オランダ1

2011年03月06日 | 写真旅行記
 オランダ
 オランダの人々にとって風車は単なる動力としてだけではなく、一時は
 全土9000基あったといわれるだけに母国の歴史を刻んだシンボル的な存在。
 現在では10分の1程に激減したが大切に保存されているところで美しい風車に出会えます。
 風車は今も粉ひきや油搾りなどにも使われていますがオランダ国づくりに貢献したのは
 排水用としての風車です。
  国土の4分のⅠが海抜0m以下のオランダ。その歴史は常に水との戦い。
 海抜下の土地はポルダー(干拓地)を造らなければならず、その際活躍したのが風車なのです。
  
 【キンデルダイク】Kindrdijk
  ロッテルダムの南東約15キロにあるキンデルダイクには、
  オランダでも最多の19基の風車が立ち並んでいます。 
  世界遺産になっているこれらの風車群はいずれも
  1740年頃に造られ排水用に使われていました。
  4~10月には内部を見学できる風車があり排水の仕組みや
  風車を守ってきた人たちの暮らしを垣間見れます。 
 

 

 

 

 

 
 オランダには一昨年春ベルギーとともに行ってきました。
 1年半前になってしまいましたが・・・