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授業で役立つ指導の技術-56-

2024-09-05 05:15:40 | 全員参加型授業の指導技術
《 資料の見せ方にも意図がある 》
 
資料は1枚をみんなで見て共通の土俵に乗せる。
その後、個々で考えるのが基本。
 
資料は個々に見るよりも、1枚の資料を全員で見る方が集中させられる。
学級の一体感が生まれるとともに、全員の理解度を観察しやすい。
指示も徹底する。
 
一部を隠して見せるとさらによい。
 
また、グループで話し合わせたいときには、グループで1枚の資料を見せる。
新しい認識や発想にふれる「広げ合い」に有効である。
その場合、グループの人数は4人までがよい。
 
 
ただ、個々の活動は個別の資料があった方がよい。
進度も見る観点も異なるからである。 
 
資料の見せ方・与え方は、目的によって使い分けよう。

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