” ハマースミス ” これは地名だったのか、十数年目にして知る。
10代前半から好きなロックバンド ” THE MODS ” の初期の曲 ” TWO PUNKS ”
~♪どうにかしてくれハマースミスに電話しよう♪~
と歌うのはずっと人名と思っていたがまさか地名とは
駅の看板を見たときの感動は忘れられない。
写真を撮った。
個人のもつ興味の中での驚きと出会った時の充実感は生きる上での喜びのひとつだ。
たとえそれがちっぽけな事であっても。

冬のヨーロッパは雲が低く暗いというがその通り。
イギリスは雨が降るというがそれもその通り。
ロンドンでは人は雨でも傘をささないと言うがそれは違うらしい。
そんな街歩きはピカデリーサーカスから始まる。
一般論をマネる訳ではないがそれが簡単で手っ取り早いんだ。
バスはストップの間隔が短く多数走っていて路線図をみてもさっぱりだが
ダブルデッカーが所狭しと街中を連なって走る光景は圧巻。
そんなバスを追いかけながら駆け乗ってみたり。
現地人の日常と同じ事をしたりするのは海外での楽しみ方のひとつ。
欧米人が日本の蕎麦屋でズルズルと音を立てて食べる事に喜びを感じるのと似た
ようなものだろう。
目的地も無かったが何度もバスに駆け乗り、駆け降りた。

~トラファルガー広場~
猿岩石のゴール地点か、それ以外に思い当たらない、ハトが多いんだね。
この日は特にイベントも無いようだ。
すこし佇んで人を眺めてみたりする。
みなこの広場で何するわけでもなく、訪れる事と記念撮影が目的のようだ。
自分もそうだったっけ。
~バッキンガム宮殿~
チューブの駅をひとつ早く降りてしまった、まあいい歩くか。
赤褐色のレンガ造りの壁がいかにもロンドンであることを感じさせるよ。
広いなあ、人はそんなに多くない、広いからそう感じるのかな。
ここも宮殿を見て写真撮るだけか。
あちらのほうが騒々しいなと思ったら何やら始まるらしい。
衛兵交替式か、ガードはしっかり仕事している感じがするよ。
やはり日本の警察はヤワだな、海外にいるとよく思う。
~ビッグベン~
ロンドンアイから国会議事堂を見下ろした後、テムズ川をクルーズしてみる。
歴史を感じさせる落ち着いた景観と歴史により草臥れた情景にこの国の奥深さが
垣間見える。
おっとこの橋はロンドンブリッジだ、かの有名な歌。
~♪London Bridge is falling down…, my fair lady♪~
普通のコンクリの橋なんだね、なぜこれが落ちるのか ..。
さらに進むとタワーブリッジ、私的にロンドンのイメージと言えばこの橋になる。
う~ん、絵になりますねえ、船でくぐるのもまた情緒がありますねえ。
初老の男性にお願いしバックに写真をとる。
とてもいい構図になりお気に入りの一枚になった。
何度見てもグレー色の雲を背景にそびえるブリッジの迫力が脳裏に蘇るよ。
~マダムタッソー蝋人形館~
ラスベガスのベネチアンホテルでも見たがロンドンの方がクオリティは高い。
スタローンの体の小ささには思わずビックリ
N・ケイジのカッコよさには思わずウットリ
ビヨンセのセクシーさには思わずモッ○リ
~ロンドンダンジョン~
ワールドレベルで相当怖いとか聞いていたがただのお化け屋敷。
むしろ階級制度からの迫害の歴史に軽い衝撃を受けた。
寒い中よく観光したよ。
私はホントに海外旅行が好きなんだね。
返りの空港へ向かう地下鉄が地上へ出た時の光景は
幼い頃になぜか家にあった異国の絵本に描かれていた絵と同じだった。
あの絵本はまだ実家の倉庫で眠っているのだろうか ..。
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