宮廷鵜飼い舟

2008年08月03日 | 写真旅行記
   7月某日
今年は【源氏物語千年紀】という事で、初の宮廷鵜飼い舟で鵜飼いを楽し見に
出かけました。   (例年は普通の鵜飼いだけと言う事でした。)
岐阜の長良川の鵜飼いは有名ですが、ここ嵐山の桂川での鵜飼いも古くからの様で、
説明によると平安時代からあったようで、『源氏物語』の中でも巻十八『松風』
に、光源氏が造営した桂川畔の別邸・桂殿の場面に記されているようです。
御宿で夕食を頂き、御風呂に入り、浴衣に着替え宿の直ぐ側にある桂川の船着場に



王朝貴族の船遊地の嵐山でかって貴族が楽しんだような『宮廷鵜飼い』のイメージ
で、御簾や吊灯籠などで平安王朝に装飾された船にのりこみました。
船頭さんは貴族に使える白装束の衣に鳥帽子を付け、雰囲気を出していました。
船頭さんの話は面白く鵜飼いの事など興味深い話など教えてくれました。


この桂川の鵜は普段、長良川で飼われていると言う事でビックリでした。
鵜飼いの手さばきも見事でしたが、鵜が魚を取ってくる姿も健気で鵜達に拍手を
贈りたい気持ちで一杯でした。
飲み込んだ魚は首に括られた縄で喉に留まりお腹の方まで行かないようになって
いるようです。しかし喉に随分魚をためて置けるものだと感心しきり
初の体験    よかった~  

 

  大悲閣【千光寺】へ
鵜飼いを楽しむ前にお昼は、桂川の渡し舟に乗り上っていくと大堰川になり
もっと上って行くと保津川へ・・保津川下りの遊覧船と途中で出会う。


保津川下りをしてきた人達の遊覧船。私達の船はゆっくり三人だけ・・
なんか得した気分
季節が良い時は川沿いにある遊歩道を歩いて行くのも良いかも~・・でもこの暑さ、
船に揺られ、いい風を受けていく方がGOOD


船着場から少し山を登って・・涼しげな獅子脅しなどがあり、
コンビニで買ったオニギリでお昼。  


大悲閣の境内から見る桂川の様子は又美しく、ズート先に渡月橋がみえる。
川には渡し舟が・・いい感じに風情があり、しばし見惚れる。



帰りは川沿いの遊歩道を通って帰る。木陰になっていて、涼しく周りの景色を
楽しめ、これまた良し  渡月橋近くになると、こんな画家達も・・・


渡月橋の近くには、観光客目当てに、人力車が。  私達も乗ってみようか~

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (なつ)
2008-08-03 22:24:12
さすがいつもの事ながらうまく写れているね。
あの暑さの中でいろいろ覚えてるしすごいあらためて勉強
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楽しかったね! (nao)
2008-08-04 18:19:13
暑かったけれど、ナンノソノでしたね。
色々初体験が出来てよかった!
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