シドニーエクスプローラーはシドニー市内を周回するバスだが、
こちらはシドニー近郊の海岸とボンダイビーチを通る道を周回するバスだ。
サーキュラーキーのストップで赤から青のバスに乗り換える。
とりあえず一周回。
市内とは異なり距離が長いがスピードがあるので時間はあまり変わらない。
道は勾配が多く崖沿いも走ったりとけっこう揺らされるが、
景観は緑、海、遠目に見るシティやヨットハーバーは視界に全域が写るので
とてもステーキ。
海岸の崖に登る道があるようなので、そのストップで降車し歩く。
階段は岩で出来ていて硬いわ高いわ遠いわで早速後悔するが登らないわけには
いかないので必死に頑張る。
しかしこの旅は歩きよい靴を持ってきてないので相当キツイですわ。
やっと頂きへ。
見下ろした崖、うっすら霧かかっている水平線、遠目に見る欧州風の住宅建築と
絵になる風景はあるが特別な感動はないな。
シドニー市内もそうだが心に響くものがない3ヶ月前のパリ旅行が良すぎたのも
手伝っているかもしれないが。
ボンダイビーチか、季節は冬なのでサーファーや海水浴客もいないので閑散としている。
このビーチは人工的ではないだろうが人為的にムリに存続させているような印象を持った。
海岸沿いの道を挟んだ町の雰囲気がそんな思いを誘発する。
海を見たついでに水族館も行ってみる。
大きなサメを見れたのが少し嬉しかったがこんな大きなガタイでこの小さな水槽の
中に入れられ、ツライ心中を表しているかのような表情に哀れみを感じてしまった。
もっともサメってのは無表情だけどね。
帰りのフライトまで少し時間があったので買い物がてらブラブラと市内を散歩する。
前からクロコダイルダンディのようなおじさんが現れた時はとてもショッキングだった。
パフォーマンスっぽさは残るがあんなのいるんだね。
それが一番印象的だったかな。