文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

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事大主義…ウィキペディアから。

2012年08月28日 16時19分33秒 | 日記
文中黒字化は私。

事大主義(じだいしゅぎ、朝: 사대주의/サデジュイ)は、大に事(つか)えるという考えと行動を表す語。外交政策の1つでもある。

事大の語源は『孟子』の「以小事大」(小を以って大に事(つか)える)である。

孟子には越が呉に仕えた例が知恵として書かれている。

つまり「小国のしたたかな外交政策(知恵)」というのが本来の意味であった。

しかし後世になると大義名分論と結びついて、「小国である自国はその分を弁えて、自国よりも大国の利益のために尽くすべきである」といった「大国に媚びへつらう卑屈な政策」という否定的なニュアンスを帯びるようになった。

漢代以降、中国で儒教が国教化されると華夷思想に基づく世界観が定着し、またその具現化として冊封体制、周辺諸国にとっての事大朝貢体制が築かれることになる。

 東アジアの歴史に於いて中国への事大主義と小中華思想は複雑な緊張・影響関係を保った。

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