「ジパング倶楽部」という冊子は、JR東日本の大人の休日倶楽部・ジパングの会員誌である。
7月号の記事に、「ジパング倶楽部会員が選ぶ日本の観光地ランキング20」というのがあった。
会員証はあるがまだ使っていない。
9月には「大人の休日パス」というお得なきっぷがあるのに、これも使っていない。
新型コロナウイルス感染症が発生したために、広域移動を自粛しているためである。
仕方がないので、自宅で冊子を見て昔を懐かしんでいた。
ランキングは、6カテゴリーに分かれて集計してあった。
「絶景」「温泉」「町」「食(グルメ)」「鉄道路線」「神社仏閣」であった。
「絶景ランキング」では、1位富士山、2位立山・黒部、3位上高地であった。
私は仕事柄いろんなところに出かけていたので、おおよそのところは行ったことがある。
ただ富士山は、いろんな方向から眺めるが登ったことはない。登山は好きであったが、
富士山にはあまり登ろうという気が起こらなかった。独立峰で、急傾斜で怖いイメージばかりがあった。
私には富士山は眺めるほうが好きなところである。今後行けたら西伊豆方面から、温泉に入りながら
眺められたらいいなというのが憧れである。
立山・黒部には、いい思い出がある。
定年退職した記念に、夫婦で立山黒部アルペンルートを、富山から長野へ抜けたことがあった。
天気も良くいい旅行ができた。
上高地は、独身時代に槍ヶ岳に登った帰りに寄った。富山側から登り、上高地に降りたのである。
梓川のつり橋のところで、途中で一緒になった九州からの方々と撮った写真が懐かしい。
妻に話すと連れて行ってほしいと言われているので、これも今後の旅行候補地である。
以下、ランキングは北海道、松島、東尋坊、函館、日本アルプス、奥入瀬、瀬戸内と続く。
6位に東尋坊が単独で入っているのが、わたくし的には不思議な感じがする。
福井県というと東尋坊になるのだろうか。
確かに、宮城県では松島が単独で選ばれているが、これは日本三景であるからもあるだろう。
この後のランクに、天橋立や宮島があるからそれは納得がいくような気がする。
東尋坊には学生時代に、金沢、永平寺に行った時に寄ってきた。
当時,「らっきょうの花」というテレビドラマがあり、酒井和歌子さん憧れていたからである。
今一番行ってみたいのは、瀬戸内である。
瀬戸内も広いが、広島県の鞆の浦、尾道、竹原、しまなみ海道方面である。
息子が広島に転勤したので、これを機会に旅行を計画したいと思っている。