと言われますが、果たして脅威の天才は?