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新・授業で役立つ指導の技術-63-

2024-05-15 05:15:31 | 全員参加型授業の指導技術
《 教師の立ち位置には意味がある 》
 
教師の立ち位置には意味がある。
 
 
2枚の写真は、生徒が発表している場面である。
 
左(上)の写真は、教師が前にいるために、どうしても発表者が教師を頼ってしまう。発表を聞いている生徒も、教師の顔色を見て評価してしまう。
 
しかし、自信のない発表者には、教師が近くにいてくれて心強く感じる。
さらに、聞く側の生徒の顔が見えるために、しっかりと聞いているかが把握できる。
 
 
それに対して、右(下)の写真では、自分たちの力でやろうとする。発表者は前を見るようになり、聞く側も発表生徒に集中できる。 
さらに、教師は、生徒の目線で発表を聞くことができる。
 
しかし、聞く側の生徒の顔が見えないので、しっかりと聞いているかが分からない。
 
教師の立ち位置によって子どもは変わる。
 
目的に応じて立ち位置を決めよう!
 

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