今日は4時50分に起床。出勤準備をして眠たい目をこすりながら駅まで歩き、長いエスカレーターを下り、6時30分少し前に会社に到着。当然のことながら、1桁の出勤順番(?)。土日のあとの月曜日には先週分の数字が出たり何なりと、皆忙しいのだ。僕の所属する部署も当然忙しく、パソコンの画面を見ながら目が悪くなるよなあと思う。
途中のコンビニで買ってきた水を飲んで、シリアル系の軽い朝食めいた栄養補助食品をもぐもぐと食べて、2つの画面をそれぞれ見る。僕の部署では一人にデスクトップとノートパソコンが1台ずつ支給されていて、その二つを使いながら仕事をする。
月、火はいつも戦争のような忙しさだ。週末になるにしたがって少しずつ穏やかになっていき、再び月曜日が来ると嵐。でもまあ、このリズムにも少しずつ慣れてきた。
会社を出たのは20時。帰りの電車の中で最近読んでいた『デフレは終わらない』を読了。
東洋経済新報社から出ているみずほ証券チーフマーケットエコノミスト上野泰也の書いた本。
帯にはこう書かれている。
原油・原材料が高騰してもインフレにならない!
給料・金利・地価は上がらない!
帯の裏には章立てが紹介されていて、
第1章 デフレは終わらない
第2章 金利は上がらない
第3章 それでも日銀は利上げを急ぐ
第4章 デフレ時代、私ならこうする
となっている。
読みやすく、図表なども多く流れがわかりやすい。「著者は」という主語が多用されていて、真面目な人なのだなとも思う。
印象的だったのはまっとうで納得させられる視点で、たとえば食品関係の賞味期限表示偽装などの原因は人口減少・少子高齢化という社会背景によるものという部分などだ。この「構造的な需要減少要因」が、食品関連業界を構造不況業種と呼ぶべき状況に置いているという意見には説得力があると思う。ゼロサムゲーム的な状況の中でコストダウンの方策は限られている。食に対してはとりわけ消費者の目は厳しい。けれども存続するためにモラルを逸脱して偽装に走ってしまう企業が出てくる、といった流れは今後もまったくなくなるということはないのだろう。改めて繋げられると納得性が高い。
他にも、成長率の上昇下降の数値は相場が変化した状態が1年続くことを前提にして語られていることを忘れてはならないという部分など、経済情報に対しての客観的な目を持つことも述べられている。人には必ず立場があり、立っている場所からの意見を言うものである。それを鵜呑みにしてしまう根拠はまったくなく、それは専門家の意見であったとしてもそうだというのは、語っている人自身が経済の専門家であるというおもしろさがあるにしても、やはり納得性が高い。
また、グラフのひとつに掲げられていた日本の将来推計人口に関しても、考えさせられる部分があった。
2005年
0歳から14歳:13.8%
14歳から64歳:66.1%
65歳以上:20.2%
2055年
0歳から14歳:8.4%
14歳から64歳:51.1%
65歳以上:40.5%
自分ももし生きていれば40.5%の中に入るわけだけれど、いびつな構成であることは誰が見てもすぐにわかる。著者が言うように、日本がとるべきは人口を増やす政策であるというのも国力増進などの面からも、不可欠だということができる。
わかりやすく概観のようなものを知ることができるという意味で、読みやすい本だった。
部屋に帰ってきたのが21時。途中いつも同じことを書いているけれどカットフルーツを購入し、閉まる直前のマツモトキヨシで大きなカットバンと包帯を購入する。昨日擦り剥いた膝小僧が痛くて、かつ小さな絆創膏しかなかったので、傷前面をガードすることができていなかったのだ。靴でもなんでもそうだけれど、サイズの合わないものはやっぱり痛くて、今日一日中膝を曲げている間(つまりほとんどずっと)軽く我慢をしていた。
そして、ドラッグストアなら大きな絆創膏があるだろうと店員たちが店頭のカーゴ車を片付けている横をちょっと急いで駆け込んだのだった。
そしてジャージに着替え、柔軟をしてジョギング(10km)。
帰ってきてから洗濯をして、お風呂に入って、フルーツとちょっとした夕食を食べて、鍋や食器を洗って、明日ゴミの日なのでゴミ袋をまとめて玄関に置いておいて、それからネットのニュースの見出しを確認していくつかのニュースを読んでから、この文章を書いている。
平日の生活は大分パターン化されてきてシンプルだなと思う。
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お知らせ
今日はハーゲンダッツを買ったので、ジョギングしているときからそれを食べるのが楽しみなのでした。
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