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Sun Set Blog

日々と読書と思うコト。

休日前夜

2008年07月25日 | Days

 いまは午前3時少し前。休日の前だからといって、ものすごい夜更かし……

 今日は20時できりのよいところで仕事を終わらせ、そそくさと帰る。会社を出るとすぐ上空を飛行船が飛んでいて、あまりに思いがけない光景に「おおっ!」としばし見とれてしまう。飛行船はゆっくりとしているようで意外とスピードが出ていて、どんどん遠くの方へ向かっていく。慌てて携帯を取り出して写真を撮ろうとしたのだけれど、夜だったのでうまく映し出すことはできなかった。
 それにしても、何の飛行船だったのかはわからないけれど、楕円の大きな風船のような素朴な姿で夜空をよぎっているのだから、面白いなと思う。ぜひ一度乗ってみたいなと思う。

 急いで部屋まで帰り、マンションには入らずに直接駐車場に向かう。今日は週に一度のレイトショーを観に行く日なので、朝から車のキーをスーツのポケットに入れていたのだ。僕の住んでいるマンションは3階建ての2棟の建物が並んでいて、向かい合う中央のスペースに駐車場が確保されている。中庭のような感じがして、結構好きなつくりだ。ちなみに、部屋の窓も道路側ではなく中庭側に面していて、騒音なんかも若干軽減されている。ベランダに干す洗濯物なんかも道路側には見えないことになるので、悪くない。

 引っ越してきてから、よっぽどのことがない限り、休日の前日の晩には近くのショッピング・センターのシネコンでレイトショーを観ることにしている。21時台に最後の上映がはじまることが多く、20時に会社を出れば21時少し前に部屋に着くことが出来るし、夜で道路が空いていればそこから5分ほどでショッピング・センターまで着くことができる。つまりは、21時15分以降の上映であれば、ギリギリ間に合うことができるのだ。

 今日も急いでシネコンに駆け込む。引っ越してきてからこのシネコンですでに8本目の映画。今日は『クライマーズ・ハイ』を観た。骨太の作品で、カメラワークが独特で不思議な感じはしたけれど、無骨な人間たちのドラマといった感じ。好きなタイプの作品ではなかったけれど、面白かった。

 レイトショーを観終わると、0時少し前。ほとんど車もいなくなってしまった駐車場に停めた車まで戻り、駐車券を機械に通す。僕はプリウスに乗っているのだけれど、ハイブリッドカーだけあってかなり燃費のいい車だ。しかも週に一度くらいしか乗らないので、月に一度もガソリンを入れない生活になっている。ガソリンがあり得ない高値になっているご時勢なのでそれはそれでよいのだけれど、こんなに車に乗らないのはもったいないなと少しだけ思う。
 でもまあ、そういう時間が少ないので仕方がない。

 部屋に帰ってきてからは、まずは洗濯物を取り込む。それから着替えて、インターネットをいろいろと見る。普段はなかなかゆっくりと見ることもできないので、休日の前の日にはのんびりしてもいいだろうと思う。

 明日は休日なので、とりあえず時間を気にしないでゆっくりと眠ろう。


―――――――――

 お知らせ

 さすがに眠いのでもう寝ます。

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帰り道

2008年07月23日 | Days

 今日は6時少し前に起きて、7時30分過ぎに会社に到着。朝の電車では大阪に日帰り出張に出掛ける先輩と一緒になり、大変ですねえという話をする。
 今日も頑張って働き、会社を出たのは20時。
 ちょうど近くに住んでいる別部署の先輩(朝とは別の人)と会社の出口で一緒になり、車で送ってもらえることになる。先輩はいつも結構な時間をかけて車で通勤しているのだ。
 先輩が乗っているのはオープンカーで、今日はちゃんと屋根をつけていた。2人乗りの車で、これは完全にスポーツカーだなあと新鮮な目で計器類を見つめながら思う。
 先輩は来月に8歳年下の社内の女の子と結婚することになっている。別の部署でなかなかちゃんと言う機会もなかったので、あらためておめでとうございますと言う。そして、結婚式の準備が想像以上に大変だったという話を聞く。話にはよく聞くけれど、想像以上だったということをしみじみと語っていて、その実感の入り方に、なるほどそうなのだろうなあと納得してしまう。あまりに多いので奥さんになる人に任せるウェートを大きくしていったら、それはそれでまた問題になるのだというような話も、なんだか随分と微笑ましい。

 同じ会社なので相手の女の子のことも知っているのだけれど、持っている優しそうな雰囲気というか、穏やかさのようなところがとても共通するなあと話を聞きながら思っていた。その先輩も特に結婚にはこだわっていなくて、一人が気ままでよかったのだけれど、やっぱり縁のようなものなのだろうなということを話していた。結婚前に一度は乗りたかったと購入に踏み切ったオープンカーも、結婚後にはより居住性や燃費を重視した車に変わるのかもしれない。

 それから、お約束のように僕の話になって、○○は一人で十分満足して暮らしてそうだもんなあというような話になる。「最近そればっかり言われます……」と言うと、「全然焦ってるように見えない」とまで言われてしまう。確かに焦ってはいないけれど、それは間違ってはいないのだけれど、本当に完全に焦っていないわけではないのだ。いくら若く見られてもそれなりの年齢だし。先日も、社内食堂ではじめて喋った随分と後輩の女の子に、こんなに若い人だとは思っていませんでしたと言われてしまう。名前だけは何度か聞いたことがあったみたいで、その話から年上の人を想像していたみたいなのだ。それなりに年は上なのだけれど……と思いつつ、童顔だからねと答える。それにしても、もっと年上に見られるような話って、いったいどんな話題で名前が出ていたのだろう? うーん。

 先輩は、首都圏だと女の人の平均結婚年齢も30歳を超えているらしいよという話をしていて、それは首都圏だからこそ(働いている女性が多い)だと思うのだけれど、事実かどうかは別にして、周りを見回しても結婚は早いか遅いかという感じがする。そして、遅くなると自分なりの生活スタイルが定着している人が多いので、それを崩すことに結構抵抗があるのかもしれない。

 個人的には、こういうことは縁だと思っているので、そういう壁なんてないかのように自然に落ち着くときは落ち着くのだろうなと考えている。そんなことを言って日々を一人でささやかに楽しんだり、仕事ばかりしていたりするので、そりゃあ縁遠くもなるかなと客観的には思うのだけれど。

 マンションの前まで送ってもらい、21時5分前に到着。マンションの前のスーパーに駆け込む。カットフルーツはもう売り切れていて、ちょうど明日が丑の日だったので「そうだ、栄養をつけよう」とうなぎの蒲焼を買う。中国産と静岡産が並んでいて値段が倍も違っていた。ちょっとだけ迷って、静岡産を購入する。

 部屋に帰ってからジャージに着替える。柔軟やら屈伸やらをして、スポーツドリンクを飲むいつもの流れ。そして、ジョギングスタート。今日もいつものコースを約50分で走る。ものすごく汗をかいて、人間の身体の大半が水でできているということだってそうなのだろうなと納得してしまう。
 土曜日から今日まで5日連続で10km走っていて、金曜日はフットサルで、ようは6日間ハードに身体を動かし続けていることになる。これはつまり、雨が全然降っていない(少なくとも夜には)ということでもある。

 ジョギングを終えて、洗濯をしている間にお風呂に入る。お風呂から上がってから、蒲焼をレンジで温めてうな丼にして食べる(蒲焼にはタレと山椒もちゃんとついている)。麦茶を飲みながらそれを食べて、一日早いけれど、土用の丑の日だなと思う。これで栄養をつけてこの夏も乗り切ろうとか思いつつ。

 食器を洗ってからダイニングテーブルの上にまとめておいた郵送物やらチラシやらを選り分ける。いらないものは捨てたり、個人情報が入っているものはシュレッダーにかけてしまう。こういうのは溜め過ぎると億劫になるので、2日おきくらいにぱぱっと処理してしまう。いつも入っているチラシや、無料で配られる地域情報誌などをぱらぱらとめくる。そうこうしているうちに洗濯終了のアラームが鳴って、ハンガーにバスタオルやらTシャツやらをかけていく。一度電気を消してから、窓を開けてベランダに出て洗濯物を物干しにかける。電気を消すのは虫の侵入を避けるためで、数日前に洗濯物を干すために開けた窓から入り込んだ蚊との凄絶な死闘があったばかりだったのだ。

 そしてお湯を沸かしてカフェオレを飲みながらこの文章を書いている。いまは0時少し前。金曜日は休日で、明日は仕事がきりよく終われば、毎週恒例のレイトショーを観に行こうと思っている。何を観るかはまだ決めていないけれど、うまい具合に進んで間に合えばいいなと思う。


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 お知らせ

 最近、ふとポニョの歌が頭の中で繰り返されているときがあって、疲れているのかな……とか思ったりします。
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Weekday

2008年07月23日 | Days

 今日は5時少し前に起きる。もちろん眠いのだけれどシャワーを浴びて無理矢理目覚める。
 Yシャツとスーツに着替えて、バッグを持って出掛ける準備をする。ゴミの日なので忘れずにゴミを捨てていく。
 行きの駅までの道はiPodでPodcastの日経トレンディを聴きながら歩く。まとめてダウンロードしたものを毎日1話ずつ聴いているのだけれど、まだ今年の1月の分あたり。今年のヒット予測なんかが語られていて、ある程度合っていたりそうでもなかったりと、半年の周回遅れで聴くのもなかなかに面白いなと思う。

 会社には6時半前に到着。会社を出たのは20時過ぎ。会社から駅までやはり15分ほど歩く。帰りはPodcastではなく音楽を聴きながら歩く。椎名林檎の『私と放電』の中の「すべりだい」や「意識」などなど。

 帰りはスーパーでお約束のカットフルーツを購入し、コンビニ(セブンイレブン)で野菜スティックを購入する。コンビニから出ると、ちょうど関西を担当していたときの元部下(やはり最近関東へ異動してきたばかり)とばったり出会い(すごい偶然!)、近況めいたことを話す。なぜかジョギングの話になると、「相変わらずストイックですね」と言われる。そんなことないってと言いながら、この単語をよく言われるなあと思う。前の上司にもよく言われていたし、店長をしていたときや関西を担当していたときにもいろいろな人によく言われていた。ジョギング=ストイックというのもイージーな連想のような気もするけれど、それ以外の仕事への取り組み方の部分でも、どうやらそういったイメージを抱かせるようなところがあるらしいのだ。
 個人的には、抜くところは抜くし、楽しくやっているのでそんなこともないのに……と思うのだけれど、客観的に見たら確かにそういう部分があることは否定できないかもしれない。

 ただ単に息抜きと体力づくりのためだけに週に40kmも走るなんて確かにちょっと変わっている。また、僕は(自分で言うけれど)真面目でタフなので、短い睡眠時間でも結構活動できる。そういった部分のイメージから、ストイックに真面目に物事に取り組むといったような社内的なイメージがあるようなのだ。
 真面目すぎるのもまたどうかとは思うけれど、それはやりにくいイメージでもないので、まあそのままで変える必要もないかなと思っている。実際、それなりに真面目には取り組んでいるし。

 でもまあ、ストイックって、そんなに嬉しくないなあとは思う。

 それでも、部屋に帰ってから、ちゃんと着替えて今日も10km走る。今日だって4時間ちょっとしか眠っていないのに、よく走るなあとまるで他人事のように思う。今日もたっぷりと汗をかき、それからお風呂に入る。野菜スティックとカットフルーツを食べて、牛乳を飲む。夏っぽい食べ物ばかり。そこまでで23時30分。明日は6時起きでいいので、ちょっと余裕があるなと嬉しくなる。

 それからお湯を沸かして、先月アメリカに行ったときにTRADER JOESで購入したRASPBERRYのティーバックで紅茶を飲む。TRADER JOESというのは商品の大半が社内の目利きバイヤーによって選ばれたPBやNBであるオーガニック系のスーパーマーケット。パンやワインやお菓子などなど、独自の定評あるPBが有名なのだ。ナショナルブランドも世界中からレアだったりこだわりがあったりするアイテムをチョイスしていて、アメリカでもウォルマートなどと差別化が図れているひとつのモデルケースでもある店舗だ。今回はじめて入ったのだけれど、新鮮でいろいろと勉強になるところが多かった。今回のアメリカではFresh&EasyというイギリスのTescoグループが満を持してアメリカ進出を図った新フォーマットが一番印象深かったのだけれど、TRADER JOESも随分と印象的だった。9月にもう一度アメリカに行く予定なのだけれど、そのときにはもっとちゃんと見てみたいなと思う。


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 お知らせ

 アルコール以外の飲み物は、かなりバリエーション豊富かもと思ったりします。

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ダイジェスト2

2008年07月22日 | Days

 今日は5時少し過ぎに起床。なぜか午前3時に一度目が覚めて、ものすごく喉が渇いていたので牛乳を一杯飲む(起きてからあれは夢だったのかな? と思ったのだけれど、未開封だった牛乳の口が開いていたのでやっぱり起きたのだと確認する)。

 7時ちょうどくらいに会社に到着し、21時に会社を出る(『東京するめクラブ 地球のはぐれ方』を読了する)。途中コンビニなどに寄って、部屋に着いたのは22時ちょうどくらい。
 今日はかなりお腹が空いていて、さらにとても疲れていたのでジョギングするのにものすごい葛藤があった。あんまりお腹が空いていたから、コンビニでお弁当を買ってしまったくらいだ。それでもいやだったからやめるというのもちょっとなと思い直し、とりあえず5kmでもいいから走ろうと膝丈のジャージとTシャツに着替える。屈伸やら腹筋やら柔軟やらを行って、走り終わったらお弁当を食べるぞ! と微妙なにんじんのようなものを自分の前にぶらさげて、22時20分頃ようやく走り始める。

 そして走り出したら、意外とさくさくと走れてしまう。辛いなあという気持ちもないわけではなかったのだけれど、せっかくなのでちゃんと10km走ろうといつものコースを走る。夜のせいか風が少しあって、そんなに蒸し暑くはない。少なくとも、あのまま走るのをやめていたら鈍い後悔をしてしまっていただろうから、そういった意味で走り出してよかったとは思う。

 たくさんの汗をかく。何度か信号で足止めされ、そのたびに屈伸などをして信号が変わるのを待つ。
 終日営業のスーパーや、深夜営業のファミリーレストラン、レンタルビデオショップなどの前を通り過ぎる。同じ夜の、異なる時間の過ごし方。
 途中、何度か同じようにジョギングをしている人とすれ違う。夜のジョギングでは、別に挨拶だって交わしたりはしない。お互い黙々と前を向いて、あるいは少しだけうつむいて寡黙にすれ違っていく。一人ウィンドブレーカーに身を包んだがたいのよい男の人がいて、たぶんダイエットのための服装だと思うのだけれど、かなり苦しそうに見える。でも汗はほんとうにたくさん出そうだ。

 マンションの前にあるスーパーの第2駐車場に到着してから、屈伸と柔軟をする。駐車場と車道の間にある低い柵に手をついて、ゆっくりとアキレス腱を伸ばす。閉店したスーパーの駐車場には人気も車もない。淡いオレンジ色の明かりを投げかける電灯が、駐車場の周辺だけタイムスリップさせたような不思議な落差を感じさせている。
 ゆっくりと膝を曲げて、アキレス腱を伸ばす。屈伸を繰り返すたびに髪についた汗が駐車場のアスファルトに飛び散っていく。ふう、と思う。今日もなんだかんだいって走ってよかったなと思う。走る前は駄々をこねる子供のようにいやがって見せていたくせに現金なものだと、自分のことながら思う。
 マンションに帰るときには、車止めの上をバランスを崩さないように歩いていく。こういう歩き方を、子供の頃によくしていたなと思いながら。

 帰ってから炊き上がっていたお風呂に入り、バスタオルでごしごしと髪をふく。そして、走る前からごほうびとして楽しみにしていたお弁当をレンジであたためる。麦茶の入った冷水筒を出して、同じくコンビニで購入したサラダと、スーパーで購入したカットフルーツ(毎日の定番)を取り出す。
 時計を見ると23時45分。もう1時間もすれば眠るだろうに、それでも今日はこのお弁当を食べることを楽しみに10kmも走ったのだと一人ごちる。ダイニングテーブルの上にランチョンマットを広げて、お弁当を食べ始める。

 お弁当はおいしかった。おなかはいっぱい。そう言えば、コンビニのお弁当を食べるのは一月振りくらいだ。
 麦茶を全部飲んでしまったので、冷水筒を一度洗って、水出し麦茶を作る。水は玄関の下駄箱の中から六甲のおいしい水を持ってくる。目の前のスーパーで安くなったときにまとめ買いして、冷蔵庫に入りきらない分は下駄箱の中に並べてしまってあるのだ。大きな下駄箱が備え付けられていて、靴の数が全然それに見合っていないので、結果としていい戸棚扱いだ。キッチンペーパーの買い置きなんかも下駄箱の中に入れている。意外と悪くない収納スペース。

 それから明日がゴミの日なのでゴミ袋を用意して、口を縛って玄関に置いておく。お湯を沸かして、スティックタイプのカフェオレを飲みながらこの日記を書いている。いまは0時30分。
 明日も5時起きなので、歯を磨いてから眠ろう。さすがに。


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 お知らせ

 携帯のアラームは、もちろん5分おきに鳴るようにしてあります。

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Days

2008年07月21日 | Days

 今朝は5時半に起床。すぐに鍋にお湯を沸かして、パスタを茹でる。昨日の残りのパスタの具があったので、朝食べないと悪くなってしまうとささっと用意をする。朝食を食べてからシャワーを浴びて、着替える。本社勤務になってありがたいのは、クールビズでもいいことだ。ノーネクタイは気楽だし、この季節には重宝する。iPodを聴きながら駅まで急ぎめに歩く。

 7時20分頃会社到着。20時少し過ぎに会社を出る。電車の中で今週の出勤時にずっと読んでいた『東京するめクラブ 地球のはぐれ方』のページを手繰る。いま416ページまで読んでいるので、明日には読み終えることができるだろう。この本を読んでいると、ものすごくサハリンに行きたくなる。サハリンの原生の自然を間近に見たくなる。いつか行ってみたいなと自分の中にメモ。

 長いエスカレーターを上って地上に出る。ほとんど風がないときでも風が吹き込んでくるそのエスカレーターに乗っていると、ときどき自分がSFの未来都市の中にいるかのように思えてしまう。人工的な都市。無機質な駅前の景色。

 駅前にあるスーパーでサラダとカットフルーツを購入する(夜の分と朝の分の2パック)。家の前のスーパーは21時で閉まってしまうので、遅くなったときにはこの駅前のスーパー(22時まで)を利用することが多い。
 駅から部屋まで15分ほど歩く。電灯の少ない薄暗い道路。

 部屋に着いたのは21時少し過ぎ。バッグを置いて、まずベランダに出て洗濯物を取り込む。それからYシャツをクリーニング屋に持っていく袋にしまって、Tシャツとハーフパンツに着替えて、軽く柔軟をする。スポーツドリンクを飲んで、iPod nanoにnike+iPodのセンサーを取り付ける。イヤホンを普段用からジョギング用の引っ掛けるタイプに取り替える。もう一杯だけスポーツドリンクを飲んで(そうしないと走っている間に脱水症状のように気持ち悪くなるのだ)、お風呂の自動炊きボタンを押す。

 ジョギングスタート。
 10.31kmを走る。1km約5分のいつものペース。今週は映画を見に行った木曜日と、フットサルに行った金曜日以外は毎日走っている。つまりは週約50km+フットサル。何かの修行でもしているのだろうか? と思ったりもするけれど、これはたぶん半分趣味のようなものなのかもしれないと思う。本当は週に40kmか30km+フットサルくらいのペースでいいと思っているのだけれど、なんとなく習慣になっているのと、最近は夜に雨が降らないのでハイペースになってしまっている。何事もあんまりハイペースになると続かないので、バランスに気をつけようと思う。

 約1時間後(ジョギング50分+屈伸や柔軟など)に部屋に戻ってきて、お風呂に入る。その前に全自動洗濯機を「お急ぎ」モードで回す。バスタオルや汗だくのTシャツなんかを突っ込んでいく。洗剤と柔軟剤を入れる。防音がそれなりにしっかりしているのと音があまりうるさくない洗濯機なことと、1階はちょうど空きテナントになっていて誰も住んでいないので、と心の中で言い訳をしつつ夜に洗濯機を回してしまう。

 お風呂からあがってバスタオルで髪を乾かした後、エアコンの前へ移動。涼しいと後ろ髪を引かれつつ、台所へ。ものすごくお腹が空いていたので、軽くご飯を食べようと思ったのだ。23時前で食事をしない方がいい時間帯ではあるのだけれど、別にダイエットをしているわけではないし、運動をしているのだから栄養をつけないと! とかいい加減な理屈を並べつつ冷蔵庫を開ける。

 またしてもパスタを作る。ホウレン草となすびとベーコンのパスタ。今日はトマトソースは使わずに、パスタの煮汁で軽く塩味に煮込む。ダイニングテーブルにランチョンマットを敷いて、スーパーで買ったサラダとカットフルーツ、そして冷奴も一緒に並べる。微妙な組み合わせ? と思いつつおいしく食べる。パスタは昨日の逆で煮詰めすぎてもうちょっと水気があってもよかったかもしれない。でも手早く食べられるのでパスタはやっぱりいいよなあと思う。

 それからフライパンや鍋や食器を洗う。生ゴミを片付けて、ハンドソープで手を洗って、キッチンペーパーでシンクの湿気を拭く。それからお湯を沸かして、コーヒーを淹れる。スティックタイプのカフェオレ。コンビニでよく売っているこの手のシリーズをたくさん常備していて、そのときの気分でいろいろな味を楽しんでいる。

 そして、音楽を聴きながらこの日記を書いている。いまは0時少し前。お腹いっぱいで、これはちょっとした幸福(あるいは小確幸)というやつだなと思いながらのんびりしている。今日も一日慌しかったなと思う。忙しかったし。
 明日も朝が早いので(5時起き!)、もうちょっとだけ文章を書いてから眠ろう。


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 お知らせ

 Daysを書くことができるようになってきたので、少しずつ(あるいはそれなりに)新しい生活にもなれてきたのかもしれません。

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休日

2008年07月20日 | Days

 昨日に引き続き今日も休日。
 起きると足首が痛い。前夜のフットサルの影響……サッカー未経験者なので下手なのだけれど、迷惑を掛けつつ楽しく遊んでいる。ジョギングをしているのでスタミナ的には問題ないのだけれど、この時期のフットサルは本当にびっくりするくらいの汗をかく。スポーツドリンクをがぶがぶ飲んで、走っているうちにあっという間にそれを放出しているような感じ。でも身体を動かすのは随分と健全でまっとうだ。
 ただ、足首が痛くなることからもわかるように、ジョギングとフットサルは使う筋肉が違うので、痛くなる部位も出てくるのだ。

 スリッパを履くと痛みがある。見ると足の指の上の皮がめくれていた。そこがスリッパに当たっていたのだ。絆創膏を巻きながら、いつの間にめくれていたのだろう? と思う。前日に気がつかなかった箇所だ。

 スーパーで購入していたカットフルーツ盛り合わせ(198円なのにいろいろ入っている!)を牛乳と一緒に食べて、それから掃除をする。掃除機をかけて、トイレを掃除し、それからお風呂を掃除する。その後でシャワーを浴びて、買物に出掛ける。電車に30分ほど乗ってターミナル駅へ。

 買物では無印良品に行ってほうきとチリトリなどを購入する。玄関の掃除用。柄にいろいろな掃除道具をセットできるシリーズを売っていて、モップなども一緒に購入する。先を付け替えるだけでいろいろな掃除用具になるのだから便利だ。

 他にもいろいろなものを見る。電車の中ではいま読んでいる本の続きを読む。アーヴィングの『また会う日まで』の下巻。もう少しで読み終えてしまうのが名残惜しい作品。

 帰ってきてから、荷物を置いて、家の目の前にあるスーパーに買物に行く。夕食の材料の買い出しだ。
 洗って平たくした牛乳パックを持って行き、それをスーパーの入口の脇にある牛乳パック回収ボックスに入れる。夕方過ぎなので、回収ボックスは満杯に近くなっている。スーパーが目の前にあると、こういうちょっとした手間がわずらわしくなくできるので随分と重宝する。

 ペットボトルのスポーツドリンクなどもたくさん飲むのだけれど、中を洗ってフィルムをはずして、ぺこっと潰してからゴミ袋に入れている。ただ、ゴミの日にマンションのゴミ置き場を見ると、その辺を全然無視しているペットボトルが当たり前のように袋に入れられていて、少しだけうーんと思う。
 僕の住んでいる市は結構ゴミ出しに厳しくて、引越しの日にもらったゴミ出しのパンフレットを見て、いつもカレンダーにゴミの日を書き込んでいる。ペットボトルも空きびんも、それに紙・雑誌類も月に2回しか収集がないので、把握しておくことが大切なのだ。無印良品のカレンダー(毎年同じものを買い続けている)には書き込みスペースがあるので、そこに書いている。帰宅後に確認したりして、明日は○○のゴミの日だとかチェックする。ゴミ袋の口を結って玄関に置いておく。そうしておけば出勤前に忘れることがないし。
 他愛のないことだけれど、そういう細々としたことをやっていかないと、一人暮らしなんて簡単に惰性に陥ってしまう。冬の北の町で雪かきをしないと大変なことになってしまうように、日々の家事もスルーし続けると収拾がつかなくなってしまうのだ。
 僕もどちらかというとマメな方だと思うけれど、時期によっては部屋が荒れたときもあったので、どうしてそうなってしまったのかということを自分なりに考えて、陥りやすいはまりパターンにならないように予防線を張ってきた。よく言えば仕組み化だし、ざっくり言えば自分なりの生活のパターンに慣れたということなのかもしれない。

 でもまあ、日々の他愛のないことをできるだけマイペースで快適に過ごそうとするのは、たぶん大切だし大事なことなのだと思う。

 スーパーから帰ってきてから、食材を冷蔵庫に入れる。そして、ジョギングに出発する。今日もいつもと同じコースを約10km。1kmあたりのペースは4分57秒。汗をたっぷりかいて、喉がものすごく渇く。走っている間は気にならなくなるのに、走り終わると足首が痛い。2日もすれば治まるだろうけれど。
 帰ってからすぐに冷蔵庫からスポーツドリンクを取り出して、コップに注いでごくごく飲む。それからお風呂に入って、洗濯をする。

 暑い……と思いつつエアコンの風に当たり、それから夕食の準備。今日はアスパラとホウレン草とベーコンのパスタ。ホールトマトの缶詰の量が多すぎてちょっと水っぽくなってしまったけれど、自分しか食べないのでまあいいかと思いながらぱくぱく食べる。アスパラがおいしいと思いながら。
 サラダはコンビニで買ってきたものを食べる。サラダはコンビニやスーパーで出来合いのものを買うことが多い。その方が手軽だし、いろいろな野菜を無駄にしないで済むし。

 そして洗濯物をベランダに干して、まったりとする。コンビニで買ったKIRINの「世界のKitchenから」シリーズのコンフィチュール・オ・レを飲みながら文章を書く。とろーり煮詰めたミルクジャム×エスプレッソというキャッチコピーに惹かれ手に取ったのだけれど、これは個人的にはかなりツボ。

 というような感じの休日で、のんびりと休むことが出来た。明日からまた仕事なので、頑張ろう。


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 お知らせ

 昨日も書きましたが、Charaの「ラブラドール」(RADWIMPSの野田洋次郎作詞作曲!)は個人的にはかなりのへヴィー・ローテーションなのです。

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Housekeeping!!

2008年07月18日 | Days

 新しい部署に異動になってから約1ヶ月、引越しをしてから約1ヶ月半が過ぎた。
 今日は休日。
 大分慌しく、あっという間の1ヵ月半だったような気がする。
 仕事が忙しいのはもちろん、休日も新しい場所で新しい暮らしをはじめているということもあって、いろいろと「揃えなければならない物/揃えたい物」があったり、それなりに数の多い手続き関係があったりということも影響していたのかもしれない。
 毎日、何かしら「やるべきこと/やりたいこと」があり、それをひとつずつこなしながら、気がつくと7月もこんな時期になっていたという感じだ。

 仕事の日は、大体5時か5時30分に起きて準備をする。埼玉県から東京に通うのでそれなりに距離があるのだ。いまは新しい部署の仕事を早く覚えたいと思っているので、自主的に7時過ぎには会社に入り、正式な始業時間の前にいろいろと進めているという感じだ。最初の3ヶ月くらいはそういうことが大切だと思ってやっている。通勤途中は、歩いている間はiPod nanoでPodcastのニュースや情報番組を聴いて、電車に乗っている間は本を読んでいる。帰りは最寄り駅に住んでいる同僚と一緒になることもあって、そういうときには電車の中でいろいろと喋っている。

 大体21時から22時過ぎの間に部屋に帰ってくる。週に4日ほどそれから軽く柔軟をした後、約10kmのジョギングをする。自動でお風呂を炊いておいて、50分ほど走った後すぐにお風呂に入る。それから簡単な夕食(果物とかサラダとか)をとって、一息つくと大体11時30分くらいになっている。
 朝が早いので、インターネットなどをさっと見たり文章を書いたり、翌日のスーツやYシャツなどを準備してから、0時から1時の間に眠る。

 本社勤務になり、これまで飲んだことのない人たちと飲みに行く機会も増えてきた。
 独身の同期に誘われ、同じく独身の後輩女子社員たちと飲みに行くことがあったり、新しい部署のチーム(100人以上いる部署なので、いくつかのチームに分かれているのだ)の飲み会に行ったりもした。他にも今度飲みに行こうと約束をしている人が何人かいて、そういうのって本社勤務っぽいなとか思う。
 でも僕の所属しているのは社内でも忙しいことで有名な部署(?)なので、基本的には仕事をして1日が終わるという感じだ。夜にジョギングをしてゆっくりと頭と身体をほぐすことがとても貴重な時間になっている。この1ヶ月、大体週に40kmくらい走っている。週に1回社内のメンバーで行われているフットサルにも顔を出すようになったので、大分身体を動かしている。体脂肪率も30代で16%台なので、少なくともメタボの心配はなさそうだし。

 そして、いまはまっているのが家事だ。
 これを言うと驚かれるのだけれど、いま住んでいる部屋を決めるときに、下見をしないで決めてしまっていた。異動前にずっと出張していたということと、忙しかったということもあって、不動産会社からPDFファイルで送ってもらったたくさんの物件情報の中から、えいっ! と決めてしまっていたのだ。決めた理由は新築であるということと、収納スペースが多かったということ。それなりに長く住むことになりそうだったので、新築ならそんなに間違いはないだろうと思ったのだ。
 その乱暴な選択は、結果的にかなり当たりになっていて、今の部屋はとても快適だ。新築なのでIHヒーターだし、浴室乾燥機もついているし(雨の日には重宝する)、トイレはウォッシュレットだ。家賃はちょっと痛い出費ではあるけれど、基本的に部屋にいる時間が大切なので、そのことを考えるといい選択だったと思う。

 そのお気に入りの部屋の中で、休日になるとせっせと家事をしている。休日には洗濯は必ずするし、掃除機だってかける(ちょうど前の掃除機が壊れたので、ダイソンを買ってしまいました……)。Yシャツをクリーニングに出しにいくし、お風呂の掃除も忘れられない。平日にそれらに時間を掛けることはできないので、休日の午前中に一気にやってしまう。ある休日には、掃除の勢いついでにコーヒーメーカーの洗浄を1時間くらいかけてやっていたりもした(洗浄キットというやつがあるのだ)。

 料理もやっている。いまの部屋はなんとマンションの目の前がスーパーマーケットで、隣にマツモトキヨシ(ドラッグストア)があるというかなり恵まれた立地なのだ。めっきり外食をしなくなったのであまり使わないけれど、モスバーガーとケンタッキーとミスタードーナツだって徒歩5分圏内にある。大きな書店とCD店の併設店も徒歩5分圏内にある。セブンイレブンもあるし、難点と言えば最寄の駅まで徒歩15分ほど掛かることくらいだ。

 料理は肉じゃがやらハンバーグやらなすとひき肉のカレーやら、カブと玉ねぎのスープやらいくつかのパスタやら、本を見ながら出掛けない休日にはほぼ確実に作っている。引きこもりだなーとか思いながら。鍋だってIHヒーター用のものに買い替えて(結構な出費だ……)。
 一人暮らしが長いのでそれなりに料理はできるのだけれど、せっかく毎日部屋に帰ることのできる生活になったのだから、もう一度ちゃんと本を見ていろいろとチャレンジしてみよう! と思って楽しくやっている。
 難点は量がどうしても2人分などで作ってしまうので、同じものを食べることになるということ。そして休日中心になってしまうので、どっちかと言うと高上がりになってしまうこと。でもまあこれは趣味に掛かる費用と割り切ってしょうがないと思っているのだけれど。

 また、車で10分(夜で空いていれば5分)のところには大きなショッピングセンターがあって、そこにはシネコンが併設されている。いままでの部屋の中で一番シネコンが近いこともあって、結構頻繁に観に行っている(引っ越してからすでに7本観ている……)。昨日の夜も間に合うように仕事を終わらせて、21時半過ぎからはじまる『近距離恋愛』をレイトショーで観て来た(観客が3人しかおらず、微妙な感じではあったけれど)。『奇跡のシンフォニー』がいい感じで、『僕の彼女はサイボーグ』はストーリーはともかく綾瀬はるかがとても印象的だった。『スピード・レーサー』は迫力のレースシーンに驚かされ、『マジック・アワー』はお約束に笑えた。
 休日の前の日の夜にレイトショーを観に行けるなんて、なんだか随分と楽しい感じだと嬉しく思っている。

 休日に出掛けない日の午後はのんびりと本を読んだり文章を書いたり音楽を聴いたりしている。2時間くらい眠ることもある。いままであまり昼寝的なことをしてこなかったので、やっぱり新しい部署での仕事に疲れているのだろうなと思う。また、都内まで買物に出ることもあって、大体そういうときには新宿に出ることが多い(ちょうどセール時期でしたし!)。
 ジュリー・デルピーの監督作品『パリ、恋人たちの2日間』も観た。もうちょっと仕事が落ち着いたら(落ち着くのか……?)、単館系の映画館や美術館めぐりも含めて、もうちょっと都内に出るようにしようと思う。

 早く結婚しろとはかーなーりー言われている。ある程度の年齢を過ぎると、本当にこういったことを言われる頻度が増えてくるのだ。先日30歳前の女の子たちと飲んだときには、女の子のほうがこの手の問題は頻繁に話題に上っているのだなと実感させられた。独身男同士であまりそういう話はしないし……ちなみに、僕や同期の同僚は、一人でなんでもやっていて、焦っているように見えないからだめなのだそうだ。別の先輩たちには「ジョギングをしている場合じゃなくて、もっと隙を見せないとだめだ」と諭される。「隙を見せるというと、いつもよだれでもたらしておきますか」とちゃかして答えておいたのだけれど。

 でもまあ、早く結婚しろネタは30代独身者へのお約束のネタのようなものなので、ノルマのような感じで受け応えているという感じだ。最近は婚活という言葉もあるくらいなので、他にも独身者はたくさんいるじゃないですかーとも思うのだけれど(まあみんな多かれ少なかれ言われているのだろうけれど)。


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 お知らせ

 Charaの『honey』と安藤裕子の『chronicle』を繰り返し聴いています。
 ジャケットにも出ているCharaの娘(菫ちゃん)は、中性的で独特の存在感を持っていて絵になりますね。RADWIMPSの野田洋次郎作詞作曲の曲(「ラブラドール」)があるところも、さすがChara!! という感じなのです。
『chronicle』では最後の曲、「さよならと僕、ハローと僕」がかなりのツボでした。
 僕はどちらもCDで購入しましたが、どちらもiTunesでも購入できます。

 さて、これからフットサルに出掛けてきます。

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The last business trip.

2008年05月21日 | Days

 今日のDaysは神戸から。
 この言い回しもあと僅かだ。来週には引越しをして、新しい部署に所属することになる。
 明日からは後任へ(と言っても先輩だけれど……)引継ぎを4日間行って、それから引越し準備。
 結局埼玉県に引っ越すことにした。車を手放さないことに決めたためで、駐車場(高すぎる!)のことを考えると都内は厳しいなと思ったのだ。一応今年の春に新築されたばかりの1LDKで、50㎡弱あるので一人には十分すぎるくらいの広さ。収納もたくさんあるので使い勝手は良さそうな部屋。IHヒーターだし。

 引越しはいつだって楽しい。社会人になってから8つ目の部屋で、これは平均と比較するとやっぱりかなり多いのだろうなと思う。でもまあ次は本社勤務になるので、結婚でもしない限りはしばらく引っ越すこともないだろう。毎日ちゃんと自分の部屋に帰ることの出来る生活、というのはやっぱりいいものなのだろうなと思う。

 後は通勤のときの満員電車に耐えられるかどうか、というところか。

 1年にも満たない関西での仕事だったけれど、いろいろと勉強をさせてもらった。ずっとどちらかと言うと東日本中心でやってきていたので、西日本のある種の感じを知り得ることができたのは個人的にはとても印象的なことだった。

 慌しくて、明日からの引継ぎもあっという間に終わってしまいそうな気がするけれど、もうしばらく来ないだろう神戸や大阪を、ちゃんと目に焼き付けておこうと思う。


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 お知らせ

 ステーキはもう一度食べたい! と思っていたりします。

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キャリーバック

2008年05月05日 | Days

 今回の出張生活がはじまる前、昨年の夏にキャリーバックを買った。そのときにはまさか一年も経たずにまたも異なる部署に行くとは思っていなかったので、結構いいやつにした。サムソナイトのプラスチックのような素材で出来た黒いキャリーバック。東急ハンズで購入。
 まず、1ヶ月もしないうちに壊れた。今でも覚えているのだけれど、JR姫路駅のホームから降りるためのエスカレーターの途中でいきなりガクンとなって、気がつくと4つあるキャスターのうちのひとつが外れていた。朝のラッシュ時の移動するエスカレーターの上だったので、慌てて外れてしまったキャスターを回収する。人の波から外れ駅構内でなんとか取り付けようとしてみた。けれどもそれなりに複雑にできているキャスターは簡単にははめることができず、仕方がなくはずれたキャスターはビニール袋に入れて、キャスター3つでガラガラとキャリーバックのバランスをとりながら引きずっていくことにした。前にも書いたかもしれないけれど、最初がちゃがちゃやっていたら、駅員さんにもっと端に行って下さいと言われ、せつないなーと思いながら端まで移動した。自転車のチェーンを直しているときのような油まみれの手のまま、駅のトイレで手をごしごしと洗う。

 次の休みにハンズに持って行き、修理を依頼する。買ったばかりだったこともあって無料での修理となった。ただし、修理完了まで3週間かかり、その間も出張はあったので荷物に釣り合わないサイズのバッグで苦労しつつ移動していた。

 それから約9ヶ月。再びガクンとキャスターが転がっていった。
 今度は三宮のいつものホテルを出て少ししてから。バランスを崩し、危なく転びそうになる。あっ! と声に出さずに思いながら、既視感のある光景にまいったなと思う。今度は最初から取り付けようとは思わず、すぐに袋にしまいこむことにする。これはバッグが悪いのか、こちらの使い方が悪いのか、いったいどちらなのだろう? と思う。しかも、二度とも朝に外れるので、そこからの移動が長いんだよなと思う。

 でもまあまた修理に出すしかないし、出張生活も終わりに向かいかける頃に再び壊れるなんて、酷使しすぎたのかななどと思う。確かに毎日のように使っていたので、普通のキャリーバックの頻度よりは多いのかもしれないけれど。


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 お知らせ

 いよいよ明日でGWも終了ですね。仕事でしたけど……

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相変わらずの日々

2008年05月05日 | Days

 現在、5泊6日の出張中。引越しの部屋探しすらまだ行えておらず、まあGWなので業者も休みだろうというようなことを思っているところ。それにしても、普通の暮らしなら毎日仕事帰りに少しずつ整理や準備をしてということもできると思うのだけれど、休みの日以外は常に出張という今の暮らしでは、荷物の整理すらままならない。これから1~2ヶ月くらいの間は、休みもほとんど返上といった感じで動き続けなければならないような感じがしている。慌しく、なんだか常にバタバタとしている。何か大切なことを忘れているような気がするけれど、これだけバタバタとしていたら、ゆっくりと休むことが出来るときがきたら、本当に嬉しくて心の芯からのんびりした感じを抱くのだろうなと思う。

 それでも何だかんだで今週も3冊本は読んでいるので(『ご冗談でしょう、ファインマンさん(上)』と『WAL-MART エグい会社に知恵で勝つ』、『ローマ人への20の質問』)、隙間時間(僕の場合主に移動時間)をそれなりには活用できているのかなと思う。今年に入ってから大体週2~3冊ペースは維持しているので、そういう意味では移動が多い部署の役得かなと思う。

 先日、若いメンバーとご飯を食べに行って、全員に睡眠時間がものすごく短そうだという認識をもたれていることがわかり、あららと思う。もちろん、決して自分の睡眠時間が長いとは思わないけれど、倒れこむように眠りに落ちることだってたくさんあるのだ。イメージってこわいなあと思う。
 でも今これを書いている時間だって午前2時少し前なので、やっぱりあんまり寝ていないのかもしれないけれど。

 iTunes Storeで紹介されていたので深い意味もなく衝動買いした曲がものすごくツボだった。坂本真綾の「さいごの果実」という曲。この人のことはあまりよくわからないのだけれど、透明感のある声に、せつない感じの曲調、そして繊細な歌詞。ストライクゾーンの絶妙なコースを衝かれた感じ。
 歌詞とはちょっと関係ないのだけれど、この曲を聴いていると海辺の田舎の町に生きる高校生たちのイメージがどうしても浮かんでしまう。若さゆえの衝動のようなものをもてあまし気味な、荒削りな高校生たちのイメージ。
 1項目リピートでついずっと聴き続けてしまう。


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 お知らせ

 4日の神戸は最高気温27度。三ノ宮駅を歩いていると、半袖姿の人も多かったのでした。
 すっかり気持ちのよい初夏ですね。

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