以下は前章の続きである。
ピョンヤン五輪大成功
かくしてピョンチャン・オリンピックは、ピョンヤン・オリンピックのように成り果てたというわけである。
金正恩の妹の金与正まで現れ、文在寅に金正恩の親書を手渡し、訪朝を促した。
玄松月は公演会で自らマイクを持ち、南のリクエストに応え、「独島(韓国が島泥棒した竹島のこと)はわが祖国」と歌ったのであった。
あの二人の女の高慢な顔を見よ。
私には旧約聖書「イザヤ書」の次の一節が浮かんだ。
「あなたがたは、ぶどう畑を食い荒した。貧しい者からかすめとった物は、あなたがたの家にある。なぜ、あなたがたはわが民を踏みにじり、貧しい者の顔をすり砕くのか・・・シオンの娘らは高ぶり、首をのばしてあるき、目でこびをおくり、その行くとき気どって歩き、その足でりんりんと鳴り響かす。それゆえ、主はシオンの娘らの頭を撃って、かさぶたでおおい、彼らの隠れた所をあらわされる・・・芳香はかわって、悪臭となり、帯はかわって、なわとなり、よく編んだ髪はかわって、かぶろとなり、はなやかな衣はかわって、荒布の衣となり、美しい顔はかわって、焼き印された顔となる」
今回は「生活」から記述した。