SPACE BATTLESHIP ヤマト (2010)

2010-12-03 16:42:53 | Weblog
SPACE BATTLESHIP ヤマト (2010)

U.S. Release Date:

■監督/VFX:山崎貴
■キャスト:木村拓哉/黒木メイサ/柳葉敏郎/緒形直人/高島礼子/西田敏行/山崎努/橋爪功
■音楽:佐藤直紀
■字幕:
■お勧め度:★★★★

 「国民的アニメの金字塔「宇宙戦艦ヤマト」を豪華スタッフ・キャストで実写映画化したSFアドベンチャー。22世紀末、正体不明の敵によって人類滅亡の危機に瀕した地球を救うべく、わずかな希望を求め壮絶な戦いへ旅立つ宇宙戦艦ヤマトとその乗組員たちの決死の攻防を斬新な映像を駆使し壮大なスケールで描く。出演は「HERO」の木村拓哉、「昴-スバル-」の黒木メイサ。監督は「ALWAYS 三丁目の夕日」の山崎貴。
 2194年、外宇宙に突如として出現した正体不明の敵・ガミラスが地球への侵攻を開始、人類は全戦力を注ぎ防衛に奮戦するも虚しく、滅亡の危機に追い込まれてしまう。それから5年後、地球はガミラス襲来時に投下された爆弾の放射能で汚染され、わずかに生き残った人々は地下に逃れ暮らしていた。そんなある日、地球に未確認物体が落下。それは、はるか14万8千光年先の惑星・イスカンダルからの通信カプセルだった。そしてそのカプセルには、イスカンダルに放射能除去装置が存在するという情報が示されていた。この人類最後の希望を手にするため、地球防衛軍は“宇宙戦艦ヤマト”を建造。やがて、古代進ら勇士を乗せたヤマトは、地球滅亡まであと1年と迫る中、いざイスカンダルへと発進する。またこの旅立ちは、彼らの前に立ちはだかるガミラスとの死闘の始まりでもあった…。」(allcinema.net/より。)

「宇宙戦艦ヤマト」は松本零士の作品だと思っていたら、どうやら違うらしい。テレビ版を見ていてつまらないので止めたのはそのせいかもしれない。テレビ版は古代進と森雪のラブストーリーが主で、つまらなかった。本作ではキャストが豪華な上に適役、各々の人物象もかなり描かれている。今回が初の実写版だが、特撮技術の進化を待ったようなタイミングで、これは良かった。数年前に撮ったら、チャチイおもちゃ作品になっていただろう。キャスト的には木村拓哉のパーマ(と言うのか知らないが)の写真がハックドラッグにかなり長期間、飾ってあって、気持ち悪かったが、どうもこの作品の宣伝だったような。本作では似合っている。面白かったのは高島礼子が猫を抱いたコミカルな役で、もしかしたらこれが両親譲りの本来の性格かもしれない。だから正反対の「極妻」だったのかも知れない。ストーリー的にはかなりオリジナルじゃないだろうか、覚えてないが。「放射能除去装置」は無いことなど。それに確かに松本零士の作品じゃない事の確証が取れた。波動砲を作れる技術があるのにガミラス戦に勝てないとか。作品としての筋書は単純ながら、キャストとテンポがいいので楽しめる。かなり大人を意識した作品でもある。


ヒアリング度:
感動度:★★★★
二度以上見たい度:★★★
劇場で見たい度:★★★★★
ビデオ/DVDで欲しい度:★★★★
ビデオ/DVDで見た方がいい度:★
ムカつく度:
考えさせられる度:★
(「ヒアリング度」は英語のヒアリングの勉強になるかどうかの度合)