文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

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一連の流れから裵順姫氏~宋斗会氏~青柳敦子氏という在日の運動の人脈が見えてくる。

2018年02月16日 16時03分55秒 | 日記

以下は前章の続きである。

「大分の青柳敦子は、医者の奥さんで、在日韓国人の宋斗会という差別反対運動家に私淑していた。青柳は宋と組んで、日本政府を相手に謝罪と補償を求める裁判を始めた張本人だ」(西岡力『よくわかる慰安婦問題』)。

青柳氏は「朝鮮と朝鮮人に公式謝罪を。百人委員会」という組織の事務局長で、90年に渡韓し日本政府相手に訴訟をおこす原告募集のビラをまいた。

この活動の延長線上に金学順さんが名のりをあげて、その結果、朝日新聞の植村隆記者が「女子挺身隊の名で戦場に連行された」(朝日1991年8月11日)と報道した。 

一連の流れから裵順姫氏~宋斗会氏~青柳敦子氏という在日の運動の人脈が見えてくる。

しかも宋氏は慰安婦問題のみならず、サハリン残留韓国人帰還問題の活動にも携わっていた。

つまり、慰安婦問題の原点はサハリン問題と通底しているということだ。

朝日新聞の「たった一人の謝罪」と題された謝罪碑建立の記事には、「サハリン残留韓国人の遺家族を前に土下座する吉田清治さん」(831223日)とある。

この稿続く。


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