文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

日本が話題になると、途端に戦前全否定の勧善懲悪的な内容になってしまうNHK。「映像の世紀」の客観的なスタンスで日本も扱って欲しいもの

2019年07月18日 09時26分50秒 | 日記

以下は前章の続きである。
『海上自衛隊はこうして生まれた 全容を明かす機密文書』 2002年
編集:久世賢
構成:右田千代
制作統括:本保晃 藤木達弘
備考:海上自衛隊は、旧海軍軍人たちが作った、憲法違反だぁ、と言いたげな内容。
【シリーズ「日本人はなぜ戦争へと向かったのか」】 2011年
『第一回 "外交敗戦"孤立への道』
ディレクター:内藤誠吾
制作統括:角英夫
『第二回 巨大組織"陸軍" 暴走のメカニズム』
ディレクター:相沢孝義
制作統括:角英夫
『第三回 "熱狂”はこうして作られた』
ディレクター:伊川義和
制作統括:角英夫
備考:メディアの戦争責任に焦点を当てた唯一の番組。良作。
『第四回 開戦・リーダーたちの迷走』
ディレクター:内藤誠吾
制作統括:角英夫
『戦中編 果てしなき戦線拡大の悲劇』
ディレクター:不明
制作統括:不明
【シリーズ「映像の世紀」】 1995~96年
ロングランの名シリーズ。海外の映像を使い、海外の歴史を描く時は、NHKも客観的な番組を作れる証左。
ところが、日本が話題になると、途端に戦前全否定の勧善懲悪的な内容になってしまうNHK。
「映像の世紀」の客観的なスタンスで日本も扱って欲しいもの。
『第一集 20世紀の幕開け~カメラは歴史の断片をとらえ始めた~』
編集:森谷稔 舟喜恵理
構成:遠所尚志
制作統括:河本哲也 柴田伸明 小笠原昌夫
『第二集 大量殺戮の完成~塹壕の兵士たちは凄まじい兵器の出現を見た~』
編集:金田一成 尾崎孝史 舟喜恵理
構成:内山達
制作統括:河本哲也 柴田伸明 小笠原昌夫
『第三集 それはマンハッタンから始まった~噴き出した大衆社会の欲望が時代を動かした~』
編集:森谷稔 舟喜恵理
構成:遠所尚志
制作統括:河本哲也 柴田伸明 小笠原昌夫
『第四集 ヒトラーの野望~人々は民族の復興を掲げたナチス・ドイツに未来を託した~』
編集:金田一成 尾崎孝史 舟喜恵理
構成:内山達
制作統括:河本哲也 柴田伸明 小笠原昌夫
『第五集 世界は地獄を見た~無差別爆撃、ホロコースト、そして原爆~』
編集:森谷稔 舟喜恵理 氏居早苗
構成:辻泰明
制作統括:河本哲也 柴田伸明 小笠原昌夫
『第六集 独立の旗の下に~祖国統一に向けて、アジアは苦難の道を歩んだ~』
編集:金田一成 尾崎孝史 舟喜恵理
取材:稲川英二
構成:大和啓介 田沼美香
制作統括:河本哲也 柴田伸明 小笠原昌夫
『第七集 勝者の世界分割~東西の冷戦はヤルタ会談から始まった~』
編集:森谷稔 舟喜恵理 氏居早苗
構成:辻泰明
制作統括:河本哲也 柴田伸明 小笠原昌夫
『第八集 恐怖の中の平和~東西の首脳は最終兵器・核を背負って対峙した~』
編集:鈴木和弥 舟喜恵理 田村愛
構成:堤啓介
制作統括:河本哲也 柴田伸明 小笠原昌夫
『第九集 ベトナムの衝撃~アメリカ社会が揺らぎ始めた~』
編集:鈴木和弥 舟喜恵理 田村愛 尾崎孝史
構成:堤啓介
制作統括:河本哲也 柴田伸明 小笠原昌夫
『第十集 民族の悲劇果てしなく~絶え間ない戦火、さまよう民の慟哭があった~』
編集:森本光則 氏居早苗 舟喜恵理 
取材:稲川英二 
構成:大和啓介
制作統括:河本哲也 柴田伸明 小笠原昌夫
『第十一集 JAPAN~世界が見た明治・大正・昭和~』
編集:森本光則 氏居早苗 舟喜恵理
構成:内山達 田沼美香
制作統括:河本哲也 柴田伸明 小笠原昌夫
【シリーズ「新・映像の世紀」】 2015~16年
『第一集 第一次世界大戦・百年の悲劇はここから始まった』
編集:金田一成 日高隆志 舟喜恵理
取材:池上敦子 高島かづき
ディレクター:貴志謙介
制作統括:寺園慎一 遠所尚志
『第二集 超大国アメリカの出現・グレートファミリー 新たな支配者』
編集:森本光則 日高隆志 舟喜恵理
ディレクター:春日真人
制作統括:寺園慎一 遠所尚志
備考:良作
『第三集 第二次世界大戦・時代は独裁者を求めた』
編集:梅本京平 日高隆志 舟喜恵理
取材:羽山夏子
ディレクター:伊川義和
制作統括:伊藤純 寺園慎一 遠所尚志 
『第四集 冷戦・世界は秘密と嘘に覆われた』
編集:金田一成 日高隆志 舟喜恵理
ディレクター:貴志謙介 高島かづき
制作統括:寺園慎一 遠所尚志
備考:良作
『第五集 激動の1960年代・若者の反乱が世界に連鎖した』
編集:森本光則 日高隆志 舟喜恵理
取材:桂ゆりこ 池上敦子 難波紘子
ディレクター:春日真人
制作統括:寺園慎一 遠所尚志
『第六集 21世紀の潮流・あなたのワンカットが世界を変える』
編集:梅本京平 日高隆志 舟喜恵理
取材:池上敦子 小林希 佐々木愛実
ディレクター:伊川義和 羽山夏子
制作統括:寺園慎一 遠所尚志 伊藤純
【シリーズ「映像の世紀プレミアム」】 2016年~
『映像の世紀 第一回 世界を震わせた芸術家たち』
ディレクター:羽山夏子
制作統括:寺園慎一 伊川義和
『映像の世紀 第二回 戦争 科学者たちの罪と勇気』
編集:梅本京平
取材:池上敦子 藤澤哲
ディレクター:羽山夏子
制作統括:寺園慎一 伊川義和
『映像の世紀 第三回 世界を変えた女たち』
ディレクター:後藤遷也 
制作統括:寺園慎一 伊川義和
『映像の世紀 第四回 英雄たちの栄光と悲劇』
ディレクター:貴志謙介 高島かづき
制作統括:寺園慎一 遠所尚志
『映像の世紀 第五回 グレートファミリー 巨大財閥の100年』
編集:日高隆志
取材:池上敦子 藤澤哲
ディレクター:前田亜起
制作統括:寺園慎一 伊川義和
備考:良作
『映像の世紀 第六回 アジア 自由への戦い』
編集:日高隆志
取材:池上敦子 藤澤哲
ディレクター:橋本陽
制作統括:寺園慎一 伊川義和
『映像の世紀 第七回 極限への挑戦者たち』
編集:日高隆志
取材:池上敦子 藤澤哲
ディレクター:後藤遷也 
制作統括:寺園慎一 伊川義和
『映像の世紀 第八回 アメリカ 自由の国の秘密と嘘』
編集:日高隆志
取材:池上敦子 藤澤哲
ディレクター:根来由紀子
制作統括:寺園慎一 伊川義和
備考:米西戦争を煽った新聞王ハーストをフェイクニュースだと非難するなら、フェイクニュース紛いの親中反日報道で日米戦争の原因を作った雑誌「ライフ」「タイム」のオーナー、ヘンリー・ルースも批判するべきだが、それはない。
何故なら、第二次大戦は「良い戦争」だから。
近代の戦争の多くが、メディアによって引き起こされた。
ハーストだけがフェイクニュースだったわけではない。
『映像の世紀 第九回 独裁者3人の狂気』
編集:日高隆志
取材:池上敦子 藤澤哲
ディレクター:大島隆之
制作統括:寺園慎一 伊川義和
『映像の世紀 第十回 難民 希望への旅路』
ディレクター:後藤遷也 
制作統括:寺園慎一 伊川義和
【ETV特集 NHKラジオの歴史】
戦前、戦中、敗戦後に日本放送協会が果たした役割を解き明かす。
『遺された声 ラジオが伝えた太平洋戦争』 2004年
構成:太田宏一 茂原雄二 野村優夫
制作統括:安斉尚志 伊藤純 塩田純
制作協力:スローハンド
備考:朝鮮人特攻隊員の遺族へのインタビューにかなり時間を割いている。
『戦争とラジオ 第一回 放送は国民に何を伝えたのか』 2009年
ディレクター:大森淳郎
制作統括:塩田純
『戦争とラジオ 第二回 日米電波戦争』 2009年
ディレクター:渡辺考
制作統括:塩田純
備考:戦争中、NHKが対敵宣伝放送や謀略放送に関与していたことを示す貴重な記録
『敗戦とラジオ 放送はどう変わったのか』 2010年
ディレクター:大森淳郎
制作統括:増田秀樹 原由美子(放送文化研究所)
備考:敗戦後、GHQの走狗と化し、喜々として日本政府叩きに興じるNHK職員・丸山鉄雄(著名な政治学者・丸山眞男の兄)の姿を描く。


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