文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

そんななか、高市はマスコミに忖度せず、ズバズバ切り込んでいった。痛快至極だったね。

2021年10月27日 16時56分11秒 | 全般

昨日発売された月刊誌WiLLは当然ながら毎日配達されている全国紙とは発行部数は段違いに少ない。
だが、それはノーベル賞を受賞するような人たちは頻繁にマスメディアに登場したりする人達では全くない、言わば、ごく少数派であるのと同様なのである。
つまり本当の研究を為している人達、本物の知性は、ごく少数の中にいるのである。
昨日発売された月刊誌WiLLに掲載されている高山正之と山口敬之の対談特集は、10月31日に投票を控えている日本国民全員のみならず世界中の人たちが必読。
日本国民は、投票する前に、この対談特集を読まなければならない。
本欄の読者の方々は、出来るだけ多くの周囲の人たちに、伝えて下さい。

朝日「憎しも憎し安倍晋三」の醜態
党首討論で捏造を指摘され恥をかかされた仕返しに「疑惑」を騒ぎ立てる
「高市劇場」の熱狂
高山 
自民党総裁選、これほど盛り上がるとは思わなかったが、その中心にいたのは高市早苗だった。
山口 
圧巻の「高市劇場」でしたね。総裁になった岸田文雄さんは、あくまで脇役。河野太郎さんも“ヒール”として頑張ってくれました(笑)。
高山 
河野はツラ構えからして悪役だ(笑)。高市が出馬していなかったら、つまらない総裁選になっていただろう。
高市は堂々と、靖國参拝や敵基地攻撃能力、財政規律凍結を言ってのけた。彼女の発言があまりに明快でウケがいいから、他の候補は大いに焦った。
朝日新聞などに叩かれないように慎重な論陣を張っていたのが高市に煽られ、岸田は負けじとコロナ対策で大盤振る舞いすると言い出した。
河野も反原発、女系天皇論を封印せざるを得なくなった。
高市が政策論争をリードした格好だ。
山口 
総裁選に限らず、これまではメディアが政治家を品定めして、政治家はメディアに嫌われないように忖度するー妙な上下関係があった。
今回、高市さんがその構図を覆した。隔世の感を禁じ得ません。
高山 
その昔、朝日の記者は閣僚に「朝日新聞です。靖國には参拝しますか?」とエラそうに質問していた。
それで「選挙民に応えて行く」と言えば、極右のレッテルを張る。古典的な印象操作の一つだが、「朝日に嫌われる=政治生命の終わり」という空気があった。
実際、朝日の元主筆・若宮啓文は「安倍の葬式はうちで出す」と言って憚(はばか)らなかった。
新聞の顔色を窺って、当たり障りのないことしか発言しない政治家が多い。
そんななか、高市はマスコミに忖度せず、ズバズバ切り込んでいった。痛快至極だったね。
山ロ 
メディアと政治家の歪(いびつ)な上下関係が崩れ始めたのは、安倍政権下ですね。
高山
メディアに一歩も退かない高市は、安倍晋三とオーバーラップする。鮮明に覚えているのが民主党政権末期、2012年の党首討論だ。
日本記者クラブ主催の党首討論会で、朝日の星浩に慰安婦問題をどうするのかと問われた。
すると安倍は、「星さん。あなたの朝日新聞が吉田清治というペテン師の話をまるで真実のように広めたんじゃありませんか」と指摘した。
星は思わぬ反論に口ごもり、会場は失笑に包まれ、同席していた福島瑞穂は顔を引きつらせた(笑)。
山口 
その2年後、朝日は慰安婦報道のウソを認め、記事を削除しました。
安倍晋三こそ、朝日と真っ向から戦って勝利した政治家にほかならない。
この稿続く。


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