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世界旅行記

イチ個人の旅行記

上海の初日

2011年04月30日 | 中国

                   
磁浮の終点の龍陽路駅で地下鉄に乗り換えとなる。
No.2ラインの切符を買いたいが買い方がよく判らんぞ。
自動販売機の画面をさわってみるが、んんん?
中国人が買うのを見るがまだ判らん。
ウロウロしていると販売機の横にみすぼらしい風貌の青年が立ち、買う人に手振りで何かを言っている。
ああそうか、買い方を説明し、その礼をせしめようって考えか。
まあ、ドコにでも居るわな。
上海と言えど雇用が100%である訳無いし、自ら稼ぎ生計を立てなければならないのだろう。
その販売機で買い、青年にコインで2元を渡した。
地下鉄のイメージは台湾のそれと殆ど同じ。ニオイも。

目的地の上海広場駅に到着した。
さあ、ここからだ。
初めて訪れる国とあってホテルは日本でインターネット予約をしておいた。
備えあれば憂い無し。
しかし場所があやしい。
日本で得た地図である程度見当はつけたがその通りである事はまず無い。
探し歩くのは賢明で無いのでタクシーを捕まえた。
予約フォームのホテル名を指し、 「 ここを知っているか? 」
知らない様だがTEL番号が載っていたので電話し、確認してくれた。
到着。24元。上海は乗り物は安い。
ホテルの場所は予想通り地図と全然違った。
あてにならないな。
なんとかチェックインできた。
金額は予約と同じ。デポジットでモメたが。
部屋は狭いが設備はかなり良い。何故か2段ベッド。

荷を降ろし外出する。
湿度がじんわりとしているので直ぐに汗ばみ、ジーンズが重くなる。
よく歩いたな。
足が棒の様になった。
夜はする事が無いので20時前に部屋に戻り、コンビニで買った缶ビールを飲んでさっさと寝た。


磁浮で時速430km

2011年04月29日 | 中国

                   
到着したぜ上海空港。
ええっと、磁浮の文字はドコだ?
あったあった、これを真っ直ぐね。
磁浮とはリニアモーターカーの事。
上海に一泊するのはそれに乗る事も目的のひとつ。
基本的に乗り物は好きだがリニアモーターカーの様な列車の中でも様相を呈するものに乗る事で胸踊る。
初めて飛行機に乗った時の気持ちと似た感じかな。

チケットは往復で80元。
ホームで待つと来た来た。
外観は日本の新幹線よりもスリムで重圧感は無い。
車内は自由席なので当然に窓側に座る。
おっと前触れ無しに発車した。
一瞬浮く感じがあると思っていたが違った様だ。
電気自動車と変わり無いかな。
速度はどんどん上がりあっという間に300kmを超える。
カーブでは傾きが車内でも明らかに判るがGは余り感じ無い。
速度は更に上がり400kmを超え、最高速度の430kmに到達する。
飛行機の離陸直前のスピード感に似ているが振動は無い。
空気を突き抜ける感じだ。
最高速度は20秒程度でその後は減速に入る。
さすがに430kmを感じたので200kmがとても遅く感じる。
終点迄は時間にして7分程度。
しかし満足感いっぱい。
これを乗るだけでも上海に来る価値はあるよ。
                   


中国東方航空にガッカリ

2011年04月29日 | 中国

                   
航空会社は中国東方航空。
とにかく航空券が安かった。
過去最安かも。
その分余り期待出来ないが。
空港に入ってびっくり!
人がいない。
GW初日だってのにガラガラだ。
やはり震災による自粛か。
良いのか悪いのか。
チェックインカウンター。
スタッフの手際の悪さに呆れた。
システマチックに行われているのだろうがさっぱり。
腹が立つ程だ。
機は?
小さいよ。
機内は?
古いよ。
シートは意外に広いがTVモニタは無し。
ヘッドホンの音楽も無し。
また、隣のヤツが中国人でよく動くし、組んだ足の靴をこちらに向けやがる。
嫌悪感が募る。
ウィンドウからの景観は悪くない。
それが唯一の救いか。
機内食が来た。
全く期待していなかったがまさにその通り。
魚を頼むが米の上に鱈の切り身をのせただけ。
それに昆布巻き、蛸わさ、かんぴょう、ケーキ、スイカ、しめて原価2元ってところか。
日本人のCAに水を頼むと、 「 かしこまりました 」 と返した割りには3秒後には忘れた様だ。
プロ意識が無いねぇ。
フライトは3時間。
なんとか耐えられる時間だ。


10時間のトランジットは空港で

2008年01月04日 | 中国

格安航空券のおかげで北京でのトランジットは10時間だと。
入国審査を終えたのが午前0時過ぎだったので
今からホテル入っても滞在が5~6時間ってトコロだ。
空港で過ごそうとオールナイトオープンのカフェとか探す。
結構あるのね、安心したよ。
ソファの柔らかそうなレストランで酒もある。
しかし空港内は予想以上に寒い。
上半身は厚手のジャケットがあるのでいいが足がかなり冷えるよ。
店に客がほとんど居なかったのでテーブルクロスを一枚借りてそれを毛布代わり
にしようかと思ったがあまりに非常識なのでやめた。
そんなん考える事もおかしいかな?
学生のバックパッカーじゃないんだ、国辱的な事をしてはならない。
              
しかし退屈だ、ネットカフェもあるがCLOSED
この旅行記を書くことにした。
パソコンは荷物になるのを嫌い持たないため紙に書く。
後にテキストに打ち込むようにしよう、2度手間になるが方法は無い。
文章は嫌いでも不得意でもないのでスラスラ書けるよ。
まあ自身の事を好き勝手書いてるだけだが。

寒いのであまり寝られない。
退屈しのぎにウェイトレスに話しかけてみる。
「 It's cool 」
「 クゥ? 」
その女性の英語は一般的な日本人以下なので漢字で意思を伝えてみる。
” 場内寒  ”
「 アー、イエス 」
” 君 美 ”
「 ??? 」
” 貴方 麗 ” ( 実際そうでもなかったが )
「 やだ、もうっ 」 って感じで行っちゃった。
仲間のウェイトレス達と
「 あの人、こんな事言うのよ 」 って感じでこっち見てクスクス。
俺も何やってんのか、中高生じゃあるまいし。
              
日の出近くになると人も増えてきて店も開くので朝食でもとテーブルの並びの
整ったレストランに入る。
しかし朝食セットのマズいこと。
北京は露店など庶民の味はすばらしいく良いが
ホテルやレストランといったフォーマルな場所の料理はよくないように思う。
旅先で食事が良くないと気分が相当下がるよ。

やっとON TIME
飛行機に乗ったときはホッとした。
しかしここからも長かった。
カオサンを出て自宅に到着するまで25時間を費やした事になる。
もうバテバテだ。
              


北京の休日

2007年12月30日 | 中国

空港のウィンドから見る離陸する飛行機はいつの時もセンチな気分にさせる。

座席は最後方だったがなんと隣の席2つが空いていて3シート1人占めだ。
前の方を見てもそんなのは自分ひとりらしい。
なんたる優越感、
横になりたかったがそれはやめた。

機内は退屈だ。
座席ごとにモニタがある機もあるがこの機はなし。
では景色でも楽しむかと窓に目をやってみるが、なんと外側が汚れている。
エンジンのすぐ後方だからだろうか。
「 Oh, Well 」
良い事ばかりではない。
              
大連経由で乗り換えらしい。
面倒なことをさせるぜ。
イミグレーションはものものしい雰囲気だ。
写真を撮ると女性の警備がすごい剣幕で怒る。
「 デジカメね、消しなさい 」と言 ってるようだ。
撮ってないよ、と笑ってごまかす。
あまり非常識なことをやるものではない。
おわっ、軍機だ、民間の飛行場に置くとは中国らしい。
              
北京まではひとっ飛び。
上空から見る北京はあらゆる場所で工事が行われているが進捗はよくない感じ。
五輪までに間に合うのだろうか。

到着、降機するとすごい冷気が体を襲う。
おわっ、タラップだ、そう言えば北京はそれだっけ。
カーロス・リベラのように足を踏み外してみるか。
              
シャトルバスで西単へ、ホテルは以前泊まったトコでいいか、探すの面倒だし。
受付の女性が英語イマイチなのでDiscountとDipositの交渉で手間どう。
互いに眉間にしわを寄せながら話をしていると別の人が割り込んできて
何やら中国語で話しながら時々笑っている。
こういうのは頭にくるのでこちらも 「 何笑ってやがる 」 と日本語で。

5階にある部屋の通路は思いっきり工事中だ。
部屋はキレイだからいいか。
明日の午前には空港へ向かわなければならない為あまり時間がないが
行きたいトコロはひとつだけなので問題ない。
              
王府井の露店通り。
地下鉄駅から大通りを1㎞ほど歩くとある。
さあ食うぜ、昆虫類は前に食ったからいいや、普通の食事にしよう。

小龍包、羊の串焼き、牛肉とニラの包み ( コレはスゴイ味 )。
シメは坦々麺、小麦の味が残るその麺は食べごたえがあり
辛味の効いたスープは冷えた体を温める。
ああ食った、お腹ポッコリなので少し歩くか。
              
置物屋を冷やかしていると女将が 「 見て見て 」 と言ってくる。
「 イヤイヤ 」 と行こうとするとジャケットの袖を指でガッチリ掴んで離さない。
「 見て見て ・・・ 」 と凄い勢いだ。
営業もここまでくると感心するよ。
丁重に断り、その場を離れる。
              
大通りを歩くと女性が声をかけてくる。
「 カラオケいかがですか? 女の子と一緒 」
やっぱこういうのはあるよね。
冷やかしで少し話してみる。
しかし日本語が上手でなく英語で話すがなかなか伝わらない。
俺の歩きにあわせてその横をずっとついて来る。
「 何処までついて来るの? 」
すると電話をしだし、すぐに別の女性が現れる、日本語がうまい。
「 カラオケいかが? キレイな女の子たくさんいるネ 」
ケッ、またそれか。
「 いくら? 」
「 カラオケと女の子1人で500元ネ 」
「 一緒に歌うだけ? 」
「 おさわりOK、キスもOK、お兄さんカッコいいからモテるネ 」
そんなにホメるなよ
「 日本人の客はたくさんいるの? 」
「 ほとんど日本人よ、日本人皆女の子好きネ 」
「 ああ、そう 」
「 すぐそこ、一緒に行きましょうネ 」
「 イヤ、地下鉄で帰るよ 」
「 見るだけ、見るだけネ 」
「 No Thanks 」
「 ん? S○X? 」
ぶはっ、お前の頭はそれしかないのか?
「 女の子嫌いですか?日本人でしょ 」
「 ... 」
” 一般論が全てに当てはまるものではない ”
これは俺が常に持っている概念だが伝わらないだろうから言うのはやめた。
大袈裟に 「 じゃあね、バイビー ( って古っ ) 」
しかしこんなのについて行く奴などホントにいるのかね。
まあ、いるのだろうが。

外気はさらに冷たくなり頬の肉が動かなくなる程だ。
バンコクに入る前に体調を壊してはいけない、もうホテルに戻ろう。
ホテルは造りが悪いわりに室内は暖かい。
湯も出るし、ビール1缶でさっさと寝る。
              
翌朝、ホテルの朝食は最低だ。
あまりのマズさにイスから転げ落ちそうになる。
ゆで卵しか食うもの無いよ。
サッカーの国際試合でバーレーンの選手が日本のホテルのビュッフェでポテト
しか食べなかったらしいがこんな気分だったのだろう。
気分が失せるよ。

空は快晴、散歩でもしよう。
串焼きをかじりながら天安門広場まで地下鉄3駅ぶん程の距離を徒歩で行く。
中国経済が右肩上がりなのはリーダーが国民に尊敬されているからでは
ないだろうか。
天安門を見ながらそんなことを考える。
              


北京食べ歩き

2006年12月30日 | 中国
              
おわっ、何コレ、寒っ!
外気温がマイナス8℃だって?夜だし歩きのホテル探しキツイな、とりあえず中心街へ。
3件回ってどれも門前払い、やっぱり日本人嫌われてるのかなあ。
さらに歩いて何とかGETするが210元(3200円)とやや高め?だったが、もう限界。
何とか落ち着いたので、さあ腹ごしらえだ、適当にフードコートな感じの建物に入る。
人が食べてるのおいしそうだったので、注文してみる。
              
マトン20枚と菜っ葉どっさり、さらにはビール頼んだらバケツのようなグラスだ、
大食い選手権じゃないんだ、鍋というよりシャブシャブだね、とにかくスープがうまい、
淡白味の菜っ葉がそれを吸い込んでシャキシャキ感とともにとても美味。
「 う~ん、うまいねえ 」 とか思いながら食べてると向こうから女の子らがこっち見て
クスクス笑ってるぞ?食べ方が間違ってるのかなあ、こっちも満面で微笑返しして
みるとまたクスクス、 「 う~ん、北京も悪くない ... 」 とか言って単純。
ああ食った、腹パンパン、いくら?
23元(340円)! ええ~~~~~っ、安っ、思わず顔がニヤける。

翌日、せっかくなのでそれなりの所を観光する。
清の時代の雰囲気を残した町並みを歩きながら物思いにふけたりする。
しかし寒い、雪は降るし足のつま先の感覚もなくなってきたぞ、食堂でも入るかと
客で賑わう店に入ってみる、少し高級感があったがたまにはいいよね。
北京にきたので北京ダックを食べよう。

まずはお茶、ジャスミン茶しかないじゃないの? それもポットで、
酒飲む気分じゃなかったし、コーラではなあとジャスミン茶を注文する。
              
変わった入れかたしてくれるのかと思いきや結構普通なのね、まあいいけど。
ハーブ効いてて悪くは無いがこんなたくさん飲めないよ、とかブツブツ言ってるうちに
北京ダックが運ばれる。
皮に包んでネギと合わせて食うとやら説明してくれる、見ればわかるよ。
スープもついていてすごい量、よし食うぜ。
              
ダックは脂っぽいね、コレきついわ、脂症の奴が履いたクツシタ食ってる様だ。
まあ食いながらそんなん思ってたわけではないが..スープもまずくは無いけど..
何とか完食、102元(1550円)

夜は屋台だ、200メートルくらいに所狭しと並ぶ、活気があるな、何を食べよう。
昆虫コーナーだ、面白いネと興味深く見てるとおっちゃんが 「 食ってみろ 」 と
言ってくる、何故か周りの英国人も私に食えと煽ってくる。
              
よし食ってやろうじゃねえかとまずはバッタ君、キミはお目目がかわいいね、バリバリ、
う~ん、説明できないよ。
続いてコオロギ君、足の筋肉が凛々しいね、パリパリ、う~ん、羽の食感が後味に残る。
さらにはイモムシ君、ん? 漢方薬の味がするぞ、健康になりそうだ。
最後は、サソリ君、私はサソリ座ではないから共食いにはならない、
              
「 毒針はぬいてあるんだろうな? 」  「 あたりまえだろ 」
コレが一番マシな感じだったね、何故か見ていた英国人から拍手喝采、写真撮影なら
50ポンドで受けるぜ。
しかし、ムカデとセミとタガメは食えなかった。
見た目が私の感性に合わなかったのだろうな、この先、体調大丈夫かな。

        
ワンタンスープと肉饅2個で7元(110円)    肉入り胆麺、4元(60円)

2泊3日、ああ食った、フカヒレも食いたかったな..。