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世界旅行記

イチ個人の旅行記

2011年を迎えるカウントダウン

2010年12月31日 | タイランド

屋外のフェスティバルスタジオへ向かうWSは人人人で寿司詰め状態だ。
この人の密度は信じられないよ。
誰かが転んだりしたら将棋倒しで大変な事になるな。
途中でその先は飽和状態になり前に進めない。
仕方が無いのでこ位置で良いかと、ビーチ沿いの桟橋辺りに陣取る。
23:20分なので40分立ったまま待ちか。
酒もしこたま入ってるしキツイな。
ビーチからは燈火の熱気球を幾つも空に上げていた。
とても綺麗で情緒的だ。
しかし、樹木に引っかかったりして燃えてるよ。
火が大きくならないのかと気になって仕方が無い。
木は水分を多く含むものらしいので余り燃えないのか。
もうひとつ、空高々と目視出来ない所まで上がった気球は最後には火は消えるだろうが、
フレームの張り金は落下するだろう。
落下したそれが人に当たったら唯事でないなとか余計な心配をする。
そんな事を考える内に周囲が騒々しくなってきた。
時計を見ると年明け1分前だ。
花火が次々と上がる。
ビーチは2~3kmで弧を描いているので其々の場所から上がる花火が180度のパノラマになる。
まさに幻想的。
しかし、爆ぜる位置が低い。
それに人の真上だ。
落下物が人に当たったらどうするんだ。
日本の消防法では有り得ない。

俺は要らぬ心配をしすぎだ。
もっとその状況を楽しめないものかね。


マニラのペテン師たち

2010年12月30日 | フィリピン
マニラの空港からエルミタ地区へ向かうタクシーの料金が600pで、
エルミタ地区から空港へ向かうメータータクシーでは200pってのは腑に落ちない。
俺はケチではないが、金で理不尽なのは大嫌いだ。
空港で予約したホテルはパームプラザ。
前回宿泊したラスパルマスと姉妹ホテルで料金もまあまあ。
荷を降ろし散歩に出かける。
マニラ湾に近いので徒歩で行く。
海は汚いと言われているが、そうとも思わない。
寧ろ横浜湾とかの方が余程汚染されていると思う。
湾岸ロードを歩くが前回ほど物乞いや物売りは寄って来ないなあ。
経済も上に向いているのかな。
しかし、やはり居るのはペテン師だ。
地球の歩き方とかのガイドブックに注意で書いてある方法と全く同じに声を掛けて来るので呆れるどころか笑ってしまう。

【 エピソード1 】
ペテン師は片言の日本語で
「 海汚いね 」
「 はぁ 」
「 日本人でしょ 」
「 そうだよ 」
「 ボク、日本大好き 」
「 ああ、そう。日本語上手だね 」
「 昔、日本で仕事していたよ 」
「 どこで? 」
「 横浜ね 」
大体、東京、横浜、名古屋、浜松、仙台ってフィリピンパブが多い場所を言う。
「 何の仕事? 」
「 シンガーね 」
はっ、その顔、その声で?
「 ああ、そう 」
「 ボクの妹が日本で働いているね 」
「 どこで? 」
「 横浜 」
「 妹は仕事?学生?結婚? 」
「 学生ね 」
「 何の? 」
「 ホテルの研修ね 」
きたよ、パターン記載通りだね。
暇だから付き合ってみる。
「 妹が心配だ。電話も手紙も無い 」
きたきた、連絡を取ってくれないか?お願いしてくるのだろう。
そしてOKしたならば家に招き、ゲームに興じ、金を巻き上げるとか。
「 ああ、そう 」
「 横浜は行きますか? 」
「 行かない 」
「 妹を探してくれないか? 」
ジャスチュアで 「 No.No. 」 といってさっさと引き上げた。


【エピソード2 】
「 やあ、あなたのホテルのスタッフだよ。仕事終わったばかりだ 」
そのまんまじゃん。
少し意地悪で
「 ホテルは? 」
「 パームプラザでしょ 」
何故知っているのだ?
そこら辺は奴等のネットワークなのだろう。
「 ドコ行くの? 」
「 散歩だよ 」
「 海汚いでしょ 」
またか。
「 日本も汚いよ 」
そう言うと何故か嬉しそう。
「 一緒に散歩しよう。案内します 」
唯の散歩に案内など不要。
それにこの説明してもらう事などない。
歩いていくと奴は付いてくる。
「 あなた、かっこいいね 」
そんな事はあんたに言われてもちっとも嬉しくないよ。
「 そりゃ、どうも 」
「 何? 」
その言葉が理解出来ないのか。
イチイチ説明する必要も無い。
そこで幼い少年が手を出しながら足に絡み付いてきた。
ちょうだい、ちょうだいっって、いわゆる物乞い。
コンビニで小銭を多く渡され、ズボンのポケットでジャラジャラしていたので数枚をその手に握らせる。
少年は礼も言わず走り去っていった。
それで終わりかと思いきや、付いてきていたペテン師がニコニコしながら 「 ミーみも 」 とか。
アホかい。
ジャスチュアで 「 No.No. 」 といってさっさと引き上げた。