Paradise Lost

地獄より光に至る道は長く険しい

金沢城公園

2009-06-13 11:11:11 | 記憶のかけら~風景

今日は金沢城公園をはじめに、兼六園からひがし茶屋街にまで足を伸ばすつもりだ。

宿泊する白鳥路ホテルから金沢城公園へは、大手門から入れば直ぐに入れたのだが・・・。
まずは白鳥路を散策してみよう、などと思ってしまい、城の周りを半周ほど歩いてしまった。

さて、そのお陰で実感できたのが金沢城の石垣の素晴らしさ。迫力すら感じる。



下の写真は、『本丸南面の高石垣』



写真の撮り方が下手で、大きさが伝わらない・・・
金沢城の周囲を半周近く回って、ようやく『いもり坂口』から『二の丸案内所』を経て『菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓』に到着。下の写真は『菱櫓』を外から見たもの。



内部は復元と利便性を兼ね備えた造りになっていた。
『菱櫓』は、その名の通り『建物が菱形』をしており、柱まで『菱形』だ。そして、階段なども菱形(平行四辺形)に造られているので面白い。建築時によくも混乱しないものだ。

 

展示されていた模型を見るとこんな感じ。



櫓全体で菱形になっている事がわかりやすい。
各々の柱は、釘を使わずに組み上げられている。その様子が下の展示物の写真。



上の部品が組み上げられると下のようになる。



がっちりと組み上がっていて驚く。
これだけ複雑な組み方をするのには、組み上げた部分の剛性強度を高め、乾燥収縮による木材の変形に対応すると言う狙いがあるらしい。

菱櫓に続くのが下の写真の『五十間長屋』。



気分が良いくらいの長い廊下である。
その先には、『橋爪門続櫓』がある。そこからの眺め・・・石川門方面。



下の写真は五十間長屋の城壁。下右は、橋爪橋前から橋爪門続櫓を見たもの。

 

石川門を出て兼六園へ向かった。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿