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4月30日の社説は・・・

2012-04-30 06:59:39 | 社説を読む
昨日の天皇賞は驚きでした。あれがオルフェーブル??

悲惨なバス事故が起きました。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 交通事故―道路で命を失わせるな
・ 社会インフラ―新設から更新へかじを
 
読売新聞
・ 追加金融緩和 政府と日銀は脱デフレを急げ
・ 郵政改革 もっと便利で頼れる郵便局に

毎日新聞
・ 国のかたちを考える3 不信の根源 政党を問い直せ

日本経済新聞
・ 薬ネット販売を禁じた裁量行政への警告
・ 技術流出に本気で歯止めを
 
産経新聞
・ 悲惨な交通事故 厳罰の適用拡大で抑止を
・ 東電事業計画 原発再稼働で負担減らせ

中日新聞
・ それでも原子力か 週のはじめに考える

※ 車による大事故が続いています。
 休日でありながら、社説に反映できた社はフットワークが軽いと言えます。

 交通事故死は最悪だった70年(1万6765人)をピークに、5千人を割り込むところまで減ってきましたが、それでも多い。
 しかし、だからといって「自動車を廃止せよ!」という人はいません。

 それでは、原発は?

 スリーマイル島の事故では、一連の調査によって事故が健康に有意な影響を与えたという結論は出ていません。
 チェルノブイリ原子力発電所は33名。長期的な観点から見た場合の死者数としていろいろ出されていますが、科学的根拠のある数字としては否定されつつあります。
 そして福島は・・・?
 まだ分かりません。

 いずれにしても、交通事故よりは遙かに少ないのですが、では、なぜ原発反対を叫ぶ人が多いのか?

 わからないからです。
 研究者ですら、意見が分かれるほど、実際の所は未知の部分が多すぎます。

 日本はフランスと並び、原発研究は最先端の国です。

 中国の原発は、現在13基なのに、この先230基を建設する計画です。
 中国で原発事故があれば、その被害は日本が被ります。
 高速鉄道であんな事故を起こした国ですよ。

 日本は、原発を稼働させるかどうかは別として、原発研究は続けるべきだと考えます。
 そして、IAEAの中で、世界の原発を管理する中枢に、日本はフランスとともに立つべきではないでしょうか。
 これからどんどん原発を建設していく国のために・・・。
 
 また、原発を廃止したところで、核のゴミ処理の問題は残るのは同じです。処理の方法を研究し続けなくてはなりません。 

 原発は、日本だけ無くしてもだめなのです。ドイツも同じですが・・・。

 化石燃料資源の枯渇は必ず来ます。

 100年後、200年後、500年後、1000年後を見据えて考えていかなければなりません。

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