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世界旅行記

イチ個人の旅行記

銃、この感覚 ..

2008年05月08日 | カンボジア

              
チェーンでバリケードされた入り口にはアーミー服の男と何故か裸の少年。
軍の元演習場のような感じな中を通り抜けていく。
到着した、ここは屋外の射撃場であらゆるライフルや機関銃が壁に置かれている。
アメリカやタイでも銃は撃てるが機種は限られている。
機関銃、バズーカ砲も撃ちたい。
それが可能なのはここプノンペンだ。
              
日本で得た情報通りにその場所はあった。
早速交渉、M16を撃ちたい、この銃は戦争映画好きには憧れの機関銃だ。
何やらパーツの一部がイカれていて調子が悪いらしくダメだとか。
ジョン・ランボーのようにぶっ放してみたかったが残念だ。
              
「 この銃はどうだ? 」
「 バン、バン、バ~ンってか? 」
「 No、ダダダダダッ 」
「 悪くない、いくら? 」
「 30発で70ドル、いい銃だぞ 」
「 OK、これにするよ 」
ブロックに覆われた狭い部屋に連れて行かれる。
30mくらい先に標的があり、まるで処刑場だ。
              
銃は少し手入れが必要らしくオイルで潤滑する。
右手はここ、左手はここ、これを肩に押し付けといろいろ教えてくれる。
いざ、ガッガッガッガッ・・・
ふぁ~、何コレ、1秒5発くらいか、すごい反動だったな。
余韻がいつまでも残りそうだ。
こんなん人間が食らったらぐちゃぐちゃの挽肉状態になってしまうだろうな。
              
ピストルも撃ち、手榴弾も見せてもらった。
バズーカ砲も撃ちたかったが300ドル払う上、山を登った射撃場に行かなければ
ならないらしい。
さすがに十分なドルも時間もない。
              
しかしM16だけは名残惜しかったので構えた写真だけ撮らせてもらった。
カッコつけて構える。
う~んナルシシズム、至福の瞬間。
              


ナイトクラブ in プノンペン

2008年05月07日 | カンボジア

「 Goodなナイトバー、あるいはディスコティークを知らないか? 」
ホテルの兄さんに尋ねる。
「 あるよ、ここら辺りがスポットだ 」
地図に示してくれた。
海外一人旅は夜がヒマだったりするが俺の場合はバーで風景を眺めながら飲んだり
ディスコで踊ったりするのが好きなので退屈はしない。
もっとも日本でそんな事はしないが。

バイクタクシーに跨って行ってはみるがここが繁華街かよ、5,6軒しかないじゃん。
それに暗い、店のネオンも暗いが周囲全体が暗い。
「 おわ~、こえ~ 」
プノンペンの夜は危険と言うがそのとおり。
              
欧米人客が多くいるバーに入ってみる。
ビリヤード台があるアメリカンスタイルだ。
俺はアンコールビアーを飲みながらビリヤードのプレイを見たり旅日記を綴ったり
すると女性達が俺に視線を投げかけてくる。
そうか、ここはデートクラブも兼ねてるのか。

しかし女性達の妖怪のような風貌はなんだ。
毒々しい化粧とその猿顔、中には男じゃないの? ってのもいる。
「 こんなの買う奴いるのかね~ 」 と思わず独り言。
まあ、当然にいるだろうが。

褐色の足に赤いはん点が幾つもついた女を見た時にはさすがにゾッとした。
陽性だ、間違いない。
              
ふらふらになるまで飲んだ後、再びバイクタクシーに跨りホテルに戻るがドライバー
もアホで住所カード見せても場所がわからんようだ。
俺も酔いが手伝ってドコ走ってるかさっぱりわからん。
何度も行ったり来たりで互いに頭にきて 「 自分で探す 」 と降りる。

しかし周囲は仮にも一国の首都だっての真っ暗だ、信じられん。
奇跡的に辿り着いた。
ホテルの前には警備の男が立っていて。
「 歩いてきたのか? 」 と呆れ顔。
「 夜はタクシーを使え 」 強い口調で言われる。
やはり物騒なんだな、俺は相当危険な事をしているのか。
部屋でシャワーを浴びた後、深く反省する。
              
翌日の夜はディスコティークだ。
カンボジアン、アメリカン、ヨーロピアン、アフリカン、多国籍な雰囲気でいい感じ。
俺もステップを踏んでみるが周囲が上手すぎて、恥ずかしくなるよ。
しかし肌の色が黒い人ほどダンスが上手い、体からリズムが湧き出ている。
金髪の黒人があまりにかっこよかったので見とれていると話しかけてきた。
「 気分はどうだい? 」
「 いいよ、ドコから来たんだい? 」
「 カメルーンだ 」
「 そうか、君のダンス上手だね 」
そう言うと彼はさらに激しく踊った。
              
この店は普通のディスコかなと思ってるとカウンターの隣席に男が座る。
そして俺の耳元に囁く。
「 マリファナ、ヘロイン、MDMA .. ユーウォン? 」
ギョッとして目を向けると男はニヤリと笑みを浮かべさらに囁く。
「 グッドレディ .. ユーウォン? グッドボーイ .. 」

やはりここはプノンペン。
強アルコールで視界がスローモーに歪みだした頃に店を出た。
辺りは暗い。
「 ヘイッ、俺の背後を歩くんじゃないッ 」
              


プノンペンは桶屋が儲かる?

2008年05月06日 | カンボジア

              
何この雰囲気? TVの犯罪都市番組で見るような光景そのものだ。
男性は皆、強盗に見える。
女性は皆、娼婦に見える。
シェムリアップのホテルで予約した同系列のホテルに入ってはみるが
暗い、古い、清潔感がない、生臭い湿度が漂っていて嫌な感じがする。
部屋には虫が数匹いたりする ..。
2日間過ごせるだろうか。
              
それなりに観光する場所はあるようなので行こうと思うが滞在は短いので効率よく
廻らなければならない。
ホテルのスタッフに聞いてみるとトゥクトゥクで案内のツアーがあるとやら。
料金は15ドルで8時間、その価格は安い。
              
銃を撃った後キリングフィールドへ向かう、同タイトルの映画も好きだったな。
頭蓋骨が幾つも入ったモニュメントがあるだけで他に何かある訳でもない。
この場所でそのような殺戮が行われていたと言う事を訴える為の場所だ。
来る人も外国人観光客のみ、現地人はそれを知るので物乞い達が集まっている
中でもやはり幼い子供が多い。
数人で歌いながら50m近くついて来たり。
「 Give me 1$ 」 と直接言ってくる子もいる。

帰り際、トゥクトゥクでゲートを出ると少女2人が走りながら追いかけてきた。
遊んでいるのかと思ったがパイプにしがみつき 「 Give me 1$ 」
と叫んでいる、その細い腕、ゴム草履のままで。
さらに車がスピードを上げるとその手は離れ、少女達も小さくなっていった。
俺はその姿をただ呆然と見つめる事しかできなかった。
              
主要道路は舗装されているが枝道は赤土のままだ。
車もバイクも容赦なくスピードを出すので土ホコリが舞い上がり視界が黄色くなる。
のでさすがにハンカチで口を押さえる。
目も空けていられない、ゴーグルでも買うか。
プノンペンはホコリが舞うので桶屋が儲かるのではないの?
              
元軍の収容所、ここは来たかった。
建物の外観からも悲壮感がひしひしと伝わってくる
。惨殺の部屋や独房、拷問に使われた道具などがリアルに飾ってあり写真やその光景
を描いた絵が凄惨さを強調させる。
部屋に入る度、写真を見る度に背筋が凍りつくようなフィーリングを覚えた。
ポル・ポト軍に全滅させられたプノンペンも良くここまで復旧したものだと思う。
              
ロシアンマーケット、セントラルマーケットと、冷やかして歩くが商品はどれも質が
良くなく、それでいて安くもない,、一般庶民など買える値ではないだろう。
観光客や金持ちもそんな多くこの場所に集まるとは思えないが。
食品売り場はとにかく不衛生だ、現地人以外で食う奴なんているのかね。
カンボジア料理は変わった味が多く、バーガーやステーキも食べたりするがこれらも
味付けが変わっていて、説明は難しいが全くオーソドックスでないんだ。
この都市では食事に苦労したよ。
              
どれも印象的な事ばかりで退屈はしなかったが日中の暑さと土ホコリの中、観光巡り
をするのは相当ハードだった。
ホテルに帰りシャワーを浴びると足、腕、顔、頭から茶色の汚れが一気に流れ落ちた。
鏡を見ると目は真っ赤だ。
しかしこの目でいろいろ見てきたな。
中でもトゥクトゥクにしがみつきながら叫ぶ少女の目が強烈な印象として残っている。
              


貧しき国カンボジア

2008年05月05日 | カンボジア

早起きついでにさらに早起きしてホテルのバルコニーからライジングサンでも拝もうか
と思うが4:30はキツイ。
今日は早朝からプノンペンまでバスで移動になる。
ホテルの犬達との別れはつらいが、振り向くまいとシェムリアップ後にする。

バスは舗装された国道を走るがその道はバイク、自転車、リヤカー、さらには馬車まで
利用するのでのろのろ運転だ。
追い越しをする度にクラクションを派手に鳴らすので景色を楽しむ気分を削がれるよ
市の中心から3,4キロも離れると風景は一気に変わる。
見渡す限りの田園とヤシの木が幾つも立って痩せた白い牛が僅かな草を食べている。
のどかだなあ。
              
住人達は高床式の藁葺き屋根の家を構えハンモックに揺られ昼寝をしていたりする。
家の外観は柱を強めに蹴ろうものなら崩れ落ちそうなほど弱々しく
バスが停車した際、近くの民家の中を覗いてみると何と言うか鶏小屋かと思える程だ。
何と貧しい暮らしなことか ..。
              
政策で外貨獲得の意思は感じられるが全ての国民に行き渡る訳ではなく、むしろ国から
の支援など受けられないのだろう。
彼らは農業で稼いだ金を生活費のみに消費し、ずっとその生活から抜け出る事はない。
夢は非現実でこの現状から抜け出たい、抜け出そう、など考えていない様に思える
。その後もバスの窓超しに見えるのどかな風景と貧しい生活に衝撃と感慨を覚え続けた。
              
昼の休憩で停車した場所は市場になっていて現地人を含め賑わっているが食材の
不衛生さにまた衝撃を受ける。
使用する水もかなり汚れていて、包丁、テーブルも相当汚い。
これは食えんわ、カンボジアの衛生状態は良くないとは聞いていたが目の当たりに
するとド肝を抜かれる、悪いと言うよりも劣悪だ。
              
物乞いも相変わらずだ。
子供がほとんどだが老人、盲目、肢を失った人、など。
見ていて切なくなるが数人に金をあげたところでその問題がどうにかなるものでもない。
              
そんな物乞い達を俺は冷たく断れない。
笑みを浮かべて 「 イヤイヤあげないよ、買わないよ 」 と曖昧な態度だ。
欧米人は氷の様な冷たさで無視し 「 Get away! 」 と言う態度を見せる。
そんなん出来ないよ、でも俺のような態度は思わせぶりで最も良くないのだろうな。

バスはさらに走り、窓越しに見える光景から俺は目を離さなかった。
              


俺に何が ..

2008年05月04日 | カンボジア

              
シェムリアップにある小さな小学校を尋ねる。
もしかしたら孤児院とかかもしれないが。
先生がボードで生徒達に学習を教える図式は学校のようなものだろう。

子供達は木材を繋ぎ合わせただけのような机、イス、そして服。
授業は各自、思い思いのスタイルで学んでいるようだ。
ノートを覗き込むとひとりは算数だったり、ひとりは英語だったり、さらには国語?
だったり。
自らのわからない部分を僧侶の姿をした先生に質問するような感じに見えた。
              
しかしながら子供達は勉学に励むといった姿勢ではなく。
隣の子にちょっかいを出している子もいれば折紙に励む子もいる。
大泣きしている女の子は時折泣くのを止め辺りを見回し、また泣く。
かまってほしいのだろうか。
そんな子供の心理は何処の国も同じなんだね。

ひとりの女の子はノートを破って折紙変わりにして三角巾のように頭に巻いていて
別の一枚で口を覆うようにし、その姿を皆に見せて遊んでいる。
お医者さんのイメージでもしてるのかな。
俺が少女に笑顔を向けるとはにかんだ表情で手を振ってくれた。
その目は密林の中に静かに潜む湖のように澄んでいて、奥底に吸い込まれそうに
なった。
この国はアジアの中でも凄惨な過去を持った貧しき国であり、そんな国に生まれた
哀しみが眉間辺りに潜んでいるようで思わず嗚咽が込み上げてくる。
              
俺がこの子達にしてあげられる事はあるだろうか。
金をあげる、いとも簡単な事だ。
それがありがたい事とは知るだろうが、こちらの気持ちを察する事までは出来ない
だろう。
では抱擁するか、得体の知れない外国人に抱きしめられても怖いだけか

所詮俺がこの子達にしてあげられる事など何ひとつない。

しかし俺は子供達のマネをした。
目線を同じにし、その動き、その表情をマネた。
すると彼らはとても嬉しそうに笑ってくれた。
殆どの子に同様にマネをした。
中には怒っているような子もいたが皆喜んでいるように見えた。
              
しかし何故か自分の目にその光景が、その笑い声がTVの画面超しに見るような
錯覚に陥った。
どうする事も出来ない現実を目の当たりにして自分の無力さを誤魔化す為に
そんなフィーリングを覚えたのだろうか。       

そして思う、島田紳助が、藤原紀香が、あるいは日本人が、カンボジアに学校を
造ったところで彼らのidentityだけは変える事は出来ない。


密林の神秘アンコールワット

2008年05月03日 | カンボジア

              
「 ついにきたぜ~、アンコールワ~ット! 」
ワットを拝む表参道で叫ぶ。
周囲の人達が何事かと俺を見るが知った事ではない。
憧れのこの地を踏みこの目で捉えたのだ、感動が勝手に体に表れる。

なんてスケールの大きさだろうか。
写真、映像で何度も見ているが実際目の当たりにするとあまりに違う。
こんなにも壮大で勇壮で美しい、この世のものとは思えない。
              
どの距離どの角度からでも絵になり、シャッターチャンスが多すぎて困るほどだ。
その建造の完成度と彫刻の繊細さには驚かされるばかりだ。
700年前、設計図と言える程のシロモノなど無かった時代に良くこんなの造ったなあ。
何度も何度もずっと眺め続けた。
また来るかもしれないがもう来ないかもしれない。
この感動と共に目に焼き付けたかった。
              
アンコールトム、バイヨン。
その彫刻の表情は像によって異なると言うが実際見るとホントに違う。
微妙な喜怒哀楽が伝わってくる。
お気に入りの表情とにらめっこをしてみよう。
口元とアゴのラインは慈悲の意を含めたようで。
また、その目は俺の深いところを見透かしているような洞察力に富んだものだった。
見る人のほとんどが同じような思いを抱くのではないだろうか。
歴史人の偉大さを改めて知る。
              
アンコール遺跡は森の中に潜んでいてフランスの学者が19世紀に発見し、世界に
広めたと言うがよくも見つけたねと密林の中を歩きながら思う。

タプロムに行くと再度、驚嘆する。
何てスケールの大きさだ。
遺跡の壁に覆いかぶさる様な樹木がそれを物語る。
長い年月によるものと言う事をこれだけ明確に表すものは他の遺跡であるだろうか
いや凄い。
              
アンコール遺跡を観光できるのは今日1日しかないので歩きっぱなしだ。
今日に限ってスコールは降らず太陽が出っぱなし。
マレーシアや台湾などで暑いのは経験しているがこれ程に強い陽射しは受けた事がない。
腕や首筋をジリジリと焦がす音が聞こえてくるようだ。
暑さと戦いながら密林をさらに歩き、主要4箇所を8時間かけて廻り遂げた。
ホテルに戻りシャワーを浴びた、その時の爽快感、そしてバルコニーから見渡す風景。
まさにアジアンテイストなフィーリング。
              
17時、まだ時間がある、もう一度アンコールワットを見たい、サンセットも。
「 ヘイタクシー 」
バイクのケツに乗っかるが舞い上がったホコリが顔に当たり、目に入る。
「 う~ん、痛い 」
再びワット、早朝と夕刻は全然違うんだ。
夕刻は太陽光が正面から当たるので色がハッキリして岩石の細部も良くわかる。
また大感動、そしてサンセット。
地平線に沈むのではなく雲の中に消えていくんだね。
              
アンコールワットは失いかけた心の奥底から湧き上がるような感動を思い出させてくれた。
いつか再び ..。
              


緩やかな時間シェムリアップ

2008年05月02日 | カンボジア

              
ベトナムエアラインの機は低空を飛び、ウインドから見える光景は緑と赤土に沼地。
カンボジアはまさに森の国だ。
50分足らずで到着した、ホーチミン~シェムリアップは東京~大阪ってところか。
タラップを降りると見渡す限りに青空と緑のパノラマが広がる。
空港なのでどの国も似たような感じかも知れないが違いは感じられた。
「 ついにきたぜ~、カンボジア~ 」
空に向かって雄叫びを上げる。
VISA取得も入国審査ものんびりしているなあ。
おつりが無いからってVISA料金2ドル分まけてくれた。
何それ? えらい適当だな。
市内へはタクシーで、のどかな風景が広がる、これがカンボジアか。
しばらくすると開けてきた。
宿泊はタクシー運転手との交渉で安いゲストハウスを紹介してもらう事に。
              
そのホテルはイメージそのものな感じでとても良い印象。
料金も1泊20ドルとまあまあだ。
そこの支配人らしき男が宿泊のみでなくアンコール遺跡案内、次に訪れる地プノンペン
のホテル、バス、また空港へのタクシー、とカンボジア滞在における全てのセッティング
をしてくれるようだ、それもビジネスなのだろうが。
時間を有効に使いたい、委ねるのもいいかな。
全ての宿泊と移動でトータル109ドル、まあ高からずでOK。
ホテルの支配人はなかなかハンサムはいい人でこちらの要求にはほとんど応えてくれて
重宝したがチップをせがむのと、それに対してこちらが笑うと一緒になって笑うのが玉に傷。
              
とりあえず歩く、道は舗装されているがバイク、車、ダンプ、トゥクトゥク、が赤土を
巻き上げ走りまくる、ものすごい環境だ。
町の地形を知るためにトゥクトゥクを30分3ドルで雇う。
「 ドコへ行きたい? 」
「 適当に町を巡ってくれ 」
シェムリアップは小さな町だがアンコール遺跡の観光客用に整然とされていて広くもない
ので戸惑う事はなさそうだ。
              
一旦ホテルに戻ってドコかいいレストランでもあるか聞いてみよう。
しかし、このホテルの居心地の良さはなんだ。
ゆったりのした雰囲気で2匹の犬がまた可愛いんだ。
人懐っこくてバーのイスに座っていると俺のつま先を枕代わりに寝てたりする。
手を出すと指をペロペロしてきて、もうこの仔達とずっと遊んでるだけで満足してしまいそう。
              
ナイトライフはさすがに観光客向けなレストランがひしめくエリアがありポリスの警備も
しっかりしているので安心して飲める。
アンコールビアーが1ドルで食事はほとんどが3ドル程度で食べられるからとても充実する。
カンボジア料理は肉や魚を汁と共に炒めたものか多く辛味の中に甘みも含まれていて
なかなか味わうことの出来ない感じでよりエキゾチックな気分になった。

アンコールビアーとこのホテルとその犬たち。
出発の朝は後髪を引っ張られるようでせつなかった。