文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

起案した人たち10数人にお会いしたら、「君たち、まだあの憲法使っているのか。どうして改正しないんだ」と驚かれた

2021年10月28日 17時46分48秒 | 全般

一昨日発売された月刊誌Hanadaは、当然ながら毎日配達されている全国紙とは発行部数は段違いに少ない。
だが、それはノーベル賞を受賞するような人たちは頻繁にマスメディアに登場したりする人達では全くない、言わば、ごく少数派であるのと同様なのである。
つまり本当の研究を為している人達、本物の知性は、ごく少数の中にいるのである。
p46からp59に渡る三段組での高市早苗さんと櫻井よしこさんの対談特集は、10月31日に投票を控えている日本国民全員のみならず世界中の人たちが必読。
日本国民は、投票する前に、この対談特集を読まなければならない。
本欄の読者の方々は、出来るだけ多くの周囲の人たちに、伝えて下さい。
以下は前章の続きである。
憲法改正してまともな国に
櫻井 
よく言われますが、あの憲法はGHQがわずか1週間ほどで泥縄式に、しかも米軍が占領統治をするのに便利なように作ったものです。
法学者の西修先生が、憲法が作られて40年経った時にアメリカに取材に行って、起案した人たち10数人にお会いしたら、「君たち、まだあの憲法使っているのか。どうして改正しないんだ」と驚かれたそうです。
西先生が、あなた方の決めた改正の基準があまりにも厳しいからだと言うと、その人たちは考え込んで「覚えていない」。
こんな憲法を生真面目にといっていいのか、考えもなしにといっていいのか、とにかくずっと使い続けている日本人は、私はおかしいと思います。
日本には2000年に及ぶ長い伝統と歴史がある。
その国が戦争に負けたからといって、他国に文化・文明まで変えられてしまうような憲法を作られて、それを70数年間も使い続けていることに違和感を持つべきでしょう。
とっくに賞味期限が切れた憲法です。
岸田首相も、自分の総裁期間中に憲法改正を実現なさるとおっしゃって、私は感銘を受けました。
憲法改正をしない限り、日本はまともな国になれません。
そのためにも高市さん、まるくならずに、とんがり続けて、きつい発言をし続けていただきたいと思います。
それには体力、気力が大事ですから、お体にはお気をつけてくださいね。
高市 
ずっと腕立て腹筋背筋をやっていたのですが、あまり効果がなくてやめていたんです(笑)。
でも、そろそろ再開しようかと考えています。
櫻井 
私も1日5000歩は歩こうと思っているのですが、デスク仕事をしていると2000歩程度で終わってしまう日が少なくありません。
これから一緒に歩きましょうか(笑)。
(本稿は「言論テレビ」10月15日放送分を再構成しました)

 


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