goo blog サービス終了のお知らせ 

文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

Hさんへ、11月18日。

2011年11月18日 17時52分32秒 | 日記


gooにおける昨日のアクセス数は、以下の数字でした。


 


1117日のアクセス数 閲覧数:5,363PV    訪問者数:695IP


順位: 577 / 1,655,163ブログ中 (前日比  )


 


一方昨日のアメーバは 閲覧数:928 訪問者数:628


FC2のトータルアクセス:306


 


gooの、ページごとの閲覧数ベスト20は以下の通りです。


1トップページ99 PV


2日興アセット上場/世銀の基金トップ 財務...43 PV


3オリンパスの、4万人の労働者に贈る。42 PV


4バフェット氏の投資哲学は極めてシンプルだ...39 PV


5この人の論説は初めて読んだのだが…37 PV


6一方、目くらましの、時間浪費の、遊びの理...36 PV


7今、手元にニューズウィーク11・23号が届い...34 PV


8オリンパスの社員4万人!をハゲタカの餌食...31 PV


9前章の岩見さんの論説を読んで芥川が思った...28 PV


10昨日、シャーリー・マクレーンの名前をBS...28 PV


11屋外干しOK 道路除染はワイヤブラシで ...28 PV


12御紹介した論説は一昨日の夕刻に芥川のブロ...26 PV


13内向きの爺様的論説を語る人達に芥川の有...23 PV


14日銀「国内も景気減速」…朝日新聞11月17日1...22 PV


15内田樹は素晴らしい学者なのだが…。週刊ア...21 PV


16彼らのおかげでカップルの〝新しいかたち″が...21 PV


17内田樹よ、貴方がたと違って芥川は全く無名...17 PV


18日本製粉 100億円、サイロ新増設 他…日本...16 PV


19欧州、景気後退の影/バフェット氏初来日へ...16 PV


20破綻は受け入れられぬ イタリア産業連盟会...15 PV


 


昨日の結果も、芥川にとっては、さても「南京玉すだれ」 感激 感謝 雨あられ 謝謝 多謝なのでした。


 



ギリシャ国民、税逃れ6兆2千億円…朝日新聞11月18日8面より

2011年11月18日 17時45分18秒 | 日記
徴収見込みは半額

欧州連合(EU)などから支援を受けているギリシヤで、税金逃れなどで集められなかった税金が600億ユーロ(約6兆2千億円)にのぽることが分かった。このうち、すぐに徴収できるのは80億ユーロ(約8200億円)にとどまるという。

財政再建を支援するEU欧州委員会の作業部会が17日、報告書をまとめた。半分の300億ユーロ(約3兆1千億円)については訴訟などを通じて徴収できるとしているが、それでも10年以上かかるという。

ギリシヤでは自営業者や富裕層が、所得を少なく申告するといった手法での「税逃れ」が横行しているとされる。(ブリュッセル=野島淳)


沼上幹の組織の読み筋/TPP、対中牽制の意味 他…朝日新聞11月18日12,15面より

2011年11月18日 17時35分41秒 | 日記
…前略。

巨額投資で蹉跌を味わった企業の内外で、極端な反省論が横行しがちだ。たとえば、「これまでのやり方がすべて間違っていた。独自技術を内製して差別化するという時代は終わったのだ」というように、悲観的な一般論を持ち出して、過去を全否定するのである。

こうした過度の一般化には大いに問題がある。一見、深刻な反省論を大所高所から述べているように見えるので、説得力があるように思えるかもしれないが、実はこの種のもっともらしい議論は、その後の企業経営に負の資産を残す可能性がある。 
…後略。
-----------------------
独裁者の資産、すぐ凍結 「脱税手助け」強まる国際批判
変わるスイス銀

…前略。スイスに隠された資産に課税できないことで、途上国全体で「少なくとも毎年60億スイスフラン (5140億円)の税収を逃している」と推計する。(ジュネーブ=前川浩之)

-----------------------
TPP、対中牽制の意味/韓豪欧とのFTA急ぐ
中国社会科学院・李向陽所長

…前略。
-中国の通商戦略に変化はありますか。
「韓国やオーストラリア、欧州の一部などと二国間の自由貿易協定(FTA)の締結を急ぐとともに、国内市場をもっと育てることになるだろう」(聞き手・吉岡桂子)

-----------------------
北京 学問ができる幸せ

木々の葉がすっかり黄色に変わった初冬の朝、葬儀場に行った。著名な経済学者朱紹文さんの葬儀に出るためだ。
1915年生まれ。江蘇省から日本に留学し、旧制一高、東京帝大で学んだ。戦中に特高に捕まり、入獄。45年に帰国したが、57年には「反右派闘争」で失脚し、迫害された。名誉回復は79年。すでに64歳だった。

「実はね。僕の一番の専門は経済でなくて、掃除なんだよ。何しろ、ほうきを持っていた時間が長かったからね」 10年ほど前、初めてお会いしたとき、流暢な日本語でいたずらっぽく、そう話されていたのを覚えている。

文化大革命中、政府系シンクタンクで命じられた仕事は清掃夫。その経歴を皮肉る冗談に、学者として最も充実すべき時期を「政治」に奪われた悔しさがにじんでいた。

裏返せば、自由に学問ができることの幸せを誰よりも痛感されていたのだと思う。お話をうかがいながら、大した訳もなく勉強を怠けてきた自分が恥ずかしくなった。

ご遺族によると、死去の直前まで執筆活動を続けていたという。心からご冥福を祈りたい。(古谷浩一)

安氏の動きに韓国注目  他…朝日新聞11月18日13面より

2011年11月18日 17時34分18秒 | 日記
100億円寄付・来年にはエッセー集…
大統領選への布石?

ソウル大の安哲秀・融合科学技術大学院長(49)の行動が連日、メディアをにぎわわせている。貧しい子に100億円以上を寄付すると突然表明。17日には、来年初めにエッセー集を出すことがわかった。

韓国メディアはすべてが「大統領選出馬に向けた地ならしか」と詳しく報じている。安氏がかつて社長を務め、今も大株主のソフト開発会社「安哲秀研究所」株の17日の終値は9万5800ウォン(約6500円)。

今年初めに1万ウォン台だった株価は、9月に安氏のソウル市長選への出馬説が出た後から上がり始めた。15日は9万3600ウォンに急騰し、ストップ高となった。

前日に安氏が研究所の全社員に送ったメールが原因といわれる。安氏は「低所得者層の子どもの教育のために」として、研究所の保有株の半分を寄付すると表明。186万株、約1780億ウォン(約121億円)にあたる。

「ノーブレス・オブリージュ」地位が高い者の義務)が必要な時ではないか」と説明した。安氏は来年末の大統領選への出馬を否定し続けるが、政治不信が高まる中、既成政党と距離を置いてきた安氏への待望論は収まらない。

韓国紙東亜日報は、全国世論調査で、与党の最有力候補とされる朴槿恵・元ハンナラ党代表と安氏の「仮想対決」を実施。その結果、安氏は47・7%で、38・3%の朴氏に10ポイント近い差を付けた。(ソウル=箱田哲也)

-----------------------------
後押ししようと マレーシア首相

マレーシアのナジブ首相は17日、滞在先のインドネシア・バリ島のホテルで、朝日新聞など一部の外国メディアと会見し、この日のASEAN首脳会議でミャンマーの2014年の議長国就任が決まったことについて、「ミャンマーはさらなる民主化に向けて進んでおり、ASEANはそれを後押ししようとの立場だ」と述べ、今回の決定により、政治犯釈放などでの一層の進展に期待を表明した。

ナジブ氏は、ミャンマーの改革が「皆を納得させる水準ではないかもしれない」としつつも、議長国就任を認めなければ、「改革を続けていくための支持を失うことになりかねない」との判断から決定に至ったことを明らかにした。

19日に開かれる東アジアサミットには米国とロシアが新たに参加する。中国の台頭と合わせ、今後、ASEANが地域の主導権を失うのではとの懸念が出ている。

ナジブ氏は「米国の関与は、ASEANにとって大きな市場が生まれる」と評価。さらに「大国との対話の場が多くなれば、安全保障面で私たちの発言力が増すことになる」と自信を見せた。(ヌサドゥア=藤谷健)

不屈とは前を見て進むこと 対談…朝日新聞11月18日15面より

2011年11月18日 17時17分37秒 | 日記
大リーグの鉄人 カル・リプケンさん  日本プロ野球の鉄人 衣笠 祥雄さん 

…前略。
リプケン ブルドーザーやスコップを使って、がれきを片付ける人たちがいた。みんなが一生懸命だった。「自分たちの手で、何とか自分たちの土地を元に戻すんだ」という強い気持ち、「絶対に負けない」という不屈の精神力に感銘を受けた。

つらい経験をすると、どうしてもネガティブ(否定的)な思考に陥りがちだが、その中でどれだけポジティブ(積極的)な考えを持てるか。起きてしまったことは変えられない。

そこで立ち止まるのではなく、日本の皆さんは歩き出そうとしている。動き始めれば、きっと何かが見えてくる。将来どういう形で復興を達成できるか。僕も見たいし、楽しみにしたい。

…中略。

リプケン 僕は単なる野球選手で、野球というゲームをプレーしていただけ。衣笠さんも同じ思いだろうが、日本の人々が精神的に厳しい状況の中で努力されているのとは、次元がまるで違う。いま被災地の再生に向けて力を尽くしている方々こそ、「真のヒーロー」だと僕は思う。

ただ、一つだけ野球の世界に置き換えて言えることがあるとすれば、常に前を見て、前にあることだけを考えて努力してきた選手に道が開けるということ。昨日何があったかではなく、今日何ができるかに集中する。

そして明日も、その次の日も。それが連続試合出場につながったと思うし、衣笠さんもそうだったでしょう。

…中略。

衣笠 …子どもたちが一生懸命になるということは、その時だけは少なくとも嫌なものが入り込む余地がない。これから先も嫌なことがあるかもしれない。そんな時に、あの時は楽しかったなと思い出してもらえれば、それだけで君が米国から来てくれた価値があると思う。

…中略。

リプケン …最も大事なことは、人は一人では生きていけないし、他の人を必要としている。信頼し合い、支え合いながら生きていく。それは、野球をやってきて学んだことでもある。それぞれが隣にいる人たちのことを考えて取り組めれば、きっと復興が果たせると思う。

…中略。

リプケン …僕は、日本人から我慢強さや勇気というものをいつも感じている。勇気をもって前に常に進みながら継続してやっていけば、いつかこの困難も乗り越えられると信じている。ぜひ前向きに生きてほしい。
(構成・安藤嘉浩、金重秀幸)

小沢一郎すべてを語る④ …サンデー毎日11月27日号

2011年11月18日 16時17分04秒 | 日記
鳥越 今、どうしても言いたいことは何でしょう。
小沢 やはり原発問題。これを抱えていたのでは日本の未来はない。どんなにカネがかかっても衆知を集めて封じ込めないといけない。これが第一。

それから役所中心の日本の仕組みを改める。そのためには、みんなが民主主義を正確に理解しないとね。
個人の自立と民主主義。これがないと、いくらテクニカルな話をしてもダメ。日本に民主主義が定着するかどうか、今が胸突き八丁、境目だ。

鳥越「官から民へ」と言いますが、官僚は同じ場所で勉強して政策に通じ、優秀です。民主党の若手議員は負けていますね。
小沢 官僚と闘うレベルを間違えているんです。もっと高い次元の理念・見識で闘わないといけない。細かいことは、専門家である官僚のほうが知っているに決まっています。「この理念に基づいて社会をつくりたい。だから協力しろ」と筋道の通った議論がなされれば官僚は抵抗できません。

中国にもズケズケ言ってるよ

鳥越 では、具体的に聞きます。沖縄県の普天間(飛行場移設)問題です。
小沢 僕は、いつでも米国とケリをつけられると思っています。あの沖縄のサンゴの海を埋め立てるなんてバカげたことをする必要はない。

普天間(に駐留する米軍)の必要はないですよ。前線から実戦部隊を引くのが米国の軍事戦略の基本。欧州からも兵力を引いている。米軍が引くと中国の軍事力にやられるというのは一面の事実ですが、日本が「こういう役割を果たすから、この部分はいなくていい」と言えないことこそが問題ですね。

沖縄は日本の国土ですから日本が守るのは当たり前。3K(きつい、汚い、危険)はやらずにカネさえ出していればという感覚だから、米国人にバカにされちやう。

鳥越 鳩山由紀夫元首相が突き当たった「抑止力」ですね。これについてはどう考えますか。
小沢 僕も必要だと思います。米国のプレゼンス(存在)が極東アジアからまったくなくなるのは良くない。よく「日米同盟」と言いますが、だったら、それなりの役割を日本も果たさないといけない。

「日本の領土はちゃんと日本が守る、トータルな抑止力の一部は担う、緊急の時には米軍が来てください」と。
鳥越 米軍はグアムなりハワイなりで……。
小沢 十分。情報を探ったり警戒・監視したりすることは日本でできる。

尖閣諸島も日本の領土で、一度も中国の領土になったことはない。中国にも面と向かって言ってますよ。「どの王朝の時に、お前らの領土になった?」「ここは琉球王国の領土で琉球は日本と合併した」と。「その問題は小平(元最高指導者)先生が『後世に任せようと言った』」と言うが、あれから20年も30年もたっているじゃないか(笑)。

鳥越 それは誰に?
小沢 唐家 が国務院国務委員の時かな。中央対外連絡部(中連部)なんかともズケズケやってますよ。
鳥越 日本人は、米国にも中国にもモノが言える政治家がほしいんです。

小沢 僕は日中も日米も、政治家としても個人としても、友好促進のための草の根交流などを何十年も一生懸命やっています。彼らはそれを知っていますから、僕がズケズケ言ったって怒らない。

鳥越 モノを言わないことは国益を害しますね。
小沢 言うと責任が生じるから言わない。官僚はともかく、政治家は言わなくちやいけないんです。

鳥越 民主党内で、小沢さんが後を託すような政治家は出てきていますか。
小沢 基礎的な勉強をさせなければダメですね。トップリーダーも、若ければ良いというものでもない。実務的な実践を段階的に積んでいかないと、イザという時の判断ができない。

30代、40代で良い人たちはいると思いますよ。ただ、基礎的勉強をしなきゃね。すぐに偉くなることばかり考えていてはダメです。  構成/本誌・青木英一

今年の段階でも「YES」と答えていた5割超の人は読むべきである。

2011年11月18日 16時16分39秒 | 日記
小沢一郎すべてを語る③ …サンデー毎日11月27日号

鳥越 では、小沢さんは新聞・テレビの報道をどのようにご覧になっていますか。
小沢 日本社会の悲劇ですね。これが戦前、「一億玉砕」を唱えたこともあり、一度は国を滅ぼした。これから戦争が起きるということではありませんが、このままだと民主主義の否定になります。

政治不信は民主主義の否定ですから。一体どういう社会をメディアは望んでいるのか、僕にはまったく分からない。ただ悲劇だと思う以外にないですけれど。

鳥越 明るい材料はないですかねえ……。今日は小沢さんに明るい材料をいただかないと(笑)。

小沢 日本人が豊かな情緒と精神文化を持っているのはいいのですが、国際社会の中で生きているのですから、「民主主義」をきちんと理解することが大切でしょう。

それから、もう少し理性的・論理的な発想で自立しなければダメですね。政治でも、みんなで何となく決めるでしょ? 誰が決めたのか分からないうちに決まってくる。

「日本の合議制」というのは、誰も責任を取らなくていいシステムなんです。うまくいっている時はそれでもいいが、問題が起きた時には「誰も決めない」ということになっちゃう。

だから、さらに激変が予測されるような時は、論議を尽くしたうえで、その立場にある人が最終的に自分の責任で決めるー「自立と共生」を僕はずっと主張しています。自分で考え、自分で決断し、自分の責任でやる。その要素をもう少し身に着けないといけません。

鳥越 時間がかかりますね。小沢さんと僕とはそんなに年齢が変わらないけれど、われわれが生きている間は無理かも(笑)。

小沢 無理ですね。日本人の中身まで変わるのは無理ですが、頭の中だけでも……。ただ、こう言うと笑う人がいるけど、僕も本質は情に棹さして流されるタイプの典型的日本人なんですよ。

でも、政治家はそれではいけない、理性で考えて結論を出さないといけない、と常に言い聞かせています。「冷たい人間だな」とは言われますが(笑)。

…中略。

…次章に続く。

去年、世論調査で小沢一郎は悪い奴だ「YES」と答えた8割の人が読むべきである。

2011年11月18日 16時16分24秒 | 日記
小沢一郎すべてを語る②…サンデー毎日11月27日号

鳥越 小沢さんがもう一度、政権運営に携わる道はないのでしょうか。
小沢 僕自身は別にどうでもいい。問題は、民主党の場合はみんな基礎的な訓練をしないままポッと偉くなっていること。ベースがないので、何か問題に突き当たった時に「これはこうしよう、ああしよう」という判断ができなくなっているのではないか。仕方ない面もありますが、世界、世の中は待ってくれない。

…中略。

鳥越 強制起訴による裁判が続いています。行動の自由を奪われているということはありますか。

小沢「そんな立場なのに何だ」と、また批判されますからね。あまり過激な言動をするわけにはいかないし、多少は制約されますね。(元私設秘書の石川知裕衆院議員ら3人に対する東京地裁の有罪判決は)びっくりしました。
鳥越 驚きました。全部「推認」でした。「多分そうだろう」と(笑)。
小沢 ハッ、ハッ。
…中略。

小沢 推認ね(笑)。ただびっくり。前代未聞の法廷じゃないでしょうか。(通常の裁判は)裁判官が捜査機関の証拠資料を見て判断しますが、「多分そうなんだろう」ということで判決を出されちゃうとねえ……。

マスコミ報道は日本の悲劇だ

鳥越 マスコミからも批判が出ました。ただ、その中でどうしても引っかかるのは(陸山会による上地購入の原資になった)4億円のカネの出所の説明が二転三転していると思えることです。

胆沢ダム(岩手県奥州市)建設をめぐり、建設業者からの裏金が渡って原資の一部になった、それがはっきり言えないので説明が二転三転したーマスコミを含めて、いろいろな人が指摘しています。

僕らには真相が分からないのでお聞きしたい。あの4億円の出所、原資は何ですか。

小沢 僕のお金です。今のお話も全部、多分そうじゃないかという類いの話。マスコミも国会も忘れているのは、僕も後援会も秘書たちも、2年近くにわたって国家権力によって強制捜査されているということ。

僕の知らないことや忘れたことまで(東京地検特捜部は)全部分かっています。捜査機関が強制捜査したにもかかわらず、不当・違法な金銭の授受はないことが明らかになったんですから、個人が勝手に説明する以上に確かな説明じゃないだろうか。

あとはまったくのプライベートな話。何も悪いことがないのにプライベートを全部、説明しなきやならないという理屈はおかしい。

鳥越 すると4億円の出所についても検察の事情聴取はあったと?
小沢 ぜ~んぶ(笑)検察は知っています。預金通帳から何から、銀行の原簿まで持っています。強制捜査ですよ、鳥越さん。

鳥越 一部説明をしていましたが、お父さんからの遺産も……。
小沢 もちろんそれもあります。親からの相続は(4億円の中では)大きかった。僕自身だって稼いでいます。印税だけでも1億何千万円もありますし。

鳥越 あの本(『日本改造計画』)は売れましたから。小沢 本はそれだけじやないですから(笑)。
鳥越 そこに建設業者からの裏献金が紛れ込んでいることは?

小沢 絶対ありません。第一義的には、後援会のお金と私有財産は絶対混同しないようにずっと心がけてきていますし、もし違法献金があるなら、これだけ調べたら必ず出てくるでしょう。検察は噂の類いから全部、全員を呼んで調べているんですから。それでも出ないんですから。

ないものは出るはずがありません。カネがなくなっちゃうということだから、用立てしたということ。

鳥越 そのお金の流れが、何となく不審を感じたところかもしれない。
小沢「(土地を)買うと、事務所の運転資金、運営費がなくなっちゃう」と。それでは、僕の手持ちのカネを当面、用立てようと。

鳥越 それを抵当にして、また銀行からお金を借りている。
小沢 事務的な話です。(事務所に)まったく任せていますから。強制捜査した結果として何もないにもかかわらず、どうして「違法なカネに違いない」ということが、マスコミをはじめ無関係の人に分かるのでしょう。

…次章に続く。

サンデー毎日11・27が50万部は購読されていなければ民主主義は完成されない。

2011年11月18日 16時15分53秒 | 日記
小沢一郎すべてを語る①…サンデー毎日11月27日号

「僕なら米国と率直に話し合いをし、普天間問題にケリをつけられる」。意ならずも法廷に立たされた小沢一郎元代表(69)は健在だ。TPP(環太平洋パートナーシップ協定)から消費税、原発、あの「4億円」ー。“剛腕”とジャーナリスト・鳥越俊太郎氏(71)が縦横無尽に語り尽くす。

…中略。

鳥越 今、TPPが一番の問題になっています。国民はあまり知らされていないというか、知らないんですよね。
小沢 直接的に、すぐ実害が国民の懐に及ぶ問題と捉えにくいですからね。

鳥越 どういうふうにご覧になっています?

小沢 ひとつは自由貿易という基本的な経済原則の要素。もうひとつは米国特有の思惑があります。白山競争、自由貿易の原則は誰も否定できない。できる限り世界中で自山な経済取引が行われることは良いことですが、今、米国が主張しているTPPをそのまますぐ受け入れることとは別問題。

日本の国民生活をちゃんと守るシステムをつくったうえで、吟味してやらなければならない。(現時点で交渉に参加すれば、米国の)意のままにやられてしまいます。(参加国の間で)経済の深化の程度、レベルの差があったり、国情・民族の差があったりしますから、お互いうまく障害を取り除きながら、合意できるところからやっていくことしかない。

米国の場合はちょっと金融で走りすぎて失敗しました。何とか挽回しなきやいけないと、またもや米国のシステムでみんなを統一しちゃおうという思惑があるものですから、米国にビシッと言わないといけないと思いますね。

…中略。


鳥越 民主党政権になれば米国に対し、もう少し対等に、言うべきことは言う姿勢で臨んでくれることを国民は期待したと思います。でも鳩山由紀夫元首相は別にして、菅直人前首相や野田佳彦首相は、ほとんど米国の言いなりですね。

小沢 米国の注文を聞いてくる窓口は官僚ですが、彼らの言う通りでは、おっしゃるように、何のための政権交代かという議論が出てくるのは当然です。僕が民主党の一員として見れば、やはり政治的な経験が非常に浅く、まだ実践を踏んでいませんからどうしても役人に頼るところがあるんです。もう少し勉強し、勇気を持たないといけません。

…中略。

鳥越 次期衆院選や民主党次期代表選について考えることはありますか。
小沢 野田総理も(安住淳)財務大臣も、消費税(増税)をやるって言っているでしょ? 来年1月の通常国会に(関連法案を)出すとなると、来月にはおおよその成案を作っておかなければならない。

消費税は直接、個々の国民全部に響きますからね。まして今は世界的大不況が来るかもしれないという時、国内では東日本大震災の影響がある時に、消費税増税というのは、僕は納得できない。

もうひとつ、2年前に「(衆院議員任期の)4年間は(消費税増税を)やりません」と約束して政権がスタートしたわけですから、それを反故にすることにもなる。両方の面で、ちょっとどうかなと思います。

鳥越 小沢さんは消費税を上げることには反対?
小沢 今、現時点で上げることには賛成できないですね。ただ、総理と財務大臣が(消費税増税を)言っちゃってますからね。12月には成案、来年1月の通常国会には法案を出すと、よその国まで行って話しているわけですから、ちょっとこれはしんどい。このまま衆院選をすれば問題にならない。ベタ負けですね。

鳥越 あまり明るい材料がありませんね。

小沢 初心に帰ることだと思います。人間ですから約束したことが100%できないのは仕方ない。しかし、約束を守ろうと努力する姿が尊い。最初からやれないというのでは「一体、何のための政権交代だったんだ」ということになる。真摯な努力の姿を原点に返って取り戻すというのが、いいのではないでしょうか。

鳥越 しかし、小沢さんがそう言っても松下政経塾出身の政治家たちは全然違う動きをしています。
小沢 彼らもそういう公約の下で当選してきた。
鳥越 でも公約がほとんど実行されていません。

…中略。

小沢 そう。そのツケが国民に行くから、国にとっても国民にとっても困ったことになっちゃうということ。非常に心配です。

…次章に続く。

もう一つの驚きとは、ジョブズと鈴木八朗さんの関わりだった…AERA11月21日号より。

2011年11月18日 15時32分26秒 | 日記
自伝ではわからない ジョブズイズムつくったもの 人々に衝撃を与え続けたジョブズにも、生涯の手本とし、多水墨画のポスター横山大観の水墨画を大胆に使った1984年の日本向けの広告。当時、広告界の最高峰だったADCグランプリを受賞した(所蔵・斎藤由多加)     
ジョブズが半年だけ通っていたリード大学で、唯一興味を持って通った授業が西洋の文字書式「カリグラフィ」であることは知られているが、文字ではもうひとっ、日本の書にも関心を持っていたようだ。

84年7月、アップルが日本で販売展開するにあたってのキャンペーン用ポスターには、横山大観の水墨画が使われた(右の写真)。当時の電通のアートディレクター、鈴木八朗が手がけたポスターは、禅画のような世界観を醸し出している。アップル研究家で『林檎の樹の下で』などの著書がある斎藤由多加はこう話す。

「当時、ジョブズの右腕だったジョアンナ・ホフマンが日本展開を担当していましたが、彼女の権限だけでは先に進みません。ジョブズがGOを出したからこそ、このような広告ができたはずです」ジョブズが受けた影響が「イズム」として社内に浸透していた表れでもあるという。

…後略。

*何が驚いたかって、芥川は、この頃、この鈴木八朗さんのデスク(「いい日、旅立ち」の大きなポスターが掛っていた)を、昨日書いた同級生にして親友の画家と一緒に訪れ親しい昼食を摂っただけではなく、当時、八朗さんが描いていた美貌画12人シリーズ…あの頃、最も輝いていた女優さんたち、吉永小百合、山田五十鈴etc.の内、三田佳子を描いて銀座4丁目の鳩居画廊で個展を開いていた折には大阪から訪問した挙句、一枚、買わされてしまったのである(笑)

25年前ほどの思い出なのだが、流石は八朗さん、更に見事な仕事をしていなさった訳だ。…因みに彼は芥川の件の同級生の先輩だったのである。  
  

この号のアエラが50万部は購読されなければ民主主義は完成されない。

2011年11月18日 15時20分24秒 | 日記
最近の週刊アエラは様変わりした様にジャーナリズム魂が炸裂している様に見えるのは気のせいだろうか。ひょっとして、それこそ「文明のターンテーブル」効果だったりするかもしれない(笑)

野口悠紀雄氏、吠えるパート2。……AERA11月21日号より。

米で自動車は売れない

ーわずかO・4%の効果?
野口 だから、ほとんど効果はないということです。10月25日に内閣府がTPPの経済効果について、GDPを10年間でO・54%増やすという試算を出しました。内閣府がどういう計算をしたか知りませんが、これを輸出に換算してみると、私の計算と大体合うんです。内閣府のいう10年間の経済効果は、年率平均に直せば0・05%です。これは、ほとんど経済効果はないということですよ(笑)。
 
もうひとつ言えば、米国に対する自動車輸出はもう望めないのです。サブプライムローンの問題ですが、経済危機前の米国人は住宅ローンで車を買っていたんです。キャッシュアウト・リファイナンスと言うんですが、そのメカニズムが壊れたのが2007年の経済危機なんです。だから関税なんかの問題じゃなくて、もう目動車は米国では売れないのです。

-経済学的に言えば米国主導のTPPは百害あって一利なしということになりますね。
野口 まあ0・05%ぐらいの利あり、百害のほうは恐ろしいほどのものということですね(笑)。

経済ブロックは避けよ

-TPPに参加すべきでないとすれば、国際経済の中で日本はどのようにすべきですか。
野口 日本は本当は英国の行き方を学ばなければいけないと思う。英国は簡単にはEUには入らず、ユーロにはいまだに参加していません。そのために、ギリシヤを助けるとかの混乱に巻き込まれなくて済んでいる。賢い行き方だったのです。島国が生きる道は世界中と付き合うということです。米国や中国と特別に付き合うというのではなく、世界のいろんな国と仲良くする。それこそが貿易自由化なんです。TPPが自由化協定などというのは大きな間違いです。新たな経済ブロックを作ることになるのです。第2次世界大戦の遠因になった世界経済のブロック化、それから戦後のEUやNAFTA(北米自由貿易協定)、そういうものに私は反対と言っているのです。

聞き手編集部 佐藤 章


昨日、AERA11月21日号を読んでいて驚いた事、二つの内、まずは野口悠紀雄氏の論説である。

2011年11月18日 15時08分22秒 | 日記
「崩壊するのは製造業だ」
TPPと言えば、打撃を受けるのは農業、得するのは輸出しやすくなる製造業、という図式で語られる。しかし、『「超」整理法』の論客・野口悠紀雄氏は、その俗論を根底から覆す。

のぐち・ゆきお
1940年生まれ。早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問。東大から大蔵省(現財務省)入省、米エール大学で経済学博士号取得。一橋大、東大教授などを歴任し、日本特有の経済構造「1940年体制」の分析でも知られる

-野口さんは、TPP(環太平洋経済連携協定)やFTA(自由貿易協定)を経済ブロック化協定と位置づけて反対されてますよね。
野口 全く反対です。皆さんはTPPを貿易自由化だと勘違いしていますが、そこが一番最初のボタンの掛け間違いです。自由化じゃなくて不目由化なんです。経済ブロック化というのは仲良しクラブを作るということで、その中心の米国は対中国戦略を考えています。対中国というのは、正確に言えば中国排除政策ということです。まずはっきりわかることは、米国はTPPに日本を入れて中国は入れないということです。一方、中国の方も入れてくださいと自分から言うことはありません。なぜならば、関税を下げてもらったところで中国の輸出には関係ないからです。TPPに入ろうが入るまいが中国の輸出は伸びるんですよ。

-中国にとってメリットがないわけですね。
野口 そうです。TPPには、投資家保護条項と呼ばれるISD条項もある。これが中国にとって大問題になる可能性がある。たとえば米国のグーグルが、「中国が検閲をやっているから我々は損をした」ということで提訴できる。その結果、もしも「中国は検閲をやめなさい」ということになったら中国は崩れちゃうわけですよ。それだけ考えても中国の参加はありえない。推進派は、TPPを作れば中国を取り込むのも容易になると言っているが、そんな甘い話はあるわけがない。

中国市場をドイツ席巻

-中国排除政策のTPPを受けて中国側はどう動きますか。
野口 そこが重要なところです。私の推測ですが、米国がTPPで日米の体制を組めば、中国は別のところと組みますよ。すでにアジア諸国とは組んでいますが、私か一番問題だと思うのはEUなんです。中国は、EUとFTAをやる可能性があります。EUの関税は米国の倍ぐらいありますから、中国にとって輸出増のメリットがあります。EU側にとっても中国の関税を下げてもらうことはプラスです。EUと言ってもドイツが中心です。ドイツは歴史的に中国と深い関係がある。それで中国版新幹線もシーメンスが取った、フォルクスワ―ゲンも中国で強い、そういうことが拡大されるんです。中国市場はドイツに席巻されてしまう可能性がある。

―中国の自動車市場では、ドイツ車と日本車が熾烈な競争を展開していますよね。
野口 日本車はドイツ車に負けています。日本がTPPに参加して中国とEUが結べば、日本車は排斥されるようになる。たとえば中国で自動車を生産するための部品や機械を日本は輸出しています。中国の工場が使う中間財です。それらは、本当に日本の輸出の生命線なんです。

-EUの状況を考えればユーロが一層安くなり、日本企業はさらに不利になりますね。
野口 そうです。日本にとって大問題なんです。日本の最大の輸出先は中国です。機械などの中間財を輸出しているが、まさにドイツと競合している。そのドイツが、中国の高い関税をゼロにしてもらい、ユーロ安の恩恵まで受ける。この結果、日本は中国市場という輸出の生命線を失う。だから、TPPで日本の製造業は壊滅するということです。TPPは日本の製造業にとって自殺行為としか言えない。

輸出はほとんど増えず

ーきわめて悲観的ですね。
野口 なぜ経団連がそれを考えないのか、私は不思議でしょうがない。経済産業省の人も一体何を考えてるんでしょうか。彼らの頭はどうなってるのかと思いますね。もう狂ってるとしか思えない。本当は、中国政府が今何を考えているのか、懸命に情報収集しなければいけない時なんだ。国家存亡の危機ですよ。

-一方、野口さんの試算によれば、TPP参加による輸出増大効果も非常に低いですね。
野口 低いです。米国の関税を見ると、たとえば乗用車は2・5%です。これがゼロになると確かになにがしかの効果はあるでしょうが、それより為替変動効果の方がはるかに大きいんですよ。だから、米国向け輸出は実質的に効果なしです。オーストラリアその他の国々が日本の輸出全体に占める比率は2%程度です。つまり、これらの国々に対する輸出が増えたところで大したことないんですね。これまでのデータで算出すると、私の結論は、日本の輸出をO・4%増やすということです。


…以下続く。

世界でただ一国、自ら為替高(円高)政策を取り続けている様な日本である訳ですが…。

2011年11月18日 14時53分49秒 | 日記
世界でただ一国、自ら為替高(円高)政策を取り続けている様な日本である訳ですが、何故、こんな事に成っているかと言えば、芥川が言及し続けた全ての事、たへばな、や、ほへ、や山田某に代表される似非モラリズム…彼等の本質は集団ヒステリーとでも言うべきものでしょう。

痴呆テレビを観、意識し見得を切る者や、此処から出てきた者たち…その発想の根源は結局、芸能人たちからの影響でしか有り得ない、底の浅い、なんでも飛びつくダボハゼ野郎が、その本質だろう。言って駄目なら止めりゃいい。それ位の発想で物を言っているに過ぎない、思い付き野郎の幼稚園児達。拝金主義には丁度良いかも知れないが、社会を、国を、世界を変える、救う事が、この様な浅学、軽薄符牒な、その場限りの思いつき野郎達で為される訳がない。

ルービニNY大教授に聞く③…日経新聞11月18日7面より

2011年11月18日 14時36分04秒 | 日記
米クリントン政権で経済諮問委員会エコノミストや財務省顧問を務めた。世界経済への悲観論から「破滅博士」とも呼ばれる。 52歳。

…前略。  文中黒字化と*は芥川。


来年の米成長率は1~1・5%程度と見る。大統領選をにらむ共和党がオバマ政権の景気対策をのまない。超党派委員会の財政再建協議は合意できないかもしれず、合意しても中身は曖昧なままだろう。

税制改革と社会保障費削減に踏み込むとは思えない。財政再建へ真剣さに欠けると市場が落胆する懸念は残る。

日本は首相が毎年のように変わり、長期停滞を脱する構造改革に踏みきれていない。日銀が緩和を続け国債は大半を国内で消化できてはいるか、永遠には持続できない。*繰り返すが、日本の構造改革はあなたが考えているようなものではない。芥川の解答でしか有り得ない。

中国経済は13年以降にハードランディングするシナリオだ。国内総生産(GDP)の5割を投資でけん引する経済モデルは持たない。不動産バブルの崩壊や過剰設備で不良債権問題か噴き出す。

私は社会主義者ではないが、資本主義は自己破壊的だとしたカール・マルクスの指摘は正しかった。市場経済は金融危機が繰り返し訪れるリスクをはらんでいる。それに備える金融システムと適切な規制を、我々は持たねばならない。(聞き手は米州総局編集委員 藤田和明)


*それに備える金融システムと適切な規制を、我々は持たねばならない。…芥川が、「文明のターンテーブル」、に於いて書き上げた〈解答〉は、この二つをも解決している。げに、恐るべし。芥川賢治なのです。購読せずにいるならば、貴方は、愚かな頭のままで己の穴の中で埋没しているしかない。

ルービニNY大教授に聞く……日経新聞11月18日7面より。

2011年11月18日 14時25分47秒 | 日記
…前略。文中黒字化と*は芥川。

米国には手品のような政策はもうない。財政支出の膨張は許されない。米連邦準備理事会(FRB)は一段の量的緩和に動くだろうが、銀行の超過準備か増えるだけで貸し出しに向かわない。ドル安政策も世界の国が通貨安を望めば、結局はゼロサムゲームだ。


*アメリカですらドル安政策を取っている事を、教授は証明してくれている訳ですが、極東の島国には山田某なる立派な御仁がいて通貨安競争はいつか来た道等と言って、それでなくとも優柔不断にして無策、先送りの政府、日銀の手足を縛り、市場からは完全になめられて、一人、円高の道を歩いて国を疲弊させている、これ以上ない愚かな国が在る訳です。